一戸建てかマンションか?徹底 比較

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家を考える方が迷うのが、一戸建てにするか、マンションにするかだと思います。
質問系サイトでもそういった悩みを相談される方が多く、数多くの意見が飛び交っています。

そんな

「私たち家族はどちらが向いてるの?」

といった疑問を解決できるよう、
専門家の目線から、それぞれのメリットとデメリットを整理して紹介します。

目    次


 

一戸建てとマンションの比較

 

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私たち家族は一戸建てとマンションのどちらが向いているの?

そういう方のために、
各条件ごとに簡単に比較できる表をつくりました。

 

  一戸建て マンション 備考
間取り 自由度 一戸建てでは注文住宅が選べるため
マンションよりも自由度が高い傾向にあります
バリアフリー 廊下の幅やトイレの大きさなど
どちらもバリアフリー対応の物件が可能です
使い勝手 一戸がワンフロアで繋がるマンションの方が
向いている傾向にあります
リフォーム マンションの場合、間取りの変更などは
構造の問題が絡むため難しくなります
設備 仕様の自由度 マンションでも仕様が選べるところも出てきましたが、
戸建の方が選択の幅が広くなります。
太陽光発電等の設置 × 太陽光発電などは共有部への設置になりますので、
個人で取り付けるのは難しいでしょう
駐車場の利便性 マンションは、駐車場までどうしても離れてしまいます
お金 購入資金 近年マンションと一戸建ての価格差は小さくなっていますが、
土地から購入となるとマンションの方が安い傾向にあります
資産価値 建物の資産価値は年々下がっていきますので、
土地の広い一戸建ての方が下がりにくいといえます
維持費 マンションなどには管理費がかかりますので、
戸建の方が安くなります
環境 利便性 同じ金額であれば、マンションの方が立地の条件が
良い傾向にあります
外の騒音 戸建より道路などからの距離が離れるので、
騒音などは入りにくくなります
上下・隣戸からの騒音 マンションは構造躯体を共有していることから
どうしても騒音が気になる傾向にあります
採光 立地の条件によって一長一短ありますが
各部屋の採光が確保しやすいのは戸建となります
通風 マンションは一般的にワンフロアのため、
一戸建ての方が確保しやすい傾向にあります
防犯 マンションはオートロックなどを備えた物件が
多い傾向にあります

 

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一般的な一戸建てとマンションを比較しました。

それぞれの条件によっては、この通りにならない場合もありますが、
一戸建てかマンションかを迷っている方は、
参考にして頂ければと思います。

 

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一戸建てとマンションのメリット・デメリット

 

ここでは、比較した内容をもう少し具体的に見ていきましょう。

 

 

◆ 一戸建てのメリット・デメリット

 

 

☆ メリット1 : 所有の満足感

 

 

一戸建ての最大のメリットは、その土地や家が本当に
その家族だけのものといった満足感が得られるところではないでしょうか。

また、その家族だけのものですので、
数十年お住まいの後リフォームしたいと思ったら、
そのご家族の意思でリフォームを行うことができます。

 

 

☆ メリット2 : プライバシーの確保

 

 

隣地とは、一定の距離がありますので、
マンションのような騒音のトラブルに発展するケースも稀です。

歩く音にも気を遣うような生活をしなくていいため、
精神的に楽といった点が挙げられます。

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★ デメリット1 : 購入資金が高い

 

 

一戸建てのデメリットは、
購入時の予算がマンションに比べて高い点が挙げられます。

近年では、一戸建ても安くなってきていますが、
同条件のマンションと比べると高い傾向にあります。

 

 

★ デメリット2 : 新築工事の依頼先

 

 

工事を依頼するときに、その業者の見極めが重要になってくる点でしょう。

 

現在は、完成保証制度などの充実によって
そのリスクは減ってきていますが、
そういった保証制度を利用していても
資金的負担が増える場合もあるので注意が必要です。

 

 

☆ マンションのメリット1 : 購入資金

 

 

マンションのメリットは、
一戸建てよりも購入金額が安いといった点が挙げられるでしょう。

ただ、十年以上前は1,000万円以上開きのあった販売価格の差が徐々に縮まり、
現在では300万円ほどになっているようです。

物件や地域によっては、逆転していることもあるので、
価格だけで比較したい場合は、
一戸建ても見積もりをもらってもいいのかもしれません。

 

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なお、最近では、マンションを購入される方が減少していることもあって
新築マンションの『再販物件』では、販売価格の見直しや値引きされる
物件も増えています。

郊外などで探すなら、こういった再販物件を中心に探してみると
掘り出し物件が見つかるかもしれません。

 

 

☆ メリット2 : 維持管理が楽 

 

 

毎月管理費を納めていれば、
共有で使う部分は計画的に維持管理を
行ってもらうことができます。

 

専有部分の管理は各家庭で行うことになりますが、
定期的にメンテナンスが必要な外壁部分や防水に関わる部分などは
管理組合で行います。

 

 

☆ メリット3 : 虫が入りにくい

 

 

マンションで高層階の場合は、
蚊やアリなどの虫が上がってきにくいといったメリットがあります。

特に虫が嫌いな方が増えてきた現代では、
このメリットが魅力的な方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

★ デメリット1 : 上下、隣の騒音問題

 

 

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マンションに住むにあたってもっとも問題になりやすいのが、
『騒音』です。

生活をするには、どうしても音が出てしまいます。

歩行やドアの開け閉め、洗濯や入浴、トイレやお風呂の排水音などは
構造材や配管を伝わりますので、防ぐことができないのです。

 

また、問題が起きやすい原因の一つに、
お互い様の関係ではなく、上の階の人は下の階に、その下の階の人はさらに下の階の人に
といった一方的に騒音を許容してもらわなければならないといったことが挙げられます。

 

現在は、床の防音性能を上げて、音を伝えにくいような作りになっていますが、
それでも全く聞こえないようなレベルではありません。

 

どうしても小さなお子様がいるところは気を遣わなければなりません。

 

 

★ デメリット2 : 価格の下落

 

 

建物の資産価値は年々下がっていきます。

それに対し、土地の価格はそれほど変化はありません。

マンションは、一戸建てに比べて土地の所有する面積が小さいため
どうしても転売する時には購入価格よりも大きく値落ちしてしまいます。

 

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一戸建てとマンションの快適性

 

 

では、一戸建てとマンションの快適性について比較してみましょう。

 

この快適性ですが、「温度環境」、「音環境」、「光環境」、「通風環境」

で確認することにします。

 

 

◆ 温度環境について

 

 

マンションから一戸建てに移り住まれた方は、

「暖房などの光熱費が上がっているのに寒い・・・」

といった印象を持たれる方が多いようです。

 

これは、マンションの場合は、隣や上下が外ではなく、
暖房などをされた家が隣接しているためで、
外気に面する壁や窓はそれほど多くありません。

そのため、暖房をあまりしなくても暖かさをキープすることができるのです。

 

一戸建てでもマンションと同等の暖かさを得ることは可能です。

ただ、それには、断熱性や気密性を上げていかなければなりません。

現在マンションなどにお住まいの方は、
一戸建てを建てる際には、この断熱性や気密性を考慮した家を
検討するといいでしょう。

 

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◆ 音環境

 

 

音でも外から入ってくる音と、上下階や隣の家から聞こえてくる音があります。

一戸建ての場合は、前者が気になりますし、
マンションの場合は、後者が気になるでしょう。

そのため、この音環境は甲乙つけがたい部分になります。

 

では、まずマンションの音を気にされる方にアドバイスです。

 

マンションなどで特に気を付けないといけないのが、

上下階の音の問題です。

 

東京では、この騒音によって健康に害を及ぼしたとして、
下の階の人が上の階に住む方を相手に裁判をおこしました。

結果は、上の階の方が賠償金を支払う判決が出ています。

 

というように、

マンションに住まれる場合は、この騒音を気にする必要があるのです。

 

現在新築で建てられるマンションは、
この上下階の騒音を出来る限り抑えるために、
建物側でも様々な工夫がなされています。

 

では、マンションを選ぶときに比較すべき基準などはあるのでしょうか?

 

この上下階の音を気にされる方は、

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L値

を比較することをお勧めします。

 

このL値とは、上で音を出した時にどれくらいの音が下に伝わるのかを
表わした数値で、

L値が小さい程音を伝えにくい工夫がなされているということになります。

たとえば、L-60だと、お互い許容できる範囲ですが、
L-40だと、気兼ねなく生活できる範囲といった具合です。

 

このL値にも、LLといった軽いものを落とした時に伝わる軽量音や
LHといった人が歩いた時に伝わる重量音の2つがあります。

 

この2つの音を防ぐ手立てをどのようにしているのか、
また、使っているフローリングの性能はどうなのかを比較しましょう。

 

 

次に、一戸建住宅の騒音に対する対策ですが、

戸建の場合は、外の音をいかに遮音しているかをチェックすると良いでしょう。

遮音には、窓の性能、壁の性能、気密性能や換気の種類が
関わってきます。

この各性能の詳しい比較方法は、別ページで紹介しますが、

□ ペアガラスになっているか

□ サッシは、樹脂サッシや木製サッシか

□ 繊維系断熱材を使っているか

□ 換気はセントラル式の第1種か

などを確認すると遮音性能を確認することができます。

 

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◆ 光環境

 

 

安定した南の光を取り入れることができるマンション・・・ですが・・・

 

マンションの場合は、どうしても南北の2方向のみしか窓が取れない場合が多く
南側のリビングは明るいけれど、北側に面した寝室や洋室は暗いといった
環境になりやすくなっています。

高層階では、日射を遮るような建物がないため、南側は明るくできるのですが、
北側の部屋は電気を付けて生活しなければならないことは知っておいた方がいいでしょう。

モデルルームなどではなかなか確認できない点なので、
注意が必要です。

 

 

各部屋の明るさは確保しやすい一戸建て・・・ですが・・・

 

 

また、一戸建て住宅でも土地の条件によっては、常に日陰になっていて、
部屋の光が確保できないといった可能性が考えられます。

家の中央に配置しがちな階段などは暗い空間になってしまうので、
天窓などで光を入れるような工夫が必要です。

 

 

◆ 通風環境

 

 

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どうしても風の通りにくいマンション

 

マンションの場合は、2方向にしか窓が付いていない間取りが多いため、
風が通りにくいといったことが挙げられます。

また、防犯やプライバシーの関係から、
共有の廊下側に面した窓は開放しにくいといった
状況もありますので、注意が必要です。

マンションの中でも、こういった問題を解決するために、
廊下と部屋の間に吹き抜け空間を設けているところもありますので、
もし通風とプライバシー、防犯などを両方得たい方はこういった
物件も検討されてみてはいかがでしょうか。

 

また、高層マンションの場合には、
高層部分では地上とは違いとても強い風が吹いています。

窓が付いていてもほとんど窓が開けられないといった
状況になってしまいますので、注意してください。

 

 

通風を確保しやすい一戸建て

 

東西南北に窓を設けることができるため通風は確保しやすいのですが、
間取りを工夫することで、より家の中で風を感じることができる空間に
することが可能です。

また、風は、地上に近い窓から入ってきて、
家の高い位置に付けられた窓から抜けていく
といった流れができるため、
越屋根のような場所に開閉できる窓を設けることで
風の流れを多くすることが可能です。

また、各部屋の窓も、引違いの腰窓を付けるよりも
高さのある幅の狭い窓の方が通風に有利な場合もあります。

 

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せっかく一戸建てにするのであれば、
窓の種類にもこだわりたいですね。

 

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一戸建てとマンション、どちらの方がお金がかかる?

 

 

一戸建ての方が購入時にかかる費用が高いことはすでに紹介したとおりです。

では、購入時だけでなく、将来に渡って家にかかるお金はどうなのでしょう。

 

 

◆ カーテン・照明・引っ越し費用

 

 

カーテン、照明などの生活を始めるのに必要なものを購入する費用は、
窓や部屋の数が多くなる一戸建ての方が高くなる傾向にあります。

 

平均的な金額では、

 

マンション 約 135万円

一戸建て 約 180万円

 

と50万円近い差が出ています。

 

ただし、引っ越しの費用は、マンションの方が高くなる傾向にあります。

 

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◆ 維持管理にかかるお金

 

 

購入後にかかる費用として、

 

一戸建て → メンテナンス費用

マンション → 管理費、修繕積立金

 

があります。

 

マンションの管理費は人件費の割合が多く、
管理を自分で行う一戸建てにはかからないお金が必要になってます。

 

通常、この管理費、修繕積立金は平均すると

月に2万円以上

かかっているようですので、
住宅ローン以外に年間24万円以上も負担しなければなりません。

また、この管理費や修繕積立金は、
購入時は比較的抑えた金額となっていますが、
築年数が古くなってくるに従って
高くなる可能性が高いと言われています。

また、共用部はこの修繕積立金で補修を行っていきますが、
占有部は各家庭で費用を負担して管理をしていかなければなりません。

水まわりの改修や設備の取り換えなどが必要な場合は、
10年間で50~100万円ほどかかってきますので、
予め計画の段階でこの費用を計算に入れておく必要があります。

 

一戸建ての場合でも、10年間で100~150万円ほど
補修や防蟻処理などにかかる費用を考慮する必要がありますが、
差し引きしても、マンションの方が150~250万円も
負担が大きいことがわかるでしょう。

 

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◆ 税金

 

 

家を所有すると、建物と土地に対して
固定資産税と都市計画税がかかってきます。

 

+++ 課税方法 +++

 

固定資産税 : 建物  評価額 × 1.4%(各市町村によって異なるので要確認)※

          土地  評価額 × 1.4%(同上)※

※ 特例が定められていますので、詳しくは市町村の関係部署にお尋ねください

 

都市計画税 : 建物  評価額 × 0.3%(各市町村によって異なるので要確認)

          土地  評価額 × 0.3%(同上)※

※ 特例が定められていますので、詳しくは市町村の関係部署にお尋ねください

 

 

これは1年に1度納める税金です。

土地の所有分が小さくなるマンションの方が納税額が小さく、
年数の経過とともにその差が大きくなっていきます。

また、軽減措置もマンションが5年間受けられるのに対し、
木造戸建住宅の場合は、3年となっています。

 


◆ 将来の資産価値

 

 

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築年数から見た成約価格で比較すると、
築5年まではそれほど変わらなかった物件価格も
築10年を超えたあたりから徐々に差が出始め、
築20年を超えると、その差はかなり大きくなります。

首都圏で調査されたデータでは、その差 1,500万円以上にもなっています。

一戸建ての場合は、
土地の資産価値の変化がそれほど大きくないため、
建物の価値が下がってきたとしても
大きな値落ちに繋がらないことが言えるでしょう。

 

ただ、マンションも一戸建ても立地の条件によって
大きく変わります。

家の周りの利便性が上がれば価値が上がりますし、
管理され定期的なメンテナンスを行っている物件では、
マンションでも資産価値の低下が緩やかな場合もあります。

 

将来どうなっていくのかの予測は難しいと思いますが、
マンション購入の場合は、管理の体制がどのようになるのか
一戸建の場合は、ご家族の定期的なメンテナンスが
重要になってきます。

 

 

◆ 総括

 

 

マンションを一戸建てよりも安く購入された場合には、
借入金額が減って、ローンの金利の負担が減るため、
トータルすると、単純にマンションの方が高いとはいえませんが、
老後の年金生活になった時の毎月の負担など長期的な目で見ると、
一戸建ての方が負担が小さい場合が多いようです。

 

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一戸建てとマンションの入居までの流れの違い

 

一戸建ての場合は、こちらで詳しく紹介しています。

 

家づくりの流れ

 

ここでは、一戸建てとマンションの家づくり流れの違いを
簡単に紹介します。

 

 

  一戸建て マンション
情報収集
土地探し  
施工業者選び 物件選び
間取り・仕様打合せ (仕様打合せ)
工事請負契約 購入申込・売買契約
現場チェック  
引渡検査 内覧会
引き渡し  
引っ越し・入居

 

一戸建ての方が入居までにしなければならないことが多くなります。

 

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最終更新日 : 2011年5月21日



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