2010年6月アーカイブ

テクノストラクチャー 見学会開催!平成22年6月27日

panasonic_event.jpg住宅CMサービスで登録頂いている
工務店の中に
パナソニック電工が販売する
『テクノストラクチャー』を
採用している工務店があります。
テクノストラクチャーですが、
毎年パナソニック電工の
本社内(門真市)で見学会を開催しています!


今年は6月26日(土)27日(日)の2日間で開催されます。

その見学会では、震度7の地震の体験ができたり、
家の耐震性を確認する構造計算がどのようにされているのかを
実際に見ることができます。


テクノストラクチャーは、耐震性を重視した構造を売りにしていますので、
ご興味ある方は参加されてもいいのではないでしょうか?

家づくりをされた方の感想でも、非常に好評のイベントのようで、
毎年数多くの方が参加されています。

参加ご希望の方は、予約が必要となっていますので、
info@cms-izumi.com
までメール頂くか、
下記お問い合わせフォームからご連絡ください。


↓ お問い合わせフォーム ↓


まずはお気軽にご相談下
さい!



家づくりの第1歩を踏み出すために、こういったイベントやセミナーを
利用してみるのもいいかと思います。

家づくりはたくさんの知識を持った方ほど、
楽しみながら納得して家を建てることができます。

私は仕事がらいろんなセミナーなどに参加していますが、
その時々で新しい発見があったり、小ネタが増えています。

『家は3度建てないと納得した家はできない』
といった言葉が表わすように、満足できる家を手に入れることは
非常に難しいのです。

いろんな知識を持つことは、家づくりを成功させるための第1歩だと
考えています。

家づくりを始める方は、まず、こういったセミナーや見学会などの
イベントに参加し、
ご家族が主体的になって家づくりを進めていけるよう
貪欲になって頂きたいと思います。

セミナーに参加することで営業をかけられるのでは?
などと心配される方もいらっしゃいますが、
当方からはメールなどで情報を発信はしておりますが、
営業活動はしておりません。


ですので、安心してご参加頂ければと思います。

家を建てるご家族が笑顔で家づくりを楽しめるためのご協力を
させて頂きます。


テクノストラクチャーの評判、坪単価

テクノストラクチャーは、パナソニック電工(旧松下電工)が販売する工法で
テクノビームと呼ばれる鉄と木を組み合わせた梁を使い、
間取りの自由度を上げる工法になっています。
また、すべての家で構造計算を行い、地震や台風、積雪などに耐える造りに
なっています。


では、そんなテクノストラクチャーを詳しく見ていきましょう。



----------------------------------------     目   次    --------------------------------------------------
◆ テクノストラクチャーの特徴
◆ 
テクノストラクチャーの目安坪単価は?
◆ テクノストラクチャーの評判
◆ テクノストラクチャーのデメリット
---------------------------------------------------------------------------------------------------------

◆ テクノ ストラクチャーの特徴

 

テクノストラクチャーは、以下の大きな特徴があります。

  • 木造と鉄骨造を上手く組み合わせた耐震性と間取りの自由度
  • パナソニック電工の商品を安く提供
  • 施工のチェック体制
  • 外張断熱工法「くるみ―な」

 

◇ 木造と鉄骨造を上手く組み合わせた耐震性と間取りの自由度

まず、テクノストラクチャーが他の工法と大きく異なる部分として、
テクノビームがあります。

ビームとは、英語で梁を意味するのですが、
このテクノビームは、鉄骨材を木材でサンドイッチしており、
ムク材よりもたわみにくく柱の数を減らすことができます。

また、その柱も、ムク材と比較して、1.5倍の強度を持つ集成材を使っているため、
広い空間を実現することが可能となっています。

 

SE構法でも紹介しましたが、ムクの梁を使った場合は2間(3.6m)~2.5間(4.55m)ごとに
柱を立てないといけないため、間取りの自由度が限られます。
小さな部屋では問題ないのですが、大きな空間を作りたいといった要望には
制限が出てきます。

その間隔を延ばすことができると言うことは、間取りに自由度が増すということなのです。

 

◇ パナソニック電工の商品を安く提供

 

テクノストラクチャーはパナソニック電工が部材の製造・販売を行っています。
そのため、一般的な商流である

製造元 → 商社 → 卸問屋 → 工務店

(日本は複数の商社や問屋が間に入るため、価格が非常に上がります)

ではないため、パナソニック製品を工務店が安く購入することができます。

 

工務店も安く仕入れた部材を比較的安く建てる方に提供できる仕組みができています。

 

(豆知識)

住宅の価格を抑えるためには、この間に入る商社・問屋との価格協議は避けて通れません。

商社・問屋も

会社の健全度は?購入する数は?結びつきの強さは?将来性は?支払いは現金か?

などによってハウスメーカーや工務店への卸価格を変えています。

そのため、同じものを違う会社で見積もりすると商品の価格も変わってくるのです。

ただ、テクノストラクチャーのように自社商品をフランチャイズで販売する場合は、
この商流を販売側が決めて卸価格を安くすることで、加盟する工務店のメリットを
高めているのです。

これは裏側のお話ですが・・・

 

◇ 施工のチェック体制

 

どんなにいいものであっても、現場で正確に確実に施工されなければ、
本来持っている性能を発揮することができません。
それは、テクノストラクチャーでも同じことです。

そこで、テクノストラクチャーでは、2重のチェック体制をとっているとのことです。
建築する現場には、施工する工務店が行うチェックに加え、
複数の専門家による現場チェックが義務付けられているようです。

また、施工ミスが起きると重大な瑕疵に繋がるような各部材の接合部などには
施工方法を示したシールを貼り、チェックしやすいようになっています。

もし、テクノストラクチャーを選ばれるのであれば、このシールの意味を知って
ご自身でも確認するとよいでしょう。

特殊な建て方なため、分からないことがあれば、施工店や施工している現場の
大工さんなどに聞きましょう。

 

◇ 外張り断熱工法「くるみ~な」


これはオプションのようですが、高気密高断熱住宅「くるみ~な」も選択できます。
壁は外張断熱仕様、床と天井で断熱する方法をとっています。

断熱性能を示すQ値は2.38W/m2・K
隙間の大きさを表すC値は、1cm2/m2以下
となっています。

Q値は次世代省エネ基準の2.7より少し良い程度で、大手ハウスメーカーと
それほど変わらない性能ですが、
C値は1以下を目標としているようで、目標が達成できているのであれば優秀でしょう。

ハウスメーカーの断熱性能、気密性能を知りたい方は、こちらをご覧ください。

ハウスメーカーC値、Q値ランキング

 

 

◆ テクノストラクチャーの目安坪単価は?

 

テクノストラクチャーは建売などでも販売されており、坪単価も様々です。
当方で調べたところによると、

40万円代~70万円

が多いようですが、「くるみ―な」などのオプションや、パナソニック電工以外の商品を
選択すると高くなってしまう傾向があるようです。

構造計算やテクノビームなど、価格が上がってもそれをメリットと感じられる方は
当然ですがテクノストラクチャーを選択するようですが、
工務店に勧められるがまま選ぶと、高いと感じるかもしれません。

テクノストラクチャーを選択しても、建てる方は工務店と直接契約します。
不明瞭な見積もりとなっていないか、契約内容は大丈夫かしっかりと確認してください。
仕入れた金額をいくらで建てる方に提示するのかは決まっていないようです。
テクノストラクチャーを扱う施工店で相見積もりをとると金額が違うかもしれませんので、
施工店の健全度なども分かるかもしれません。

テクノストラクチャーと大手ハウスメーカーの平均坪単価を比較して見ましょう。

ハウスメーカーの坪単価比較 大手ハウスメーカーと各都道府県ごとの平均坪単価を比較してみましょう

 


◆ テクノ ストラクチャーの評判

 

テクノストラクチャーは梁に鉄骨の材料を使っています。
そのため、その鉄が家の中に寒さや暑さを伝えるのではないかという不安を持っている方が
多いようです。

オプションで用意されている外張断熱「くるみ―な」であれば、
その梁を外から隠すように断熱材を貼りますので問題ありません。

ただ、標準ではロックウール断熱材を外張りしているようです。
厚みが十分に確保されているかどうか、家の中の水蒸気がしっかりと防げるような
施工ができているか確認が必要です。

通常室内側の湿気を防ぐためには、吸湿性の低い断熱材を施工するか、
湿気を通さないシートを施工します。
比較的暖かい地域であっても、吸湿性の高い、繊維系断熱材を使う場合は、
シートを柱や梁に隙間なく留め付ける施工しないといけません。
もし、その施工に不備があると、内部結露がおこり壁の中で構造材が腐り
家の耐久性が著しく低下します。

断熱材を詳しく知りたい方はこちらを確認してください。
住まいの断熱材の比較

 

また、テクノストラクチャーもSE構法と同様で、工務店の評判とセットになっています。
施工する工務店によって評価が分かれますので、
その点に注意する必要があるでしょう。

ただ、テクノストラクチャーの特徴に共感される方の意見として、
以下の点が挙げられるようです。

「テクノストラクチャーは、パナソニック電工やパナソニック電工テクノストラクチャーで
構造計算を行っているため、構造上問題があるような間取りにすることができません」
工務店の家の耐震性に不安がある方にとっては評判が高いようです。

また、テクノストラクチャーの部材を使いますので、
構造に大きな影響を与える継ぎ手部分が、工務店の「施工の良し悪し」に左右されにくくなり
安心だと言う方もいます。

工務店の施工に不安を抱える方が、リスクを小さくできると言ったメリットを挙げています。

 

その他にも、テクノストラクチャーの間取りの自由度に対する評判がきかれます。
大きな空間を実現したい方、1階にビルトインガレージを設けたい方、
3階建てで1階に開放的な間取りを希望される方
などには評判です。

 

 

◆ テクノストラクチャーの欠点

テクノストラクチャーの欠点は、価格とリフォームの面でしょう。

 

◇ 価格が高くなる


テクノストラクチャーの場合、構造材にかかる費用が一般的な木造と比較すると高くなります。
そのため、テクノストラクチャーのメリットを活かした間取りでないと、
割高感を感じてしまうでしょう。

特徴で挙げたメリットを活かした提案をしてくれる認定工務店を見つけ、
同じ間取りで在来工法などでも実現できないのか、
実現できたとしてどれくらいの費用が変わるのかを確認し、納得した形で工法を選択しても
よいでしょう。

 

◇ リフォームが自由に行えない


家の大きな改修をしたい場合、施工した工務店に頼むことが一般的です。
ただ、その工務店が潰れていたら、良い関係が続いていなかったら、
他の工務店やリフォームの施工会社に依頼するしかないでしょう。

ただ、テクノストラクチャーの場合は、テクノビームなど特殊な工法であり、
構造計算によって柱の位置や梁の掛け方を決めています。
つまり在来工法のように誰でも必要な壁の量が計算ができて、柱の位置が決められる訳ではなく
柱をずらすような大型リフォームの場合は、再度テクノストラクチャーで計算してもらわないと
いけません。

つまり、施工した工務店とは切っても切れない関係が続くということになります。

また、構造計算も無償でやってもらえる訳ではありません。
構造計算にかかる費用は負担しないといけませんので、その分だけリフォーム費用が
高くなることは知っておいた方がいいでしょう。

 

 

他の工法を知りたい方は、こちらもご覧ください。

住宅の工法の種類 SE構法やスーパーウォール工法などその他の工法も徹底比較

SE構法の評判

SE構法とは、NCN(New Constructor's Network)が在来工法の弱点となっている
接合部の強度を上げ、地震や台風などの自然災害などから家族を守るための家を
提案している構造の方法です。


詳しくは、以下をご覧ください。

----------------------------------------     目   次    --------------------------------------------------
◆ SE構法の特徴
◆ 
SE構法の目安坪単価は?
◆ SE構法の評判
◆ SE構法のデメリット
---------------------------------------------------------------------------------------------------------


◆ SE構法の特徴

SE構法は、

  • 集成材の使用
  • SE金物で構成
  • すべての家で構造計算
という3つの特徴があります。

集成材の使用

まず、集成材の使用ですが、
集成材は、ムクの木材と違い、精度や乾燥による収縮、反りなどが小さく、
精度が高いと評判です。

また、ムク材よりも1.3倍の強度が認められています。
そのメリットとしては以下のことが挙げられます。

室内の空間を広くすることができる

柱や梁を細くすることができますので、
天井を高くするなどの室内の空間を広くすることができます。
広い空間でも対応できる

木造では、一定間隔で梁の下に柱を設けないといけません。
ムク材の場合、その間隔はだいたい2間(3.6m)までが一般的です。
あまり間隔を拡げると地震などに弱くなりますし、天井が下がってきたり、
建具が閉まらない(開かない)などの不具合が出ます。

梁の強度が高いものを使うと、その柱の間隔を拡げることができるのです。
つまり、ムクの木材より強度の高い集成材では、柱を設けないといけない
間隔が広がりますので、ムク材よりも大きな空間を実現できるのです。

SE金物の使用

在来工法ではプレカットなどで「ほぞ」や「継ぎ手」を刻みそれを接合するのですが、
SE構法ではその断面欠損をできる限り小さくできるプレートとドリフトピンで接合する
方法をとっています。

また、SE構法で使われる金物はカチオン電着塗装をしています。
錆びに対抗するための方法ですが、促進試験では沿岸地域でなければ100年の耐久性が
あると認められています。
ちなみに、沿岸部ですと、10年相当のようです。

金物は錆びると強度が著しく低下します。
建築中の雨などの養生をしっかりとしないといけません。

すべての家で構造計算

構造計算が義務付けられるのは、「3階建て以上の木造建物」と
「2階建て以上の鉄骨、鉄筋コンクリート造の建物」です。
つまり、2階建ての木造住宅では、
家の構造の強さを確認するための計算は必要ありません。
(壁量の計算は行います)

ただ、SE構法では、大規模建築物と同様に応力解析による構造計算を
行っています。
地震はもちろん、台風などの自然災害もシミュレーションし、その安全性も
確認。
もしもに備え、最長20年の保証も構造に対してついています。

住宅性能表示でもこの構造部分の強度は証明しないといけないことになっていますが、
初めから計算する前提での価格設定になっていることは、メリットとして高いのでは
ないでしょうか。

◆ SE構法の目安坪単価は?

SE構法では、坪単価が上がるといった評判がネット上で噂されています。
では、いったいどれくらい費用が変わってくるのか、調べてみました。

まず、条件を揃えずに比較してもしょうがないので、
耐震等級3の2階建てでどれくらい変わるのか確認してみましょう。

まず、変わってくるのは、

  • 構造計算を行う点
  • 集成材の使用
  • 専用のSE金物を使用する点
  • 工務店がSE構法を採用するためにNCNに加盟する登録料
などが挙げられます。

上記点を加味すると、坪当たり5~10万円ほど高くなるようです。
3階建ての場合は、追加でかかる費用は小さくなるでしょう。

この価格をどう見るのかですが、特徴で示したことをメリットとして理解される方は
SE構法を選択されているようです。


◆ SE構法の評判

SE構法の家と言っても、地場の工務店が家を建てます。
そのため、SE構法だけの評判というのは少なく、建てている工務店の評判とセットで
評価されています。

施工する工務店によって評価が分かれますので、その点に注意する必要があるでしょう。

ただ、SE構法の特徴に共感される方の意見として、以下の点が挙げられるようです。

SE構法の場合は、NSNで構造計算を行っているため、
構造上問題があるような間取りにすることができません。
工務店の家の耐震性に不安がある方にとっては評判が高いようです。

また、SE構法独自の金物を使いますので、
木材の継ぎ手部分が施工の良し悪しに左右される可能性が小さいことが安心につながると
考える方もいます。

工務店への不安を小さくするといったマイナス側のメリットが評判で多く聞かれます。


その他にも、SE構法の間取りの自由度は高い評価をされる方が多いです。

在来工法では窓を設けることができないような位置でも、窓を付けることができたり、
間仕切り壁を設けなくても大丈夫なこともあり、間取りの自由度が評判です。


建築中に倒産した場合は、
SE構法を採用する他の工務店が引き続き工事を行ったりはあるようですが、
払いすぎたお金は返ってこないため、その工務店をしっかりと判断する必要があるでしょう。
また、払いすぎない出来高払いを徹底することが必須です。


◆ SE構法のデメリット

SE構法のデメリットとして考えられるのは、
価格と歴史と工務店ではないでしょうか。

価格

価格は先ほどご紹介したとおりですが、
坪単価が上がりますので、SE構法のメリットに十分理解されないと高いだけになってしまいます。
SE構法を活かした間取りなども工務店や建築士などの設計力になります。

歴史

SE構法は、販売を始めてまだ10年程度しか経過していません。
継ぎ手が強固であるということは、理論計算や実験によって確認されているようですが、
経時変化や劣化などはまだ証明されているわけではありません。
なにかを開発すると、見つかる不具合に対しさらに改善を加えながら
徐々によいものに繋がっていきます。

その時間がそれほど経過していないということがSE構法だけに限ったことではないですが、
家の安全性の基本性能となる構造だけに慎重にならざるをえません。

十分に納得のいく説明が受けられるのか、
なんでもそうですが、選択される場合は、ご家族が納得できるまで施工者に確認し、
その対応で見えてくる部分もあります。

大きな事業ですので、シツコイくらいに確認してください。

工務店

あえて工務店とあげましたが、SE構法は「構造の方法」のばら売りです。
SE構法を扱う工務店だからすべて大丈夫とはいきません。
また、SE構法を扱う工務店でもまだはじめて2・3年しか経っていないところも多く、
SE構法のメリットを十分に活かした間取りの提案ができていないところも多いように
感じます。

不安の解消でSE構法を選ぶのではなく、安心してお任せできる工務店を選んで
その工務店でもSE構法か在来工法か選択する方が理想の家にできるでしょう。

また、工務店も淘汰され多くの工務店が倒産するといった状況です。
SE構法でも、工務店が倒産すると、構造に付けられた保証を受けることができないようです。

保証に頼らないしっかりとした家を実現するのが望ましいのですが、
歴史の浅いSE構法では、やはり何かあったときのために保証は欲しいものです。
その工務店との相性と合わせ、経営の健全度などもしっかりと確認する必要があるでしょう。


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