2010年4月アーカイブ

アレルギーと食事と住宅の関係

◇ アレルギーと食事と住宅の関係

 

シックハウス症候群については、ほかのページで詳しく書きましたが、
ここでは、食物アレルギーについて少し触れていきます。

アレルギーを持つ方や、そのご家族、健康に気をつけていきたい方にとって

参考になる情報を紹介します。

 

◇ アレルギーの種類について

 

まず、食物アレルギーですが、

「小麦」「そば」「タマゴ」

は有名なところです。

 

ただ、中には、米、魚などでもアレルギー反応が出てしまう人もいるのです。

私は、小さいころ、卵アレルギーで、卵を食べると蕁麻疹がでてましたが、
今では大丈夫など、成長に合わせてなくなるものもあれば、

大人になってからアレルギーとして出てしまうものもあります。

 

とくにシックハウス症候群は、
アレルギー体質の方のほうが発症しやすいと言われていますが、
体の免疫が落ちた時も発症の危険性は上がります。

 

 

◇ シックハウス症候群に陥る見えないストレス

 

とくに、新築を建てる時は、
仕事を終えた後、さらに家の打合せや家族会議を開いて、
どんな家にしたいのか話し合ったり、いろんなことが気になって深く寝れなかったりと、
精神的に疲れが出やすくなります。

そんななか、家づくりが始まると
引っ越しや、慣れない仮住まいの生活や現場のチェックなどで疲れ、
竣工してからも、嬉しい思いの中に引っ越しの疲れや今後のローンへの不安などもあり、
疲れがピークに達しています。

 

そんな中、新築の化学物質がまだそれほど抜けていない家に入ることで、
シックハウス症候群にかかることがあります。

とくに小さなお子様や体力が落ちている方は注意が必要です。

 

では、今回は、少し住宅を離れて、アレルギーを持った方や、そのご家族が気をつけたい
食物アレルギーの避けたい食事、注意すべき食事を紹介します。

 

 

◇ 卵、鶏肉アレルギーの方、そのご家族へ

 

まず、卵、鶏肉って、どんな食品に気をつければいいのでしょう。

 

赤字:除去すべき食べ物 橙字:できれば避けたい食べ物 黒字:注意すべき食べ物

 
  アレルゲン 栄養バランスが近い・代用できる食品

とりの卵
その他の卵類(うずら、いくら、たらこなど)でも
アレルギーの可能性が高い
豆腐、納豆、魚介類

マヨネーズ、マヨネーズを使ったもの フレンチドレッシング

鶏肉・鳥もつ 豚肉、牛肉

卵焼き、茶碗蒸し、オムレツなどの卵料理

カステラ、スポンジケーキ、ホットケーキ、プリン、
アイスクリーム、生クリームなどの卵を使った
お菓子
自家製の食パンで工夫

かまぼこ、ちくわ、はんぺんなどのねりもの系 魚肉ソーセージ、自家製のすり身かまぼこ

インスタントラーメン、中華そばなどの麺類 卵白が入っていない麺、スープは自家製で

果実酒
但し種類によりますので、ラベルで確認下さい
卵が入っていないもの

鶏がらスープなどのスープ類 カツオ、コンプ、いりこなどの魚介スープや野菜エキスのスープ

カツ、フライ、コロッケ、てんぷらの衣やてんぷら粉 麩をパン粉の代わりに
てんぷら粉は、卵を使わず、小麦粉だけで
食パン、うどん、パスタ、マカロニ、生そば
 
手づくりで卵を入れずに作る
インスタントココア、
その他大部分のインスタント製品
インスタントではないもの


 

 

◇ 牛肉、牛乳アレルギーの方、そのご家族へ

 

牛肉、牛乳アレルギーの方に知って頂きたい食品です。

赤字:除去すべき食べ物 橙字:できれば避けたい食べ物 黒字:注意すべき食べ物

 

 

アレルゲン

栄養バランスが近い・代用できる食品

牛乳、コーヒー牛乳、粉乳、生クリーム、
コンデスミルク
果汁100%ジュース

ミルクココア 純粋なココア

ヨーグルトんどの乳酸飲料、麦芽飲料 乳酸、乳酸菌 そのもの

バター、チーズ、マーガリン、ショートニング ジャムや、ミルクの入っていないマーガリン

ポタージュ、ホワイトソース、インスタントの
マッシュルーム

自家製

チョコレート、チューインガム ミルクの入っていないスイートチョコレート

ケーキ、カステラ、ホットケーキ、クリーム 小麦粉+ベーキングパウダー+砂糖で作るお菓子

プリン、食パン、コッペパン、菓子パン、アイス
クリーム、ゼラチン、生クリーム、粉末ジュース、
ソーダラップ、市販の果汁ジュース、炭酸飲料、
ほとんどのお菓子
フランスパン、ミルクを使っていない和菓子、
かき氷、果汁100%無添加ジュース、サイダー
ラムネ

冷凍エビフライ、コロッケ、パン粉 お麩や春雨、アーモンドを衣がわりに

インスタントラーメン、インスタントスープ、
果実の缶詰
インスタントは基本的にムリです
生のフルーツ

牛肉から作ったスープ
ブイヨン、肉エキス
チキンコンソメ

牛肉・ハム・ソーセージ・ハンバーグ・ラム・
マトン
シカ肉、鶏肉、豚肉、卵、納豆、豆腐、魚介類

インスタントカレー 自家製のカレー粉

キャラメル、バターアメ、キャンディ、ドロップ、
シャーベット
水あめ、カンロ飴

ビスケット、ウエハース、瓦せんべい ミルクが入っていないビスケット、磯せんべい

うどん、スパゲッティ、パスタ、マカロニ、餃子
シュウマイ
自家製のもの

※シックハウス診断士テキストを参考に紹介しています

 

 

キッチンの必要な収納の大きさ

キッチンの収納は、どのようにしたいでしょう。
食器棚が付いた専用の収納を用意するのか、それともシステムキッチンの中に
食器なども仕舞って部屋をすっきり見せたいかにもよります。

では、まずは、手順から紹介しましょう。


1、リストアップしましょう。

まずは、今持っている食器や調理器具、ミキサーやホットプレートなど、
キッチン用品すべてをノートに書き出してみましょう。
普段からストックしている食材(パスタや粉類、調味料など)も
忘れないようにして下さい。

2、使う頻度を書き出してみましょう

リストアップしたものの使用頻度を考えてみると、収納先を考えるときに便利です。
また、新築やリフォームは絶好の整理整頓の機会。
使用せずに数年も仕舞っているような食器は、この機会に必要かどうか検討しましょう。

3、採寸しましょう

普段どのように収納しているかをイメージして、
平皿などの重ねて収納するようなものは重ねた大きさを
蓋つきのカップなど、重ねて収納できないものは1つの大きさで
寸法を測ります。
縦・横・高さで構いません。
また、採寸するときは、もっとも大きな寸法を記録して下さい。

4、グループ分けをしましょう

湯のみと急須やサイズの違う平皿など、用途が近いもの、そして、使う頻度が高いものを
まとめておくとあとで便利です。
収納の効率はさがりますが、取り出しやすさなどは飛躍的に上がります。
まずは、棚に前後2列になるような計画はせず、ゆとりをもった収納の大きさを把握することが
必要です。

新築祝いなどでは、食器や鍋を送る方も多いです。
今あるもの以外のものも収納できるくらいの余裕はあった方がいいでしょう。

5、実際にどんな収納にするか考えていきましょう

ここからパズルになります。

では、大グループとして、使う頻度で考えていきましょう。
使う頻度が高い食器や調理器は、
床から50~150cmのところにある棚や引き出しに入れると使い勝手が良くなります。

また、「使用頻度が低いものが多い家庭」「食品のストックを多くしている家庭」は、
パントリーなどの専用収納庫を設けるといいかもしれません。

また、大家族になると皿が多くなるため、システムキッチンの収納以外に食器棚が
必要になるでしょう。

システムキッチンの収納は大きさが限られているため、
しまう場所にも制限があります。
アイランドキッチンなどは、システムキッチンが大きいため収納が大きくなります。
その分場所も必要になるのですが、食器棚や食品庫を作ることを考えると
アイランドキッチンの方が要望にあったキッチンにすることができるかもしれません。

そういったことを収納する食器や調理器などを見ながら決めて行きましょう。

ここまでできれば、収納がどの程度必要なのか具体的に知ることができます。

今後、内容をより充実させていこうと思っていますので、
またお立ち寄り下さい。



ヤマト住建の評判、坪単価

ヤマト住建は、昭和62年(1987年)に神戸で創業された木造のハウスメーカーです。
兵庫を中心に、大阪、滋賀、東京、千葉に営業所や支店を持ち、パッケージ型のローコストを売りに
販売を拡げています。

では、ヤマト住建の評判、坪単価などを具体的に見てみましょう。


目次
◆ ヤマト住建の特徴は?
◆ ヤマト住建の商品と坪単価は?
◆ ヤマト住建の快適性能は?
◆ ヤマト住建の展示場



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◆ ヤマト住建の特徴は?

ヤマト住建の特徴は、パッケージ化された住宅を安く提供するところではないでしょうか。
ローコストメーカーではいわば常識となっている大々的な広告やチラシの配布を行わず、
口コミで拡げるといった方針は、非常に評価が高いところです。

大手ハウスメーカーでも宣伝広告費として1軒当たり約2%分のお金が使われています。
2,000万円の家であれば、40万円は宣伝広告費のためにお金を払っているのです。
そのことを考えると、宣伝広告せずに自社努力で売り上げを伸ばすということは
家を建てる方にとっても納得できるのでしょう。

では、ヤマト住建の家の特徴はどうでしょう。

当社代表もそうですが、小さい頃の苦い経験が家づくりを始めるきっかけになっているようです。
また、家づくりの中で出会ったお客さまの要望と向き合うことで商品ができていると
ホームページやカタログなどで紹介されています。

その一つが「木の家オアシス」だとか。

私自身もシックハウス症候群に向き合って商品の開発を行っていましたが、
ホルムアルデヒドだけの対策をしてシックハウス対策の家と謳うハウスメーカーも多い中
VOCや換気についてもしっかりと検討しているところは評価できると思います。

アレルギー体質の方すべてが症状改善するとは言えませんが、
ムク材を多用した家は、接着剤を多用した工業製品よりも症状が出にくいと言われて
います。

関東地方での営業を進めているようですが、まずは分譲地での建売で販路を拡げようと
しているようです。

見学した方の評判は、高評価のものが多く聞かれるのですが、
まだあまり時間がたっていないことから、営業に対するクレームなども聞かれます。
今後社内教育の徹底が望まれるところです。


◆ ヤマト住建の商品と坪単価は?

ヤマト住建の商品と坪単価

ヤマト住建は以下の4つの商品があります。

  • 木の家オアシス
天然ムク材を多用した健康快適住宅

坪単価は、
40~50万円
のようです。


  • エネージュ
究極のエコハウス
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2009で優秀賞を受賞
外張断熱+樹脂サッシ で快適で省エネな家を目指した住宅です。

坪単価は、
40~55万円
のようです。

  • KURASUma
自由設計の家
リーズナブルな価格設定の注文住宅です。

坪単価は、一部サイトで20万円代からと紹介されていますが、実際の坪単価は、
35~45万円
のようです。

  • KURASUmaⅡ
規格住宅
720万円で建つ家として宣伝。

実際は1,000万円ほどになるようですが、それでも坪単価が30万円代~の
ローコスト規格住宅です。

坪単価は、建物にかかる費用だけを独自に算出しています。
オプションなどによってこれよりも高くなることもありますので、ご注意ください。



◆ ヤマト住建の快適性能は?

今回は、エネージュに絞って検証してみましょう。

開口部の断熱
エネージュは、樹脂サッシを採用しています。
大手ハウスメーカーでも採用することの少ないシャノン製の樹脂サッシ+複層Low-Eガラスは
一般的なサッシとしては非常に高い断熱性能を誇ります。
採光や換気を考えるとやはり大きめの窓は欲しいもの。

断熱性能の低いアルミ製のサッシや単板ガラスでは、窓際が非常に寒く、
断熱性も大きく損ないますので、樹脂サッシ+複層Low-Eの組み合わせは
いいのではないでしょうか。

壁、屋根の断熱
壁と屋根の断熱材は、発泡プラスティック系断熱材のボード系硬質ウレタン断熱材が
使われています。
それに、熱線を反射するためのアルミ皮膜が両面に貼り付けられています。
アルミ皮膜は高断熱で有名だったFPの家でも採用されていましたが、主には、
夏の赤外線を反射するために使われます。

夏は効果が高いとされていますが、太陽の熱を入れたい冬はそれが弱点になってしまいます。
圧倒的にランニングコストがかかる冬の暖房費を抑えるためには、高断熱にしたとしても
夏と冬のバランスを考慮しないといけませんので、これが一概にいいとは言えません。

夏の平均気温が高く、冷房のランニングコストが高くなる関西地区では効果が期待できるの
かもしれませんが。。。
また、2階が暑くなるのを防ぎたい、寒がりというより暑がりといった方にとっては最適だと
思います。
床の断熱
基礎断熱を採用し、壁、屋根同様硬質ウレタンフォームを採用しています。
基礎断熱の場合は、床下が湿気ないように床下と室内との通気を確保しないと
カビや腐れなどの問題がでる場合があります。
気密の確保
各部気密性を確保するための工夫が施されています。
断熱材のつなぎ目には気密テープが張られ、構造躯体と重なるところには、気密パッキンが
施工されます。
土台の部分には、気密パッキン+現場発泡ウレタン断熱材を施工するなど、
気密性を確保するために十分に考えられた仕様になっていると言えます。

ただ、気密を確保するためのパッキンやテープ、現場発泡ウレタンなどは、
現場で施工されるもののため、現場の管理や、施工する業者の方々の意識の徹底が
できているかが問題となります。
ヤマト住建で家を建てる方は、この点を十分に注意して確認するとよいでしょう。
総論
よく考えられて開発された商品のように感じます。
ホームページで謳われている「エアコン1台で家中が快適」といった表現はかなり大袈裟ですが、
大きな欠点もなく、材料も比較的高価なものを採用するなど、ポテンシャルは高いと思います。

◆ ヤマト住建の展示場

ヤマト住建の展示場は以下のとおりです。

展示場
  • 神戸北住宅展示場 〒651-1515 神戸市北区上津台4丁目8
  • 神戸鈴蘭台住宅展示場 〒651-1122 神戸市北区君影町1-21-10
  • 西神戸住宅展示場 〒651-2227 神戸市西区桜が丘西町1丁目16-1
  • 南大阪住宅展示場  〒597-0062 貝塚市澤 220
  • ユーカリが丘住宅展示場 〒285-0846 千葉県佐倉市上志津1067
  • 船橋住宅展示場  〒274-0067 千葉県船橋市大穴南3丁目709



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ヤマト住建を他のハウスメーカーと
徹底的に比較してください!
ハウスメーカーの評判 一覧
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住まいの暖房 機器の比較

Home > 住宅の設備機器の比較と選び方 > すまいの暖房機器の比較

 

 

heating system

 

みなさん、家の暖房はどのように選んでいるのでしょうか?

イニシャルコストやランニングコストはもちろん、
快適さや暖まるまでの時間など人によって重視したい性能は
違うと思います。

そこで、ここでは、どんな暖房機器があるのか、
ランニングコストやイニシャルコストの目安、
各暖房機器の特長などを詳しく紹介します。

新築やリフォームの時の暖房機器を一新される時に
ぜひ参考にして下さい。

目    次

 

 

 

暖房機器の種類

 

暖房機器には、

「空気を温める」ものと、「床、壁、天井などの建材を温める」ものの
2つがあります。

これを難しく言うと、

「対流式」と「輻射式」という表現になるのですが、
この温める方法によって快適性が大きく変わってくるのです。

では、それぞれの特長や具体的な暖房器を確認してみましょう。

 

  方法 主な暖房機器 メリット
対流式 空気を直接暖める

エアコン
ストーブ
ファンヒーター

すぐに温度が上がる
設定がしやすい
各部屋に設置できる
輻射式 壁や床、天井などを暖め、
そこから出る赤外線で
室内を暖める

床暖房
パネルヒーター
蓄熱暖房機

上下の温度差が小さい
低い温度でも快適
ホコリが舞いにくい

 

それぞれのメリットから見ると、
対流式は、人がいる時だけ運転させる間欠運転などに向き、
単身世帯の共働きで、日中は出かけて不在になる家庭で
選ばれる場合が多く、
逆に輻射式は、家族の誰かが家にいて、
暖房を長時間利用される家庭で選ばれる場合が多くなっています。

 

では、次の項目では、それぞれの暖房機器の特長やメリット、デメリットを
見ていきましょう。

 

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具体的な暖房機器の特長

 

◆ 対流式の暖房機器


 

 

まずは、空気で室内を温める暖房機器の紹介をします。

ご覧になりたい暖房機器をクリックするとジャンプします。

 

 

 

◇ エアコン

 

エアコンは世帯普及率が87%、世帯保有台数が2.5台と、
デー タだけをみても主流の暖房機器になってきているのではないでしょうか。

 

では、エアコンの特長やメリット、デメリットを見てみましょう。

 

☆ エアコンとは?

 

一般的に暖房は、ガスや灯油を燃やしたり、電気を熱に直接変えて空気を暖めますが、
エアコンは、電気を直接熱に変えず、
代替フロンやCO2などの冷媒と呼ばれる熱を運ぶ役割をする気体を
圧縮したり収縮させたりする動力(ヒートポンプ)に電気を使い、
効率良く熱を作り出すことができます。

一般的には、電気式が多いですが、エコウィルのように
ガス式のエアコンもあります。

 

下のページでも詳しく紹介していますので、
こちらもチェックしてみてください。

エアコン選びのすべてが分かる

 

 

☆ エアコンのメリット

 

エアコンのメリットを挙げてみましょう。

  • ランニングコストが安い
  • 暖房も冷房もできる
  • スイッチ・オンですぐに暖まる
  • 火を使わないので安全
  • オール電化住宅でも可能
  • 天井付近や壁に埋め込んで設置できる
  • 能力のバリエーションが豊富
  • 空気清浄機能などの付加機能が充実
  • お手入れが簡単な機種も登場

 

特に上から3つ目までのメリットは他の暖房機器よりも優れる点でしょう。

その中でも、ランニングコストについては、
他を圧倒するほどの能力を持っています。

たとえば、エネルギー効率(COP)が6のエアコンの場合、
2.8kWの能力で運転したエアコンの消費電力は500W程度※になります。

※使用条件などによって変わります

また、エアコンは、スイッチを入れた直後は
電気をたくさん使いますが、部屋が暖まるとそこからは
インバータなどが利き、非常に小さな電気で部屋の温度を調整することが
可能です。

ハロゲンヒーターなどを例にとると、
ハロゲンヒーターは800W~1200W程度の電気を常に使っているのですが、
エアコンほど部屋全体を温めることはできないでしょう。

それから見ても、エアコンはとても経済的な暖房機だと言えるのではないでしょうか。

 

 

☆ エアコンのデメリット

 

エアコンも万能ではありません。

デメリットも挙げてみます。

 

  • 吹きだされる風が不快に感じる
  • 気密断熱できていない家だと上下の温度差が生じやすい
  • イニシャルコストが高い
  • 室外機の設置が必要
  • 外気温が低い地域には向かない
  • 運転時の音が気になる

 

女性の意見が多いのが、
空気が当たって不快というものです。

確かに、スイッチを入れた直後は、
空気で部屋を温めるために強風で運転します。
その風に当たると心地いいものではありません。

ただ、近年増えてきている断熱性能や気密性能が高い住宅では、
部屋の温度を逃がしにくいという特長があり、
常に強風で運転しているかというとそうではなく、
一旦部屋が暖まると、弱風や微風で運転するため、
不快に感じる方も少なくなっています。

 

◇ FF式ファンヒーター

 

FF式ファンヒーターを選択する家庭も少しずつ減ってきていますが、
寒い地域では、FF式ファンヒーターを設置される家庭も多いのではないでしょうか。

では、FF式ファンヒーターの特長などを見てみましょう。

 

☆ FF式ファンヒーターとは

 

FF式ファンヒーターは、ガスや灯油を燃やしてできた熱を
家の中に送る暖房機です。

部屋の中を自由に移動できる開放型ファンヒーターとは違い、
燃やすために必要な空気や排気ガスは本体に接続されたパイプを使って
給排気していますので、予め設置する場所を選ばなくてはいけません。

また、少し前までこのFF式ファンヒーターの不具合が話題に挙がっていましたが、
これは、給排気するゴム製のパイプに亀裂が入り、
そこから排気されるべき排気ガスが室内に入ってきて
CO中毒を引き起こしたのが発端でした。

そのため、そのゴム製のパイプを
銅製に交換する対策を施したのですが、
工事が適切に行われずこのパイプが脱落するという事故が起き
さらに問題が大きくなってしまいました。

この問題から安全面に不安視される方が増え、
徐々にニーズは減ってきています。

 

☆ FF式ファンヒーターのメリット

 

  • スイッチを入れるとすぐに部屋の空気が温まる
  • 大空間にも1台で対応が可能
  • ストーブなどと違い、室内の空気を汚さない
  • 床置きなので、足元から温めることができる
  • イニシャルコストは安め

 

☆ FF式ファンヒーターのデメリット

 

  • 本体が熱くなるので、触れないような対策が必要
  • 吸排気を行う配管が必要
  • 安全面に不安
  • ランニングコストが高い
  • 高温の温風が吹き出されるので、床などを傷めやすい
  • 使わない時期も移動ができず、邪魔になりやすい
  • 床付近のホコリを巻き上げてしまう

 

 

◆ 輻射熱の暖房機器


 

 

輻射熱の暖房機器についてご紹介します。

 

ご覧になりたい暖房機器をクリックするとジャンプします。

 

 

 

◇ 床暖房

 

床暖房は、『高価だが、快適』といったイメージを持っている方も
多いのではないでしょうか。

床暖房にも多くの商品が存在しますので、
詳しく見ていくことにしましょう。

 

☆ 床暖房とは?種類と特長

 

床暖房とは、読んで字のごとく、床を温める暖房機器です。

その床を温める方法には様々あり、
その熱源も灯油からガス、電気とすべての熱源で実現できます。

ただ、意外と知られていないのは、
その熱源によって、快適性やランニングコスト、イニシャルコストが
全く異なるということ。

それに、家の性能や敷設面積によっては、
主暖房として使えないケースもありますので、
注意が必要です。

 

では、それぞれの方式の特長をまとめてみました。

 

床暖房の種類 熱源 ランニング
コスト
イニシャル
コスト
快適性 立ち上り
時間
パネル式床暖房 電気
温水式床暖房 電気
ガス
灯油

(ヒートポンプ式)

(ガス・灯油)

(ヒートポンプ式)

(ガス・灯油)
蓄熱式床暖房 電気
深夜電力を利用
温風式床暖房 ガス
灯油
その他

 

(方式の違い)

熱源は、電気が主流になってきていますが、
エネファームやエコウィルと言った発電する際に出る熱で給湯し、
そのお湯を床暖房に使用するといった方法もありますし、
灯油でお湯を作って床暖房に利用するという方法もあります。

また、床に蓄熱体を設置して、深夜電力で暖める蓄熱式床暖房も
出てきています。

 

(ランニングコストについて)

総合的に見たランニングコストの比較では、
ヒートポンプを利用した床暖房に軍配が上がります。

家庭用のエアコンと比較すると
ヒートポンプの効率は劣りますが、
それでも他の熱源よりもランニングコストは安くなるでしょう。

また、蓄熱式床暖房は
現在の状況ではランニングコストが低く抑えられるのですが、
深夜電力の安さというメリットがなくなった時のことを考えると
不安が残ります。

 

(イニシャルコストについて)

イニシャルコストは、ユニットとして繋ぎこんでいくだけの
パネル式が比較的安く、
蓄熱体や温水を通すための管を施工しなければならない
蓄熱式や温水式の方が高くなる傾向にあります。

 

(快適な床暖房)

室内の温度と床面の温度にあまり差が生じない方が快適と感じるようです。

そのため、温度を上げざるを得ないパネル式や、蓄熱式などよりは
温水式の方が快適と感じるのではないでしょうか。

また、主暖房として考える場合には、
その部屋に対して、約7割以上の敷設面積を確保しないと
部屋全体を温めることが難しくなります。

具体的な敷設割合は方式によって変わりますが、
7割を目安にするといいでしょう。

 

(立ち上り時間について)

直接パネルを温めることができるパネル式が
最も立ち上り時間が短くなります。

また、温水式でも
高温のお湯を作りやすい灯油やガスの給湯器を組み合わせた床暖房の方が
ヒートポンプ式よりも早く温まります。

ただし、冷え切った家で上下の温度差が小さく安定した温度の環境を作るためには、
断熱性能が良い家でも3日ほどかかります。

 

☆ 床暖房のメリット

 

  • 足元から温めるため、温度が低くても快適に感じる
  • 温風が出ないため、ホコリが舞い上がらない
  • 風を感じないため、快適
  • 室内は作動音がないため静かな空間にすることが可能
  • 室内に本体を設置しなくていいため、掃除の手間がない
  • メンテナンスフリーのものも
  • 上下の温度差が小さくできる
  • 急激な温度変化が小さい

 

☆ 床暖房のデメリット

 

  • イニシャルコストが高い
  • ランニングコストが高い機種も
  • 敷設割合が小さいと主暖房にできない
  • 敷設している床としていない床の温度差が不快に感じることも
  • 室外機が必要な機器は専用のスペースを確保しなければいけない
  • 機器の更新が大掛かりになることも
  • 他の暖房機器に比べると、部屋が暖まるまでに時間がかかる
  • 床暖房に対応した床材を選ばないと、床材の反りや割れの原因に
  • 一部機種では、床に長時間触れた状態だと低温ヤケドを起こす可能性がある
  • カーペットなどが敷けない機種も
  • 間取りを変更するリフォームが困難になることも

 

 

◇ 蓄熱式暖房機

 

寒い地域でオール電化にする場合には
使われることの多い蓄熱暖房機。

近年では、西日本でも採用されるケースが増えてきました。

では、蓄熱式暖房機を詳しく見てみましょう。

 

 

☆ 蓄熱式暖房機とは

 

蓄熱式暖房機とは、深夜電力でレンガなどの蓄熱体を温め、
日中はその溜めた熱で暖房する機器のことです。

室内に本体を設置するタイプが主流ですが、
基礎やその下の土壌を蓄熱体として利用する蓄熱暖房の方式も
出てきています。

深夜電力の5時間通電割引の恩恵を最も受けやすい
暖房方式といえるでしょう。

 

 

☆ 蓄熱暖房機のメリット

 

  • 深夜電力を使うので、ランニングコストが安い
  • イニシャルコストが安いものが多い
  • 温風が出ない機種もあり、ホコリが舞い上がらない
  • 風を感じないため、快適
  • 室内は作動音がないため静かな空間にすることが可能
  • 上下の温度差が小さくできる
  • 急激な温度変化が小さい

 

☆ 蓄熱暖房機のデメリット

 

  • 本体が大きく、設置スペースが必要
  • 本体が重たいため、設置する場所には床の補強が必要な場合も
  • 深夜電力の料金が変わるとランニングコストが高額になる場合も
  • 温度調節が難しい
  • 間欠運転や部屋別暖房ができない

 

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暖房機器の比較

 

暖房機器を選ぶ際の目安として頂けるよう
各暖房機器の比較表を作りました。

生活スタイルなどによって
最適な暖房機器は変わりますので、
どの暖房機器がご家族の生活スタイルに合っているのかを
確認してください。

 

暖房機器 使い方 ランニング
コスト
イニシャル
コスト
快適性 立上り
時間
運転範囲 運転方法
エアコン 全館
個別

常時
間欠

FF式ファンヒーター 全館
個別

常時
間欠

床暖房 全館
個別

常時
間欠

蓄熱式暖房機 全館
個別

常時
間欠

 

(表について)

  • 「全館」とは、家全体を暖める場合のことを指します
  • 「個別」とは、各部屋を暖める場合のことを指します
  • 「常時」とは、24時間連続した運転を行うことを指します
  • 「間欠」とは、必要な時だけ運転することを指します
  • 代表的な機種で比較していますので、この結果があてはまらない機種もあります
  • 現在の電気・ガス・灯油単価にて比較していますので、燃料単価が変更になった場合には当てはまらなくなる場合があります

 

 

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暖房の省エネ、節電

 

暖房の選びの際に、知っておいて頂きたいデータがあります。

現在日本は、エネルギーを大量に使う国の一つです。
地球温暖化ガス25%削減という目標を立てましたが、
日本は、現在でも世帯当たりのエネルギー消費量が増えている数少ない国なのです。

そして、年々増え続けるエネルギーの中に、「暖房」が入っています。
暖房は、家庭で使うエネルギーの約16%です。
(IEEA年掲載資料の大阪地区抜粋データより算出)

そのエネルギーを削減しようとエコ住宅やエコリフォームなどを積極的に
進めようとしているのですね。

また、東日本大震災をきっかけに、原子力発電について見直しを迫られており、
特に原子力発電の依存が高かった関西電力や九州電力管内では
ピーク時の発電量が不足する可能性が高まっていることから、
節電の協力依頼が出ているのはみなさんご存知のところだと思います。

 

では、暖房での節電や省エネを行うためにどのようなことができるのか
まとめてみました。

 

◇ 節電と省エネは違うもの。

 

節電と省エネ。

同じような意味合いで伝えられていますが、
今求められる節電と省エネは意味合いが異なることを
ご存知でしょうか。

 

関西電力のデータを見ると、
電力の需要を満たすだけの供給量を確保することはできています。
しかしながら、なぜ10%以上の節電が求められているかというと、
みなさんの電気を使用する時間帯が重なり、
ある時間帯では、電力需要量が供給可能な量をオーバーしてしまう可能性が
あるからなのです。

そのため、大きな電力を使う設備機器の利用時間をずらしたり、
ガスや灯油などのその他の熱源に変更することが求められています。

 

では、省エネとはどんな意味合いなのでしょうか。

省エネとは、地球温暖化や、石油など化石燃料などの枯渇の問題に対応するため、
使うエネルギーを減らしていくことが求められています。

分かりやすく言うと、光熱費を節約するような生活を送ることで
省エネが可能ということになります。

 

 

◇ この冬に節電の求められる時間帯は9時~21時

 

では、節電が求められている時間帯はいつなのでしょう。

 

関西電力では、9時~21時までの間10%以上の節電を訴えています。

その理由として、
日中は製造業などの設備稼働のために電力の需要が増えるのですが、
夕方以降、一般のご家庭の電力需要が増えます。

そのため、特に家庭では、18時~21時の時間帯の節電が求められているのです。

 

 

◇ 家庭における冬の夕方の消費電力

 

下の経済産業省のデータを見ても分かるように、
エアコンが最も割合が多くなっています。

 

家電製品 消費電力の
割合
エアコン 30%
照明 13%
冷蔵庫 11%
テレビ 6%
電気カーペット 4%
温水便座 2%
電気ポット 2%
食器洗い乾燥機 2%
電気こたつ 1%
パソコン 2%
ジャー炊飯器 2%
洗濯・乾燥機 2%
待機電力 5%
その他 18%
出典:今冬の家庭の節電メニュー 経済産業省

 

節電をするためには、
このエアコンの使用を工夫するといったことが必要になってくるのです。

 

 

◇ 賢く節電するために

 

使用される電気の割合だけをみるとエアコンを使用することが
悪のように見えてしまいますが、
エアコンの消費電力は他の製品と比べてどうなのでしょうか。

 

表:部屋を1時間暖房するときの光熱費比較

暖房機器1時間あたりの
暖房代
エアコン14円
ガスを使う暖房45円
灯油を使う暖房31円
電気を熱に変える暖房70円

※ 電気代 22円/kW ガス代 150円/m3 灯油 70円/L で試算
出典 : 温暖化防止活動サポートブック

 

上記結果を見ても分かる通り、エアコンはもっとも光熱費の安い暖房ということが
分かって頂けるのではないでしょうか。

つまり、エアコンを使わず電気ストーブやハロゲンヒーターを使うというのは本末転倒で、
消費電力を増やすことに繋がります。

また、石油ファンヒーターやストーブなどの開放型暖房器具は
一酸化炭素中毒や結露や排ガスによってシックハウス症候群の原因ともなりますし、
省エネ性能に劣るため、これらの機器を主暖房として利用すると
ランニングコストが上がることに繋がります。

 

では、どのようにすればいいのでしょう。

 

対策1 : 冷えた部屋を暖める時だけストーブなどを使い、部屋が暖まったらエアコンに切り替える

 

まず、エアコンの特性として、
スイッチを入れた直後は、設定温度まで部屋を暖めるために
とても大きな電気を使っていますが、
設定温度まで達すると、インバータが利き
そのあとは、とても小さな電力で運転します。

そのため、冷えた部屋を暖めるために、
電気以外のガスや灯油を熱源とする
ファンヒーターやストーブを使い、
あとはエアコンで暖房すると節電と省エネに繋がります。

 

対策2 : 蓄熱式の暖房機器を利用する

 

21時までが節電の時間帯ですが、深夜の時間帯に熱を溜める暖房機器(蓄熱暖房機)は
節電にも効果的です。

ただし、オール電化の家庭でないと
蓄熱暖房機のランニングコストがとても高くなってしまうので、
注意が必要です。

 

 

◇ 過度な節電にはご注意を

 

家の中の寒さは、
そこに住む方の安全を脅かす原因になっていることが
徐々に分かってきました。

イギリスでは、住宅の健康安全性を評価するシステムが運用され、
極端な寒さの家には改善命令が出るよう法制化されています。

このイギリスのHarmに基づく「極端な寒さ」とは、
室温が16℃以下を指します。

みなさんの部屋の温度計は何℃を示しているでしょうか?

部屋の寒さは、呼吸器障害や心疾患などに繋がる危険がありますし
室間の温度差が大きいと、ヒートショックの危険性が増します。

 

快適な生活は犠牲にしたとしても、
健康に影響を与えるような過度な節電は控えるようにしてください。

 

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最終更新日 : 2011年12月28日

 

 

暖房のランニングコストを抑えるためには、住宅のエコ化が必須です。

家の具体的な断熱方法はコチラ!

 

 

 

 

エコリフォームの方法

住宅版エコポイントの導入から、
エコリフォームという言葉の認知度も
上がってきたように感じます。

 

私たちは、エコポイントの導入前からエコリフォームを
実践して頂けるように環境省の認可を受けた

「おおさかエコリフォーム普及促進地域協議会」

を創設し、普及活動を続けてきました。

 

その活動の中で、セミナーなどに参加された方に
お配りしているガイドブックをココで公開しようと思います。

 

(見たいカタログをクリックするとフルスクリーンでご覧頂けます)

 

 

 

 

 

このガイドブックは、エコリフォームをどのように行うのかや
断熱材の種類や施工の方法などを詳しく紹介しており、
実際にご覧頂いた方からは分かりやすいと好評のものです。

エコリフォームを実践しようと思っている方はぜひご覧ください。

 

 

住宅の床の具体的な断熱方法

人は寒さをどう感じるのでしょう。

たとえば、エアコンを使って暖房している部屋にいると頭の方ばかり暖まって
足元は寒いために暖かさを感じないといった経験をされた方も多いと思います。

それは、空気は暖まると比重が軽くなって上に溜まり、冷たい空気が床付近にとどまる性質があり、
いくらエアコンの設定温度を上げてもその現象は改善されないため、つい設定温度を上げてしまう
ためにおこる現象です。


image_illust.gifこの現象は、家の断熱性が低い家ほど顕著に
出てきます。
いくら空気を温めても壁や窓、天井、床から逃げていく
熱が大きくなってしまい、
温められるのは部屋の上の方だけ。

なので、右の図のように暖かいのは頭の付近だけ
といった状況になってしまうのです。


反対に、家の断熱ができている部屋は、
同じ能力のエアコンをつかっても、部屋の下の方の
空気まで温めることができます。

これだと、部屋の上下の温度差が小さくなり、頭だけ
暖められてボーっとするといったこともないですし、
エアコンの設定温度を少し下げても体感温度は
変わらないので、省エネにもつながります。

これは、流体解析のソフトでも同様の結果を
見ることができます。

エアコンの性能が高くなってきていますが、
断熱しないと部屋の上下の温度差を解消することが
できないといった結果も出ているのです。

では、断熱をどのようにするのか。

壁や天井、屋根の断熱方法はほかのページで紹介しましたが、ここでは、冬の寒さ改善に
効果の高い床の断熱方法を紹介します。



床断熱





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床断熱って?

床断熱は、床材であるフローリングなどの下の部分を断熱する方法です。
床断熱には、断熱材を床根太などの間に落とし込む方法と、床材の裏に発泡系断熱材を吹きつける方法などがあります。
一般的には、こちらの断熱方法が主に採用されています。ボード系の湿度の影響を受けにくい発泡プラスティック系断熱材が主流です。

メリット

床のすぐ下を断熱するため、床の暖かさを感じやすい断熱方法です。
また、上述したとおり、発泡プラスティック系ボード断熱材が主に使われますが、安価な繊維系断熱材も使うことができます。
床暖房なども効率良く運転させることができます。

デメリット

施工のむずかしさが挙げられます。断熱材が脱落したり、床と密着せず隙間があくと効果が極端に落ちますので、脱落しない施工方法が求められます。
図体のでかい暖房機器を床下に設置して室内を広く使うような床下利用ができません。

一般的に使われる断熱材の種 類

ボード系断熱材が一般的に使われます。(繊維系断熱材、発泡プラスティック系断熱材など)
また、吹付けウレタンなども増えてきました。

基礎断熱
 




kiso_dannetsu.jpg

基礎断熱って?

基礎断熱は、基礎の立ち上がり部分に断熱材を施工する方法です。
立ち上がりの外側と内側に施工する2つの方法があります。
北海道などの寒冷地でシロアリがいない地域では、外側に施工し、地表面から掘り下げて断熱施工し、床下に入ってくる冷たさを防ぐ施工がなされていますが、一般的には、内側に施工し、外周部から1mくらいの基礎のベース部分にも断熱材を施工する方法が採用されています。

メリット

施工が非常に楽になります。また、気密性が確保しやすいため、超高気密住宅にしたい場合には、基礎断熱にする場合があります。
床下は気密・断熱内になりますので、自由に使うことができます。
たとえば、暖房機や換気システムを床下に設置することで、部屋をすっきりすることができますし、床全体を暖めることができるため、各部屋の温度差を小さくすることができるなどのメリットがあります。

デメリット

シロアリの被害が報告されているように、断熱材と基礎の間が蟻道となる場合がありますので、シロアリ対策が必須です。
床下も暖房空間になりますので、暖房する空間が大きくなります。
また、床下と1階の間の通気を積極的に行ってあげないと、湿気が溜まることによって、カビが生えたり腐ったりしやすくなります。
建物の竣工直後はとくに注意が必要です。


一般的に使われる断熱材の種類

発泡プラスティック系断熱材が一般的に使われます。
ただ、シロアリ対策が施されたものを採用することが望ましいでしょう。


床は、天井や壁などに比べると熱逃げの割合は小さいものの、寒さの改善には非常に効果が高い
部位です。
また、床暖房を選択する方が増えてきていますが、床の断熱がしっかりなされていない場合、
床暖房で暖めた熱の半分以上が床下に逃げていくといった実験結果も出ています。

床暖房を採用する際には、逃げる熱をしっかりと防ぐためにも断熱材の厚みを増しておいた方が
いいでしょう。


床以外の断熱の具体的な方法は以下のページで紹介しています。










住宅の屋根・天井の具体的な断熱方法

IMG_2080.JPGのサムネール画像のサムネール画像飛騨高山に残る白川郷や、京都の美山に残るかやぶき屋根の住居を見ると、とても趣深い気持ちになります。

日本の民家は古くからこういった建て方で建てられてきました。
土壁に小さな窓。
大きな分厚い茅葺屋根。

よく言われる「夏を以て旨とすべし」といった松尾芭蕉の有名な言葉とはかけ離れた建て方だと思われる方も多いのではないでしょうか。

実は、松尾芭蕉の徒然草では、住宅は夏のことだけを考えて、
窓を大きくして風通しを良くしましょうと推奨するような文句はないのです。
むしろ、窓を小さくした方が過ごしやすいといった記述があるほど。

興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
IMG_2076.JPG
主題から脱線してしまいましたが、昔も庶民の住宅には、断熱するといった考えがあったのです。
右の写真をみてもとくに屋根には、気を遣っていたことが分かると思います。

雨をしのぐためにこれだけの厚みが必要といったこともあるのでしょうが、茅(かや)はストローのように中空になっているので、その中の空気のおかげで断熱性が高いのです。

防火などの問題から住宅地にかやぶき屋根の家を建てることはできませんが、
同様の断熱性をもった住宅を建てることなら可能です。

では、屋根、天井の具体的な断熱方法を確認してみましょう。

主な方法として、以下の2つがあります。


屋根断熱





yane_dannetsu.jpg
屋根断熱って?

屋根断熱は、読んで字のごとく、屋根の部分を断熱する方法です。
外断熱と言った場合この屋根断熱を指します。
屋根断熱の中でも、たる木などの上を断熱する方法と、たる木の間に断熱材を詰め込む方法の2種類があります。それぞれ長所短所ありますので、あとで詳しく紹介します。

メリット

屋根の部分で断熱するため、天井裏も快適な温度条件となり、ロフトや小屋裏収納などとして空間の活用ができます。
また、勾配天井にすることもできますので、部屋を広く見せることができます。

デメリット

たる木の間、もしくは、上に断熱材を施工しますので、厚みを確保するのが難しくなります。
夏の暑さを防ぐために、高い断熱性能が求められますので、必要な性能を確保するために、断熱性能の高い発泡プラスティック系断熱材を使わざるをえなくなり、コストが上がることが考えられます。
また、暖冷房する場合、小屋裏の空間も暖めたり冷やしたりすることになりますので、天井断熱と比較してランニングコストが高くなるといったデメリットもあります。

一般的に使われる断熱材の種類

ボード系断熱材が一般的に使われます。(繊維系断熱材、発泡プラスティック系断熱材など)
また、吹付けウレタンなども増えてきました。

天井断熱
 




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天井断熱って?

天井断熱は、天井の上部に布団を敷くように断熱材を施工する方法をいいます。
屋根断熱と天井断熱では、天井断熱の方を採用する施工業者が多いようです。
リフォームでも対応しやすく、床や壁などに比べると安く断熱することができます。

メリット

厚みを大きくすることができますし、施工も比較的楽なため、断熱材の種類を選ばず、コストを抑えることができます。
暖冷房をする空間を小さくすることができますので、屋根断熱と比較してランニングコストを抑えることが可能です。


デメリット

天井に勾配が付いている場合には、採用できません。
また、天井を吊るための材料と断熱材が干渉するため、ボード系の断熱材を採用する場合は、工夫が必要です。また、繊維系断熱材であっても隙間なく施工することが難しいため、丁寧な施工を求められます。

一般的に使われる断熱材の種類

繊維系断熱材が一般的に使われます。最近では、吹きこみ繊維系断熱材やセルロースファイバーなどの施工も増えてきました。
隙間なく施工が行えますし、施工コストもそれほど高くありません。



屋根断熱の方法




たる木の上に施工

たる木の間に施工

概要

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屋根を構成する斜めに掛かった材料をたる木といいますが、その上に板材を敷き、その上に断熱材を施工する方法です。

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たる木の間に断熱材を施工していく方法です。

メリット

隙間なく断熱材を施工できますので、熱橋もなく断熱の欠損が少なくなります。
使える断熱材はたる木上を断熱するより選択肢は広くなります。

デメリット

透水性のある材料は避けた方がいいなど使える断熱材が限られます。
雨の日は施工できないため、工期が天候に左右されます。
発泡プラスティック系断熱材の場合収縮により、将来的に隙間が生じる可能性があるため、隙間ができないようにする措置が必要です。
通気層を確保すると、いれることができる断熱材の厚みが薄くなります。




住宅の壁の具体的な断熱方法 >> 住宅の屋根・天井の具体的な断 熱方法 >> 床の具体的な断熱方法


断熱材 の比較 ← HOT

住宅の壁の具体的な断熱方法

近年、化石燃料の枯渇の問題や、地球温暖化の問題から住宅の省エネ化(断熱化)が
重視されるようになってきました。
また、人の生活も豊かになったことや、性能の高い冷暖房機器の普及も進み、
せっかく建てるなら快適な住まいを求める方も多いのではないでしょうか。


昔の家は、土を壁に塗ることによって、雨風や外の寒さを防いでいました。
ただ、土壁は一般的に使われるグラスウール断熱材の20倍も熱を通しやすいことを
ご存知でしょうか。

それを柱の間に塗りこんでいくので、厚みもそれほどとれません。
また、土壁は冬乾燥すると隙間ができ、隙間風が入ってきてさらに寒さを感じるのです。

そう考えると、昔の家の過酷さがわかって頂けると思います。
ただ、戦後建てられた住宅の中には、断熱材などが全く入っていない住宅もありますので、
そのような住宅に比べると少しはマシだったのかもしれませんが。。。


家を快適にするために、断熱材をいれたり、断熱性能の高い窓を入れたりとと色々な方法が
ありますが、ここでは、壁の断熱の方法を具体的に紹介します。

最近は、理解が進み、「内断熱VS外断熱」 といった話題はあまり聞かれなくなってきましたが、
おさらいの意味も兼ねて、詳しく書いていこうと思います。

断熱材の比較のページで、各々の断熱材のメリット、デメリットや施工する際の注意点を
紹介していますので、併せてご確認ください。

断熱材の比較

壁の断熱の主な方法として、壁の中に断熱材を施工する充填断熱という方法と
構造材(柱や梁など)の外側に断熱材を施工する外張断熱という2つの方法があります。

また、充填断熱と外張断熱を両方とも行う内外断熱(ハイブリッド断熱などとも呼ばれますが・・・)や、
RC造で建てられたマンションなどで採用される内断熱もあります。

まずは、それぞれの特徴を知っておきましょう。


外張断熱





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外張断熱って?

外張断熱は、構造躯体(柱や土台、梁などのこと)の屋外側に断熱材を張り付けたものをいいます。
よく、「外断熱」と言われますが、正式には、外張断熱が正解です。
鉄骨や鉄筋コンクリート造で採用されることが多い方法ですが、木造など工法に関わらず採用されるようになりました。

メリット

構造躯体の外に断熱材がきますので、構造材が人間が生活する快適な空間と同条件となり、長持ちすると言われています。
また、構造材で使われる木であっても、断熱材と比較すると熱を2.5倍通しやすくなっています。(鉄になると断熱材の1000倍、アルミだと4000倍です)木造の場合は、その構造材の面積がすべての壁の面積のうち約2割を占めますので、仕様書上同じ厚みの断熱材を使っていると、外張断熱の方が断熱性が高いといえます。
また、壁を外から覆ってしまうので、施工上の隙間も小さくすることができ、気密性を確保しやすいです。

デメリット

構造躯体の外に断熱材を施工しますので、壁の厚みが増してしまいます。また、壁を留め付けるビスの長さが決まっていますので、断熱材を厚くできないといったことが挙げられます。ちなみに、30mm程度が一般的です。

一般的に使われる断熱材の種類

ボード系断熱材が一般的に使われます。
(繊維系断熱材、発泡プラスティック系断熱材など)

充填断熱
 



jutendannetsu.jpg
充填断熱って?

充填断熱は、構造躯体(柱や土台、梁などのこと)の間に断熱材を充填していく方法をいいます。
よく、「内断熱」と間違えられていますが、充填断熱と内断熱は違うものです。
鉄骨造では、鉄の断熱ができないため、木造や2×4(ツーバイフォー)で主に採用されています。

メリット

構造躯体の間の使われていない空間に断熱材を入れるため、見た目が変わりません。
また、100mm程度の断熱材を入れるスペースを確保できますので、いろんな断熱材を採用できます。つまり、性能を確保しながらコストを抑えることが可能となります。

デメリット

構造材の部分の断熱ができないため、熱の通り道(熱橋)となってしまい、鉄骨などでは検討が必要です。また、地震などの力に抵抗するための筋交いや、コンセントボックスなど、壁の中に納まっている建材や設備に干渉されるため、施工ミスが生じやすく、設計通りの厚みを確保できないなどの弊害が出る場合があります。

一般的に使われる断熱材の種類

繊維系断熱材が一般的に使われます。最近では、吹付けウレタン断熱材やセルロースファイバーなどの施工も増えてきました。2×4や筋交いを用いない木造住宅では、性能の高い発泡プラスティック系断熱材を用いる場合もあります。

内外断熱(ハイブリッド)

内外断熱(ハイブリッド断熱)って?

内外断熱は、外張断熱と充填断熱を両方とも行った断熱の方法です。
断熱性を極限まで上げるために採用する場合と、鉄骨造で鉄部分の熱橋対策で採用する場合の2つがあります。
内外断熱だから断熱性が高いといったうたい文句を聞きますが、鉄骨系ハウスメーカーは仕方なくこの方法を採用せざるを得ないということにご注意ください。

メリット

断熱材を厚くし、断熱性を上げることができます。
外張断熱の断熱材の厚みを確保できない点や充填断熱の熱橋ができる点などそれぞれのデメリットを改善することができます。
当然、外張断熱、充填断熱のメリットを有しています。

デメリット

断熱材にかかる建材コストと施工手間がかかりますので、高くなることがデメリットでしょう。

一般的に使われる断熱材の種類

鉄骨系メーカーは繊維系断熱材がほとんどです。
2×4では、繊維系もしくは、発泡プラスティック系断熱材を使います。

内断熱

内断熱って?

内断熱は、外張断熱とは逆に、構造材の室内側を断熱する方法です。
主には、鉄筋コンクリート造のように構造材の間に断熱材が施工が不可能で、熱容量(物体の中にどのくらい蓄熱できるのか)の大きな構造の場合に採用されます。
鉄骨造や木造ではあまりメリットを得られないため、採用されることはあまりありません。

メリット

構造躯体の室内側を断熱しますので、暖冷房空間を小さくでき、エアコンなどのランニングコストを抑えることができます。
暖房を短い時間しか使わない鉄筋コンクリート造に住む方にとっては最適な断熱方法となるのではないでしょうか。

デメリット

室内側に断熱材を施工するので、部屋が少し狭くなってしまいます。そのため、厚みを確保することが難しく、断熱効果を得ようと思うと、使える断熱材も限られます。

一般的に使われる断熱材の種類

吹付けウレタン断熱材が一般的です。繊維系や発泡プラスティック系のボード断熱材も使われます。




外断熱 VS 内断熱


一時期、「外断熱 VS 内断熱」といったあまり意味のない議論がなされていました。

これは、発泡プラスティック系断熱材を製造するメーカーと繊維系断熱材を製造するメーカーが
販売シェアをかけて争っていた際に、それぞれのデメリットを誇張して伝えたために起こった
騒動です。

そしてさらに、大手ハウスメーカーも加わって「鉄骨の外断熱 VS 木造の内断熱」に発展し、
専門家もこぞってこの議論に参戦したために、一般消費者にとっては、
外断熱?内断熱??どっちがいいの???といった混乱を招いたのです。
まったく迷惑な話です。

現在は、外張断熱であろうが、充填断熱であろうが、工法や施工個所に合った方法を選択し、
しっかりとした厚みを確保すれば、大きな性能の差は生じませんし、一方が劣っているといった
ことがないということで終息しています。

それぞれのメリット・デメリットを理解して選択できる知識を付けておけば、迷うこともないでしょう。

住宅の壁の具体的な断熱方法 >> 住宅の屋根・天井の具体的な断 熱方法 >> 床の具体的な断熱方法




キッチンのワーク トップ カウンターの選び方

キッチンのワーク トップ カウンターにもいろんな種類があるのをご存知でしょうか?

主には、ステンレスや人工大理石がありますが、ほかにも
天然石、タイル、木、メラミンポストフォームなどがあります。

それぞれ特徴がありますので、あなたに合ったキッチンのワーク トップ カウンターを知って下さい。


ステンレス
耐水性、耐汚性、耐熱性、耐久性に優れた材料です。
ステンレスは、安価でキッチンに求められる基本的な性能をすべてクリアできるキッチン向きのいい材料と言えます。厚いステンレスを用いて作られたキッチンは、数十年たってもその表情が変わることないため、愛用されている方も多いようです。
ただ、ステンレスの価格も上がっていますので、厚みを薄くしたものが安く売られていますが、安っぽさは否めません。ステンレスの特性上、細かな傷が入りやすいため、細かな傷を目立たなくするためのエンボス加工や研磨痕を残したような仕上げのものが一般的になってきているようです。

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クリナップ社製
ステンレスキッチン
人工大理石
耐水性、耐汚性、耐熱性、耐久性に優れた材料です。
名称が大理石となっていますが、自然からとれる大理石を用いているわけではなく、大理石のような仕上がりという意味で、熱に強い樹脂が原材料です。
ポリエステル樹脂がもっとも安価ですが、耐熱性や耐紫外線性能、見た目などはアクリル樹脂、もしくは、エポキシ樹脂の方が上です。
ちなみに、エポキシ樹脂(TOTOのクリスタルシリーズはこれです)は耐熱温度が350℃までとなっていますが、アクリルで200℃程度、ポリエステル樹脂はもっと低いとされていますので、直接ワークトップに鍋を置くのは避け、鍋敷きなどを利用する必要があるようです。
また、樹脂で作られていますので、反りなどの不具合が出たりする場合があるようです。
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サンウェーブ社製
人工大理石キッチン
天然石
耐水性、耐熱性、耐久性に優れた材料です。
ワークトップでは主に花崗岩を選択する方が多いようです。磨くと非常に美しく、天然のもののため模様も2つとして同じものがないことから個性をアピールするにはもってこいです。
ただ、主に輸入品であり、非常に重たいことから材料だけでなく、施工費も高額になることにご注意ください。
大理石は強度や見た目の美しさには優れるのですが、酸や汚れ、耐水性に劣りますので、キッチンでの使用には向きません。
また、ワークトップの天然石の継ぎ目をしっかりと防水処理をしないと水が浸みこんで床が落ちる・・・なんてことになりかねませんので、実績があって信頼できる施工店に依頼してください。

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イタリア製
天然石キッチン
タイル
耐熱性、耐久性に優れた材料です。
一昔前には、キッチンにタイルを貼ることが流行のようにどこの家庭でもされていたように感じます。また、カントリー風に仕上げたり、タイルの大きさや種類を変えることで、個性を出した温かみをもつキッチンにすることができるため、今でもこのタイルを選ぶ方もいらっしゃいます。タイル自体は、耐熱性や耐汚性がありますので、長く使うことができます。
ただ、施工に手間がかかるうえ、使っていくと目地がどうしても汚れてしまいますので、楽して綺麗なキッチンを維持したいと思っている方には向かないでしょう。

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イナックス(INAX)製
タイルキッチン
ムク材、集成材(木)
加工性に優れた材料です。
ムクの材料ですと木の特性から湿気などで反りや表面の劣化などの現象が出やすいため、一般的には、集成材が選ばれているようです。
木目が見た目に優しく感じられ、独特の雰囲気を出すことができます。
十分に乾燥させた木材を集成加工することで、反りや割れ、膨張収縮などのくるいを小さくすることができます。
ただ、木材ですので、水を良く拭き取ることや、定期的にメンテナンスが必要になるなどステンレスや人工大理石などの材料にくらべ手間がかかるのが難点です。
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イケア(IKEA)製
集成材ワークトップキッチン
メラミンポストフォーム
耐水性、耐汚性に優れた材料です。
心材となる合板などに、メラミン化粧板を熱を加えながら接着していく方法で作られます。
1枚のメラミンシートで加工され継ぎ目がないため耐水性が高くなります。また、側面などもシートで覆われるため、綺麗な仕上がりになります。
汚れも付きにくく、比較的安価で購入できるため、選択される方も多いようです。
ただし、耐熱性が改善された商品もありますが、基本的には、あまり熱には強くありません。



どうでしょうか。
どれも魅力的でという方のために、少しまとめてみました。
一般的に購入できる商品の中での目安ですので参考程度にお考えください。



基礎知識

キッチンワークトップカウンターの基本性能を確認してみましょう。
求められる主な性能は以下となります。



耐水性

キッチンは水を使うところですので、カウンターも防水性の高い材料でできたものを選ばないといけません。

耐汚性

油汚れなど頑固な汚れを拭き取りやすい(掃除しやすい)材料を選ばないと、日々の家事が大変になってしまいます。

耐熱性

火を使うからこそ、熱に強い、燃えない安全な材料を選ばないといけません。また、熱い鍋などを置いても変色などしないような材料を選びましょう。

耐衝撃性・強度

うどんをこねたり物を落としたりしても割れたり、傷が付きにくい材料を選んでおくと綺麗な状態で長く使っていくことができます。

耐久性

できれば長く使い続ける材料のものを選びたいもの。すべての性能に関係するところではありますが、時代に左右されにくいデザインなどを選ぶことで、古さを感じず長く使っていくことができます。


リフォームや新築ではいろんなことを考えないといけませんが、納得した家を建てる、リフォームする
のであれば、毎日使うキッチンのワークトップも吟味して選びたいものです。




キッチンの高さの上手な選び方

 

みなさん、普段お使いのキッチンの高さに不満はありませんか?

キッチンは、毎日使う場所で、作業のしやすさによって、調理が楽しくなったり億劫になったり
するものです。
せっかく家を建てるなら、自分の体のサイズに合ったキッチンを選びたいものです。

ここでは、キッチンの高さを決めるポイントを紹介しますので、参考にしてみてください。

 

 


台所仕事で体に最も負担がかかるのは、洗いもの!?


 

調理を行う上で、洗いものの時間は非常に長いものです。
野菜を洗ったり、食器を洗ったり。

senjou_illust.png

調理から片付けまでの時間の半分はシンクの前で作業する時間だというデータもあるのです。

私の場合、そのシンクでものを洗う作業が調理の中で嫌いな作業なのですが、皆さんはいかがでしょう。

野菜を洗って皮を剥いたり、食器を洗うときは、腰を少しかがめた状態で、同じ作業の繰り返しです。

同じ作業を繰り返すことが嫌いという性格もありますが、10分も同じ体勢で作業していると
腰が痛くなってきて、作業の途中で腰を伸ばす体操などをしないととても続けてられない状態になるのが
とても億劫なのです。

シンクに体をあずけて作業すると、服が濡れてしまいますし、イスに座って作業すると、
他の作業をするときにそのイスが邪魔になるし、どうにかならないかいつも考えています。

ただ、キッチンを選ぶ際に自分にあったシンクの高さにすることで、体への負担を軽減することが
できるのです。

腰が痛くなる原因は、シンクの洗い場部分が低すぎることが挙げられます。
低いと前傾姿勢にならざるをえませんし、その体を支えるものがないので、腰に力を入れておかなければ
なりません。

つまり腰への負担を軽減するためには、少しでも体を起こした状態で作業できるよう、シンクの高さを
上げることと、もたれかかっても濡れないような少し盛り上がった縁があるキッチンを選ぶことです。

 

 


あなたに合ったキッチンの高さの計算法


 

kit_std_height.gif

では、腰に負担がかからないシンクの高さはどうやって出せばいいのでしょう。

キッチンの高さは、JISの規格にあるように、5cmごとに選べるようになっているのが一般的です。
JIS規格では、切るときの体勢を基準に高さを出しています。

計算式は、

(身長) ÷ 2 + 2.5 cm = (基準高さ)

となります。

つまり、身長155cmの人は、高さ 80cm、165cmの人は85cmといった具合です。

ただ、ものを切るときにちょうどいい高さと洗いものをするときの高さは少し変わります。
洗いものの場合は、先ほど書いたように、少し高めにしておいた方が腰への負担が減りますし、
逆に、ガスレンジ(IHクッキングヒーター)などの高さは、少し低めの方が使いやすいのです。
※「少し」の具体的な数字は人によって様々ですが、3cm程度とお考えください

ただ、この数値がすべてではありません。
癖などもありますので、実際にショールームなどに行って高さを確認する方がいいでしょう。

 

 


キッチンの高さの種類


 

キッチンの高さは、80、85、90、95cmの4種類がJISで決められています。

5cmごとですので、まずはショールームなどで上の計算結果に近いものから試してみてください。

 

また、ショールームで確認する時には、家と同じ状況を再現することが重要です。
靴を脱ぐことはもちろんですが、普段スリッパを履いたり、マットなどを敷く予定があるのであれば、
その高さも考慮しておくべきです。

あとで失敗したといっても、取り替えることは簡単ではありませんしね。

 

ちなみに、現在は、キッチントップがすべて同じ高さとなるものが主流です。
見た目の綺麗さや、掃除のしやすさなどが支持されているのでしょうが、作業しやすい高さは、
それぞれの作業によって違います。

機能性を考慮するのであれば、「切る」、「洗う」、「加熱する」の作業場所が分けられる、
アイランドタイプのL型のようなキッチンもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。

 

 


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システムキッチンの選び方

せっかく家を建てるなら、お気に入りのキッチンにしたいところ。
キッチンは、家の中でも使う頻度が高い場所です。
料理をする方にとっては、家の中で寝室やリビングの次に長い時間を過ごす場所ではないでしょうか。

みなさんは料理にどれくらいの時間がかかっているのでしょう。
仕込みや野菜の洗いなどから始まり、加熱、仕上げまで、食事が終わったら、後片付けと
キッチンに立つ時間は意外と長いものです。

ちなみに、私の場合は、朝食だと1時間(弁当などを作るとさらに長くなるのでしょうね)、
昼食だと1時間弱、夕食になると、1.5~2時間といった感じです。

つまり、1日の6分の1はキッチンに立っているのです。

毎日しないといけない家事の一つなので、使いやすく楽できて、料理などが楽しめるキッチンを
考えましょう。

ここでは、キッチン選びの基礎の基礎を学んでいきましょう。

 

  1. キッチン形状(レイアウト)  キッチンの形を選ぶために知っておきたい基礎知識
  2. キッチンの高さの上手な選び方  あなたにあったキッチンカウンターの高さの選び方
  3. 必要な収納の大きさ  キッチンの収納に必要な大きさを知ろう
  4. ワークトップの選び方  ワークトップカウンターの種類は何がいいのか、特徴を紹介

 

 

新築の家の満足度はキッチンが左右する!?

 

 

1、キッチンの形状(レイアウト)を決めよう!

 

◇ キッチンの形状と特徴

 

キッチンの形状は、I型、Ⅱ型、L型、アイランド型など様々です。
代表的なものをイラストで確認しましょう。

 

☆ I型

 

【特徴】

もっともスタンダードなレイアウトです。
スタンダードということは、選べるシステムキッチンも多くなるということでもあります。
段取り良く調理を進めれば、家事の動線が短くてすみますし、キッチンをあまり大きくできないような
間取りにも対応しやすいレイアウトとなります。

ただ、2人で調理をするとなると、動線が重なっていますので、動きづらかったりします。
また、キッチンの幅を広くしてしまうと、動線がグッと伸びてしまい、右に行ったり左に行ったりが
大変になります。
冷蔵庫とシンク、ガスコンロ(IHクッキングヒーター)の3つの移動距離が3.5m以内であれば
それほど使いにくさを感じないと思います。

もしI型で動線が横に伸びそうな場合は、冷蔵庫をシステムキッチンの背面に置くなどすると動線を
短くでき、使いやすくなります。

 


 

☆ II型

II_type.gif

 

 

【特徴】

洗いや下ごしらえ、カットをする場所と、煮炊きする場所が分離されたレイアウトです。

このタイプは、
キッチンスペースを広くできる場合や、家族が多く広い調理スペースが必要な場合、
料理が好きでこだわった料理をするための作業スペースが欲しい方などに向いています。

また、豪邸で専属のコックなどを雇っている家もII型が多いでしょう。

(日本では少ないのでしょうが。。。)

ただ、広いキッチンを確保できる間取りでないと採用しづらいレイアウトであることは確かです。

また、キッチンが独立した間取りが多くなりますので、さびしがり屋の方は工夫が必要です。

冷蔵庫、シンク、ガスレンジ(IHクッキングヒーター)を結ぶ動線の距離は、
5.5m程度までにしておいた方がいいようです。

 

 

☆ L型

L_type.gif

 

 

【特徴】

I型に次いで多いキッチンのレイアウトでしょう。
ガスレンジ(IHクッキングヒーター)部分が直角に折れているレイアウトが主流です。
お鍋を火にかけながら、違う料理の下準備をしたりする場合には体を回転させればいいので、
非常に便利です。

ただ、コーナー部分のスペースの利用方法を考えていないと、デッドスペースとなってしまいます。
また、冷蔵庫や食器棚などのレイアウトの自由度も低いため、個性的なキッチンを作るのは
難しいレイアウトのようです。

冷蔵庫、シンク、ガスレンジ(IHクッキングヒーター)を結ぶ動線の距離は、4.8m程度までに
しておいた方がいいようです。

 

 

☆ U型  

U_type.gif

 

【特徴】

キッチンに立つ人をカウンター、冷蔵庫、シンク、ガスレンジ(IHクッキングヒーター)が
囲むように配置されたキッチンのレイアウトです。
料理するスペースが広くなりますので、大人数の家庭でも窮屈に感じることなく調理が
できるでしょう。
II型同様、キッチンが独立した状態になるため、手の込んだ調理を頻繁に行う方や、
料理を趣味とする方にとっては、調理に集中できるため満足される方が多いようです。

ただ、何も考えずU型を選ぶと、キッチンスペースを持て余してしまい、動線が長くなる
デメリットなどに対して不満が溜まってしまうようです。
また、II型と同様基本的に食器棚はキッチンには置かず、ダイニングもしくは、
システムキッチンに付属する収納に片付けてしまうようになります。

冷蔵庫、シンク、ガスレンジ(IHクッキングヒーター)を結ぶ動線の距離は、5.5mまでに
しておいた方がいいようです。

 

今まで説明した形状では、冷蔵庫から野菜や肉を取り出し、洗って、切って、下ごしらえして
煮炊き、そして盛り付けまでのお話でした。
ただ、調理は、食卓まで運んで、食べた後食器をシンクまで戻し、洗って食器を片づけるまでを
一連の流れとして考えなければいけません。

ここから重要になってくるのが、(システム)キッチンの配置です。

では、どういった配置があるのか確認しましょう。

 

◇ キッチンの配置


一般的には、
壁付けタイプと対面タイプ、アイランド タイプです。

では、それぞれの特徴をあげましょう。

 

 

☆ 壁付け タイプ  

kit_w_wall.gif

 

【特徴】

なんといっても、キッチンスペースがコンパクトにできることが最大のメリットでしょう。
部屋を仕切るキッチンと部屋の明確なラインがないため、部屋を広く使うことができます。
また、壁に向かっているので、料理に集中できます。

デメリットとしては、キッチンがダイニングから直接見えるため、来客を考慮していつも
きれいにしておかないといけない点や、家族とコミュニケーションをとりながら料理をするという
のが難しい点、そして、食器棚を置くスペースに困るといった点があります。

他には、油汚れが飛散しやすくなることも挙げられます。

 

 

☆ 対面 タイプ


kit_taimen.gif

 

【特徴】

メリットは、家族とコミュニケーションを楽しみながら料理ができる点でしょう。
また、対面部分に少し高めのカウンターなどを付けると、キッチンの目隠しになり、
ダイニングがすっきりとして見えます。

キッチンとダイニングの間に垂れ壁を設ければ、キッチン上部だけ防火措置を取ればいいため、
材料費や施工費などを少し抑えることができます。

食器棚や冷蔵庫などのスペースの確保も容易で、ダイニングから見た印象もいいため、
I型などを選択した場合は、対面タイプを計画する方が多いです。

 

ただ、ダイニングにある程度の広さをとらないと窮屈な印象となってしまい、
部屋が小さく感じてしまうことがあるようです。
また、ガスレンジ(IHクッキングヒーター)の前は壁を設けないと油や調理の煙が部屋中に
広がってしまうので、注意が必要です。

 

 

☆ アイランド タイプ


kit_island.gif

 

【特徴】

壁付けタイプと対面タイプの中間的位置づけです。
複数で料理を楽しむ方には、うってつけではないでしょうか。

アイランド部分は、作ったものを仮置きするスペースやパンやそば打ちするスペースとして
重宝します。

また、適度に家族とのコミュニケーションを楽しみながら料理をすることができます。

 

ただ、キッチンとダイニングがしっかりとした区分けされないため、壁付けタイプ同様
キッチンが来客者に見えてしまいます。

 

また、ガスレンジ(IHクッキングヒーター)をアイランド部分に取り付けることもできますが、
油や煙が部屋全体に広がってしまう可能性が高く、レンジフードなどの換気扇は
風量の大きなタイプを選ぶ方がいいでしょう。

 

 

◇ キッチンのサイズ

 

☆ キッチンの幅

 

キッチンの幅ですが、
I型では255cm、L型やⅡ型では240cm程度のものを選択される方が多くなっています。

このキッチンの幅ですが、15cm単位で規格された商品が主に販売されており
165cm、180cm、195cm、210cm、225cm、240cm、255cm、270cm、285cm
といったサイズから選ぶのが一般的でしょう。


なお、キッチンの幅を変更しても、
シンクや調理器の大きさは変更できないメーカーや商品があります。
つまり、キッチンの幅を変更することによって変わってくるのは、
作業スペースということになります。

また、そのレイアウトも使い勝手に合わせて移動が可能です。

そのレイアウトも、下の収納との絡みがあるため、
15cm単位で移動できるパターンが多くなっています。

鍋休めやシンクの両サイドに皿を仮置きするスペースが必要なのかなど
普段の炊事を思い浮かべながら必要なサイズを選んでください。

 

 

☆ キッチンの奥行き

 

キッチンの奥行きで一般的なのは、65cmです。

ただ、この奥行きも60cm、70cmなどから選ぶことができます。

ワークトップを広く欲しい場合は、大きめのサイズを
対面キッチンとして、ダイニング側にカウンターを設ける場合などは
奥行きを短くしてカウンター上の使い勝手を上げるなど
使う方の勝手の良いものを選択するといいでしょう。

 

なお、当然、60cmの奥行きと70cmの奥行きとでは、
キッチンに必要な広さが異なります。

間取り作成の段階から、
ショールームなどで実際のサイズを確認し、
ある程度決めておく方がいいでしょう。

 

 

 

キッチンは女性の城とも呼ばれていますが、
ご家族の生活スタイルに合ったものを選択してください。
紹介したキッチンの選び方は、一般的に言われているものです。
間取りでメリットを活かす、もしくは、デメリットを補う方法もありますので、
お気に入りのキッチンを実現して下さい。

では、次は、キッチンの高さの選び方を紹介します。

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