はじめに
家を建てる土地を持っていない方は、家づくりと同時に土地探しもしないといけません。
まずは土地探しをして、そのあとゆっくり家を契約して建てる計画を立てることができればいいのですが、
土地だけでローンを組むと金利が高かったり、優遇が受けられなかったりするので、
土地と建物を両方ともローン組む場合には、土地探しと家づくりを同時進行せざるをえません。
でも焦って土地の契約をしたり、家づくりを進めてもいいことはありません。
そのため、このサイトでは、
土地探しをする前に、知っておいた方がよいチェック項目をまとめました。
土地探しの第1歩から、土地の下見の仕方まで、家を建てることを前提とした土地の選び方を
紹介しますので参考にして頂ければと思います。
土地探しの前のチェック項目
まず、一般的なお話からです。
土地探しの前に以下の項目をチェックしてください。
■ 利便性
土地探しで「利便性」を注意される方は多いと思います。
駅との距離や、公共施設があるのか、スーパーや銀行、郵便局など、
生活するためになくてはならない施設がどこにあるのかをチェックすることは必要です。
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また、利便性をチェックする際には、ご家族や親せきにも協力してもらい、
幅広い年齢層の方で現地を歩いてみることをお勧めします。
その土地には、長年住むことになると思いますので、年を重ねても快適に生活できるか
どうか、気付かなかった意見が聞けると思います。また、土地探しの際に、近隣の方にお話しを聞いてもいいでしょう。土地探しの際のチェック項目「利便性」□ その土地の近くに駅やバス停はありますか?
□ その土地の近くにスーパーなどの生鮮食品を購入できるスーパーなどはありますか?
□ その土地の近くに郵便局と銀行はありますか?
□ その土地へは幹線道路から4m以上の道路で入っていくことができますか?
■ 安全面
土地探しの優先順位で「治安・前面道路の交通量・通学路の歩道の有無」などを、
重視される方も多いでしょう。
治安などは、その近くに住む友人や、その土地の隣近所の方が素直に教えてくれる場合が多いです。
不動産業者の方に聞いても、土地を売らないといけないという使命がありますので、
なかなか悪いことまでは教えてくれません。
歩き回ることも重要ですが、安全面を知るには、その土地の隣近所の方と話してみることを
お勧めします。
■ 土地の面積・配置・形状・条件
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ここでは、まず、建てたい広さの家が建つのかどうかを知らなければなりません。■ 地盤の状態
悪徳の不動産業者では、容易に建て替えが不可能な土地をなにも伝えず販売している
ところもあります。
(近年は、宅建主任者の重要事項説明が義務付けられていますので、
減ってきてはいますが・・・)
家を建てることを前提に土地探しをする訳ですので、せっかくであれば、
ほしい家が建つ土地を選択したいですよね。
まずは以下の点を注意して下さい。
用途地域
土地の大きさに対して建てることができる家の面積を知ることができます。
調べ方
インターネットで検索ができます。
また、地方自治体の建築課などに聞くと教えてくれます。
間口(道路と接する土地の長さ)
家の見栄えや駐車のしやすさなどに影響します。
道路と敷地、敷地内の高低差
家を建てる際の造成にかかる費用が変わってきます。
前面道路の幅
4m以下は道路とされません。
そのため、道路の中心線から2m以内は敷地と認められません。
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■ 給排水・ガス設備の敷設状況
地盤の善し悪しによって、家にかかる予算が変わります。
詳しくは、上の「地盤の状態」を押すと詳細ページに移動します。
敷設の有無によって、新築工事の付帯工事費が変わります。■ 住まいの生活環境
詳しくはこちらでご確認ください。
騒音、振動、においなど長時間いないとわからない問題があります。■ その他
住んでみて、
「幹線道路や鉄道の音が気になる」、「高速道路をトラックが通過するたびに揺れる」、
「家畜場からのにおいが気になって窓が開けられない」
などとならないためにも、土地探しの際にしっかりとチェックして下さい。
景観
条例等で、建てる家に多くの制限がつく土地があります。
そのような土地ですと、望んでいる外観にできなかったり、家に使う建材を指定され、
その建材が高かったりして、家にかかる費用が上がることもありますので、
土地探しの際には注意して下さい。<スポンサードリンク>
自然災害の可能性
治水工事が進んでいない地域は、土砂災害や浸水被害がおこる可能性が高いです。
土地探しの際に、過去数年なにか自然災害などの問題が起こっていないか
確認するとよいでしょう。
各項目で詳しい内容を説明していますので、是非ご覧ください。