積水ハウスは、積水化学工業の住宅部門から独立してできたハウスメーカーです。
(現在は「セキスイハイム」が積水化学工業のハウス事業を引き継いでいます)
積水ハウスの歴史は古く、1970年からと40年を超えるハウスメーカーでは
老舗のメーカーと言えます。
数多くの型式認定を保有し、数多くのハウスメーカーを代表するトップメーカーです。
鉄骨造、木造住宅だけでなく、分譲アパートなども数多く手がけており、
その販売戸数は大手ハウスメーカーの中でも群を抜いています。
性能など詳しい評判は以下の項目でご確認下さい。
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積水ハウスはなんと言ってもそのブランド力が、
一番の特徴と言って良いでしょう。
最近は、不況の影響なのかテレビCMが減ったように思いますが、
新聞等ではまだまだ、その名前を多く見ます。
「積水ハウス」と聞いて、知らない人は居ないのではないでしょうか???
そんな、積水ハウスは住宅業界に大きな影響を与えてきた存在である事に間違いはないでしょう。
また、グループ企業として、積和不動産、積和建設などがあります。
◇ 積水ハウスの特徴① 圧倒的な引き渡し棟数
積水ハウスは年間6万棟前後の引き渡し数を誇り、
数では他のハウスメーカーを圧倒する
ハウスメーカーです。
正に、住宅の「メーカー」といえるでしょう。
これは、大量生産を象徴する数です。
ただ積水ハウスは賃貸住宅の戸数も多く、
賃貸住宅と注文住宅の割合は3:7程度となっているようです。
◇ 積水ハウスの特徴② 圧倒的な数を支える営業力
積水ハウスは沢山の宣伝広告と共に、営業力でもその強さを
発揮していると言えるでしょう。
積水ハウスの営業マンのノルマはかなり厳しいらしく、
「住宅の営業マンはキツイ仕事」
と言う評判をつくったのは積水ハウスと言っても良いでしょう。
地域によっては、違いがあるかもしれませんが
積水ハウスの一年目の営業マンは自転車で営業活動をするようです。
そして、契約をとって一人前になるとやっと
車による営業が許されるようです。
◇ 積水ハウスの特徴③ 種類の多い商品群
積水ハウスは主に軽量鉄骨や木造工法を軸にして、
その中で様々な家(商品)のシリーズを抱えています。
積水ハウスだけに限らず、ハウスメーカーは大量生産がその特徴ですので、
設計の自由度はあまり高くできないのです。
積水ハウスでは、この自由度の低さという弱点をカバーすべく
数多くの商品ラインナップを揃え、顧客の選択肢を増やすことで
自由度の低さをごまかしているように感じます。
積水ハウスも他の業界同様、『環境』に力をいれた商品を出しているようです。
しかし、普及に至るほどの価格帯ではないため、
どちらかと言うと企業イメージ用の商品と言う事が言えそうです。
◇ 積水ハウスの特徴④ 柱なしの広い空間を実現可能
鉄骨造ですと、木造では実現できないような広い部屋を作ることができます。
そのため、広いリビングなどをご要望の方にとって、鉄骨造は魅力のようです。
また、積水ハウスは、尺モジュールではなく、メーターモジュールを採用しています。
積水ハウスは、重量鉄骨ではなく、軽量鉄骨を採用していますので、
柱や梁で室内空間を潰してしまうといったこともありません。
◇ 積水ハウスの特徴⑤ 土地がない方も分譲地を紹介してもらえる
積水ハウスのグループ企業の中に、
積和不動産という土地開発や土地の仲介を行っている会社があります。
そのため、土地から購入して家を建てるという方には、
土地も合わせて購入できるところが強みとしてあります。
分譲地はやはり人気が高く、
建築するハウスメーカーが決められているような建築条件付きの物件が多いのですが、
その建築条件にはたいてい積水ハウスが入っています。
また、近年、まちづくりまでトータルで計画された分譲地の開発も行っています。
開発地いっぱいに家を建てるための敷地を詰め込むのではなく、
木々の緑や人が集るようなスペースを設けて、
その土地に付加価値を与えるような開発を行っています。
◇ 積水ハウスの特徴⑥ 全棟次世代省エネ基準をクリア
積水ハウスは、全棟次世代省エネ基準をクリア
これは、素晴らしいことです。
一部の商品のみ次世代省エネ基準をクリアしているハウスメーカーと比較すると、
積水ハウスの環境への取り組みをしっかりしている印象をもたれるでしょう。
ただ、次世代省エネ基準は、最低ラインです。
耐震等級3となると、建築基準法の1.5倍の強度を持つ建物として認められた
建物なのですが、
断熱等級4は、断熱性が次世代省エネ基準レベルで最高等級となることから、
素晴らしい建物なんだ!と勘違いされる方も多いのではないでしょうか。
これは、国が定める制度のお話ですので、積水ハウスとは直接関係ありません。
では、お話しを積水ハウスに戻します。
積水ハウスの窓は、断熱複合サッシと遮熱複層ガラスが標準になっています。
断熱材は、ロックウールで、構造材の外側と柱間に充填する方法をとっているようです。
性能は、省エネ基準をクリアするレベルで、2.33と公表されていますが、
気密性などは特に考慮されていません。
大手ハウスメーカーでも、
気密性はそれほど重要ではないなどといったことをいう方がいますが、
気密性は、家の快適性を大きく左右します。
住宅性能表示の断熱基準2の住宅に気密を上げる工事を行うと、
床の表面温度は
断熱基準3の住宅とほとんど変わらなくなるほどです。
「隙間がある方が構造材にもいい影響を与えるので、
気密性はそれほど上げないようにしている」
などといった言い訳に惑わされないでください。
気密性をしっかり上げたとしても人が快適なように
調整された室内の空気が壁内にもいくようになっていますし、
壁体内の水蒸気が抜けるような施工を行っています。
積水ハウスの「住宅」としての特徴は、以前ほど特筆するものは見当たりません。
以前は「地震に強い木造住宅」など挙げられましたが、現在はどうなのでしょう。
有益な情報をお待ちしております。
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◇ 積水ハウスの評判① クレームの多さ
かなり多くの数が存在していますので、トラブルの噂や評判も絶えません。
住宅業界がクレーム産業と言われる所以はこのような噂の多さに表れています。
先程も触れましたが、積水ハウスでも営業ノルマの厳しさが強引な営業に繋がって、
クレームの原因になっているのではないでしょうか?
評判改善のためには、企業体質を変える必要があるのかもしれません。
とは、言うものの積水ハウスでは「売れる」営業マンを多数輩出しており、
営業マンに魅せられて、積水ハウスに決める人も少なくないようです。
評判の良い営業マンは、紹介による契約獲得が主なようです。
強烈なブランド力で商品の信用度を上げ、強烈な営業力で契約数を伸ばす。
しかし、そこに本当に末永く住むための「住宅」としての評判が伴っているのでしょうか。
◇ 積水ハウスの評判② 商品力について
積水ハウスの評判でよく耳にするのが、
商品や構造についての安心感や満足度の高さです。
積水ハウスは、定期的に「住まいの参観日」といったイベントで
各地にある工場見学会を開催しています。
私も以前参加したことあるのですが、
みなさんのイメージにある家を作るプレカット工場などとはかけ離れた
綺麗でしっかり管理された工場といったイメージを持つことができます。
イメージ戦略で夢を膨らませる営業手法は
「さすが積水ハウス!」
と思いますが、家は工場でなく、現場で建てられるものです。
当然大工さんの腕であったり、その監理によって
性能が大きく変わってきます。
ハウスメーカーの監理はあってないようなものですので、
現場を担当する職人さんのモラルが重要になってきます。
地域によって、評判が分かれますので、
ぜひ積水ハウスの現場に行って職人さんと接する機会を作ってみては
如何でしょうか。
◇ 積水ハウスの評判③ 価格について
積水ハウスの家は、ハウスメーカーの中でも平均的な価格となっています。
ただ、
「高い」
といった評判をよく耳にします。
積水ハウスは、
「これは標準仕様です!」
といった言葉をあまり使わず
設計の自由度の高さをアピールする営業マンが多く、
他社のように見せかけの坪単価をお話しするのではなく
平均的な坪単価を伝える方が多いような印象を受けました。
そうなると、建物以外の諸費用が入っていない坪単価と比較すると
高い!
といった評判に繋がるのも当然でしょう。
また、工務店などの坪単価を知っている方からいくと
同じような仕様で坪単価で10万円ほども違うため、
高いと感じる方もいるように感じます。
ハウスメーカーの家が高いことは事実です。
ただ、他のハウスメーカーと比較すると
積水ハウスは平均的な価格
であることを知っておいて下さい。
◇ 積水ハウスの評判④ 営業マンについて
積水ハウスは、他のハウスメーカーと比較すると
離職率がそれほど高くなく、
営業マンの技量はそれほど差がないように感じていましたが、
インターネット上ではあまりよくない評判を目にします。
営業マンも人間ですので、いろんなタイプの方がいます。
良い人だけど、あまり親しくなれない友達と同じように
あなたに合わない方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は、営業担当の変更をお願いしましょう。
合わない相手とこれから夢を築き上げるのは
お互いにとって不幸なことが多いと思います。
家づくりは建ててしまえば終了というわけではなく
その後も繋がっていく関係です。
家をリフォームしたい
やむを得ず売却しないといけなくなる
不具合が起きた
など、頼りにできるのはその担当営業である場合が多いです。
そして、積水ハウスの場合はアフターサポートを
しっかりしてくれる営業マンが多いように感じます。
積水ハウスで家を建てるのであれば、
担当もしっかり選ぶようにしてください。
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◇ 積水ハウスの商品
積水ハウスは鉄骨造と木造で販売体制をわけ、
それぞれに非常に多様なラインナップを揃えています。
☆ 鉄骨2階建て
- Be Sai+e(ビー・サイエ/美・彩・家)
- ISシリーズ
- IS STAGE
- IS ORDER
- IS ORDER J /Japan IS Modern
- Be ECORDシリーズ
- Be ECORD ビーエコルド
- Be ECORD 家族がつながる家
- Be ECORD 趣のある住まい
- Be Free
- DUORA Collection
- Be URBAN
☆ 鉄骨3階建て
- BIENA
- Gio-TRISTAGE
- Urban Collection
- β attic collection
☆ 木造住宅シャーウッド
- M'Gravis Stage
- M'Gravis Villa
- 縁の家(ゆかりのいえ)
- エム・ベルサ
- パーソナルオーダー メイドシリーズ
- パーソナルオーダー メイド ルーモア
- M'axio
- エム・ナチュラ いおり
- 里楽(りらく) 木造住宅シャーウッドの 平屋の住まい
☆ グリーンファースト(Green First)
- IS ORDER グリーンファースト Be ECORD グリーンファースト
- Be ECORDカジュアル グリーンファースト
- 木造住宅シャーウッド グリーンファースト
- エム・ナチュラ グリーンファースト
◇ 積水ハウスの坪単価
積水ハウスは、比較的、商品の種類が多いため
他のメーカーに比べると価格帯が広いようです。
50~80万円 / 坪当たり
程度が目安でしょうか。
ちなみに、積水ハウスで建てた方の平均的な坪単価は、
73.0万円 / 坪あたり
となっています。
平均的な大きさは43.3坪ですので、
積水ハウスで平均的な家を建てようと思うと
3200万円ほど
が必要になります。
ただし、これは、建物の本体価格ですので、
ローンや登記などにかかる諸経費、
外構や照明、カーテン、空調機器などは含まれていません。
これらにも400万円以上は必要になるかと思います。
つまり、
3600万円
ないと積水ハウスの平均的な家が建たないということになります。
既に述べましたが、多くの広告に費用を費やしていますので
このために価格が上がっている事は否めないでしょう。
大手ハウスメーカーの坪単価 大手ハウスメーカーで実際に建てた方の平均坪単価を紹介
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積水ハウスの家はどれくらい快適かを、
断熱・気密性能、遮音性能、空気の清浄度で
評価します。
◇ 積水ハウスの断熱性能、気密性能
【評価結果】
★★★☆☆ (平均レベル)
【解説】
家の暖かさや涼しさは、家の断熱性能や気密性能、
自然の光や風をどのように取り込むかの設計手法などから
判断できます。
では、積水ハウスの断熱性能、気密性能から見ていきましょう。
☆ 積水ハウスの気密、断熱仕様
○ 鉄骨仕様
| 部位 | 仕様 | 厚み |
| 床 | 高性能グラスウール 熱伝導率 0.038 | -mm |
| 壁 | 高密度グラスウール 熱伝導率 0.038 | 100mm |
| 天井 | 高性能グラスウール 熱伝導率 0.038 | -mm |
| 窓 | アルミ断熱サッシ+遮熱断熱防犯合わせ複層ガラス | - |
断熱性能を表わす熱損失係数(Q値)は、2.33W/m2・K。
気密性能を表わす隙間相当面積(C値)は、公表なし
○ シャーウッド
| 部位 | 仕様 | 厚み |
| 床 | 発泡ポリスチレンフォーム | -mm |
| 壁 | ロックウール | -mm |
| 天井 | ロックウール | -mm |
| 窓 | アルミ断熱サッシ+遮熱断熱防犯合わせ複層ガラス | - |
断熱性能を表わす熱損失係数(Q値)は、2.7W/m2K
気密性能を表わす隙間相当面積(C値)は、公表なしです。
次世代省エネ基準の2.7W/m2/K(東京・大阪などのⅣ地域)をクリアしているので、
ハウスメーカーとあまり変わらない性能になっています。
→住宅の断熱性能比較(C値、Q値:ハウスメーカー18社)参照
鉄骨仕様では、高性能グラスウールを採用し、壁、床、天井とも、
基準以上の厚みが確保されています。
また、積水ハウスの「ぐるりん断熱」ですが、
熱橋と呼ばれる、断熱性の低いところからの熱逃げを防ぐため、
柱などの鉄骨材はもちろん、木材の床根太の下にも断熱材を入れて
断熱性を上げているようです。
また、C値ですが、
グラスウールの充填断熱のため、あまり高い性能は期待できません。
工場であらかじめ断熱材をセットして現場搬入されるようですので、
現場の施工ミスなどによって断熱材が垂れてしまうような不具合は
起きないと思いますが、基本仕様で気密確保は困難でしょう。
気になる方は、気密測定を依頼してみてはいかがでしょうか。
また、窓に樹脂サッシではなく、アルミと樹脂の複合サッシでもなく、
そのもう一つランクが下がるアルミ断熱サッシを採用しています。
冬に窓から逃げる熱は、住宅全体の約半分。
ガラスに遮熱断熱防犯合わせガラスを採用していますが、
気密・断熱ともにあまり期待できません。
ただ、積水ハウスのいいところは、
光熱費などをトータルで抑えていくという発想。
太陽光や風などの自然エネルギーや、雨水の活用、
換気システムの消費電力を抑えることなどは非常に積極的に取り組んでいます。
空調設備に頼りすぎないことが少エネに繋がります。
省エネも大切ですが、使わない提案は日本人の住まい方としては必須でしょう。
そういった点で、標準レベルだと思います。
◇ 積水ハウスの遮音性能
【評価結果】
★★★☆☆ (平均レベルの性能)
【解説】
遮音性能は、家の中に外の音を入れない性能を指します。
たとえば、家の前が交通量の多い道路だった場合、
「その車が通る音が室内に入ってくると熟睡できない」、
「テレビの音量を上げないといけない」
「家族とゆっくり会話ができない」
などの問題が出てしまいます。
そのため、家の快適性には、家の中の静かさも重要になってきます。
遮音性能は、換気口などの単純開口の有無や気密性能、窓の性能、壁の性能などで
ある程度推測することができます。
・単純開口
まず、換気ですが、積水ハウスはいくつかの換気システムをラインナップしていますが、
主には第3種換気システムを選ぶ方が多いようです。
換気システムや全館空調システムのエアシーズンはあとで詳しく紹介します。
ここでは、第3種換気システムで評価しました。
第3種換気システムでは、各室に給気のための穴を開けるか、
もしくはサッシの上部に換気框を設けてそこから空気を取り込んでいます。
そうなると当然そこからも音が入ってくることになります。
外の音の侵入は、この単純開口の影響が最も大きくなります。
もし、位置周辺に幹線道路や線路などがあって、うるさい場合や
日中の静けさを望まれるのであれば、第1種換気システムの
「アメニティー換気システムⅡ」を選択することをお勧めします。
・窓の性能
アルミ断熱サッシが入っています。
アルミ断熱サッシは、
樹脂サッシや木製サッシと比較すると開閉する窓部分(障子部分)と窓枠部分の隙間が
どうしても生じてしまいますので、それほど高い遮音性能を期待できないでしょう。
ただ、ペアガラスが採用されていますので、ある程度音を低減することができます。
・壁の性能
壁の仕様ですが、積水ハウスの特徴でもある
ダインコンクリートの壁+グラスウールが採用されています。
グラスウールは、ロックウールには及ばないものの断熱材の中では
遮音性の高い断熱材のひとつです。
また、ダインコンクリートは軽量ながら厚みは50mmあります。
一般的なサイディングの厚みは15mm程度ですので、
壁の遮音だけを見るとハウスメーカーの中でもトップクラスです。
ただし、壁だけの性能では、です。
◇ 積水ハウスの空気の清浄度
【評価結果】
★★☆☆☆ (平均以下レベル)
【解説】
空気の清浄度は、建材からでる化学物質対策への姿勢と
換気システムのフィルター性能、気密性に関係してきます。
積水ハウスの家の空気の清浄度は、
残念ながら平均以下ではないでしょうか。
・化学物質への取り組み
シックハウス症候群などの発症事例がマスコミなどで大々的に
取り上げられることは無くなりましたが、
いまだに新築住宅に入ってシックハウス症候群の症状を発症される方がいます。
企業としては、法律を順守して建てることが最低限の対策ですが、
大手ハウスメーカーの中では、自社で化学物質の濃度測定を行うなどの
取り組みをしているところもあります。
積水ハウスでは、VOCについての研究がおこなわれているものの、
お客様の家を引き渡す際、測定までは行っていません。
換気システムに第3種を採用しているからこそ、
室内の空気の安全性は確認する方が望ましいでしょう。
以前、私がシックハウスの研究を行っていた際には、
もう少し積極的に研究を行っていたように感じましたが、
時流に合わせてでしょうか、現在はそこまで積極的ではないようです。
・換気システムのフィルター性能
積水ハウスの換気システムは第3種換気システムです。
この換気システムのいいところは、
メンテナンスにあまり費用がかからないところが挙げられますが、
気密性能が1.0を上回らない家では、どうしても設計通りの換気が行えているのか
不安が残ります。
また、花粉などの小さな粒子を取り除くフィルターが取り付けられないことなどから、
空気の清浄度としては、あまり期待できないレベルでしょう。
・気密性能
断熱性能や遮音性能でも紹介しましたが、気密性能が低いことによって、
ホコリや花粉などの侵入量が増えます。
積水ハウスの気密性能は公表されていませんが、鉄骨造の充填断熱であることから
C値5.0程度ではないかと思います。
省エネ基準などにはいち早く対応できるハウスメーカーですので、
このように推察していますが・・・
ちなみに、平成11年の次世代省エネ基準では、
C値5.0以下といった目標数値があったのですが、
平成21年に出された省エネ基準では除外されています。
ただ、気密性能を確保しなくていいという訳ではありません。
「特記しなくてもそれくらいの性能は出ているだろう」といった学識者の意見から
気密性能の記述がなくなったと聞いています。
☆ 積水ハウスの換気システム
積水ハウスの換気システムには、以下のものがあります。
○ ハイブリッド換気システムⅣ
この換気システムは、空気が暖まると上昇するという煙突効果を利用し、
モーターで動かすファンの消費電力を抑えるように設計されたものです。
第3種換気システムですので、
各部屋のサッシに設けられた換気框から入ってくる空気を
最上階のホールなどの天井上に設けられた換気扇本体から吸い上げ
軒天換気口から捨てるといった流れになります。
そのため、屋根の形状に多少制約が出てきますが、
消費電力を抑えた換気が可能です。
○ アクティブ換気システムⅣ
この換気システムは、ごく一般的な第3種換気システムです。
ハイブリッド換気システムⅣと同様、
各部屋のサッシに設けられた換気框から空気を取り込み、
その空気をホールなどの天井上に設けられた換気扇本体で吸い上げ
外壁に取り付けられた排気口から捨てるという流れになります。
積水ハウスの換気システムの中では、イニシャルコストが最も安い
換気システムです。
○ アメニティ換気システムⅡ
第1種熱交換型換気システムです。
暖房や冷房の熱逃げを極力抑えるために、
外から入ってくる空気に、家の中から捨てる空気の熱を移すための
熱交換素子が換気システム本体の中に入っています。
そのため、入ってくる外の空気の冷たさを和らげる効果もあります。
また、各部屋に確実に空気が送れることがメリットとして挙げられます。
気密性がそれほど高くない積水ハウスの家ですので、
各部屋に新鮮な外気が強制的に取り込まれるため、安心できるでしょう。
デメリットは、システムのイニシャルコストやタンニングコストが高い点が
挙げられます。
熱交換効率はそれほど高くないため、トータルコストだけを考えると、
ハイブリッド換気システムⅣの方が良いのではないでしょうか。
○ エアシーズン
暖房、冷房、加湿、除湿を備えた全館空調のエアシーズン
あまり高くない断熱性能と気密性能ではあまりお勧めできません。
特に、除湿は、断熱性能が上げるほど気密性能が求められます。
とうのも、断熱性が上がると、冷房にあまりエネルギーを使わなくていいため、
除湿を行うために必要な冷えた冷媒が足りなくなるのです。
つまり、除湿があまりできなくなるということです。
また、各部屋の細やかな温度制御はエアコンにはかないませんし、
イニシャルコストがエアコンの購入費と比べて極端に安い訳ではないため、
メリットが少ないのです。
換気システムをセットにした全館空調システムは
多くのハウスメーカーが導入していますが、
個人的な意見としては、もう少し様子を見た方がいいのでは
と思っています。
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積水ハウスは以下のような工事の支払い方法をとっているようです。
契約時:3分の1
上棟時:3分の1
竣工時:3分の1
お客様の条件によって支払い条件も変わるようですが、
契約と上棟までに工事代金の3分の2を払ってしまうのは、過剰です。
建築工事の場合は、出来高に対して工事金額を支払うようになっています。
積水ハウスが倒産する可能性は低いのかもしれませんが、
もし倒産した場合には、過剰に払ったお金は返ってきません。
そのため、工事の進捗に応じた支払いを交渉してもいいのではないでしょうか。
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積水ハウスは賃貸住宅「シャーメゾン」という商品をもっていますが、環境配慮型の
「グリーンファースト仕様」の受注が年間371棟(平成21年2月~平成22年1月)になったようです。
この仕様は、太陽光発電システムなども設置されており、入居者にとっても
発電分の光熱費の軽減が受けられるようです。
賃貸住宅に住んでいる人も太陽光発電システムの恩恵が受けれるとなると他の賃貸物件との
差別化がはかれるなど、経営者にとっても評判が高いようです。
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積水ハウスでも断熱性能のQ値やC値を気にされている方が多いように感じます。
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