軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法に使用される、材料のとしては、
主に軽量鉄骨が使用されます。
軽量鉄骨は、厚さが6mm未満の鋼材の事を言うのですが、
基本的な性質としては、通常の鉄と同じと考えて問題無いでしょう。
【劣化について】
軽量鉄骨は強度としては、作られた当初は高いのですし、構造計算も
一般的にはしっかりしますので、問題ないでしょう。
しかし、将来的には人工材ですので必ず劣化します。
劣化による、構造安全性は必ず確認しましょう。
【錆びについて】
これも、劣化に大きく関係するのですが、
軽量鉄骨は鉄なので必ず錆びます。
防錆処理をどうしているのか、その耐久性についても
確認が必要です。
【火事に対する対処】
鉄は熱に弱いです。軽量鉄骨も同じです。
一般的には木造の方が、火事に弱いと考えられているようですが、
木はある程度燃えて炭化すると、それ以上は燃えなくなり、
構造の躯体自体が崩れる事はあまりありません。
一方、鉄は燃えないのですが、熱が550度を超えてくると急に
弱くなり、フニャッと潰れてしまいます。
火事のような高温では一発で潰れてしまいます。
ですので、火事によるリスクは鉄を使う工法の場合は高いと言えます。
(なぜか、法律では逆の解釈になっていますが、これは明らかに
法律が間違っています。)
【家の中への熱の通し易さ】
鉄は熱を伝え易い物質でもあります。軽量鉄骨でも同じです。
ですので、夏の暑い、冬の寒いを家の中に伝え易い物質です。
熱橋と呼ばれる、温熱的弱点をもっていますので、
どのように克服しているかを確認する必要があります。
あるメーカーなどでは、外断熱を採用する事で
その弱点をカバーしようとしているようですが、
それにはある程度の断熱材の厚みが必要です。
以下の表でも分かりますが、軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法を
採用しているメーカーは軒並み順位が低いのもそのせいです。
各ハウスメーカーの住宅の断熱性能ランキング
このように、軽量鉄骨が住宅に適した材料かと言うと 「?」です。
大きな建物の場合ですと、強度が必要ですので
鉄骨などの材料は重宝されます。
しかし、住宅などの軽い建物で軽量鉄骨が必要かどうかは
甚だ疑問です。
現代の技術を活かせば、充分に大きな地震に耐えうる木造住宅を
建てることも可能ですので、個人的には軽量鉄骨は短所ばかりが
目立つように思います。






