パナホームは、元々は松下電工の1事業部でした。
その後、様々に社名を変えましたが、商品ブランド名であるパナホームが
現在でももっとも分かり易い名前となっています。
ここ最近まで、パナホームには特筆するような商品は無かったように
思います。松下電工の商品を取り入れただけの家というイメージでした。
しかし、最近 (財)日本地域開発センター(主務官庁:国土交通省)が
主催する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック」において、
パナホームの「ソラーナシリーズ」が受賞したことにより、輝きを取り戻してきているように
感じます。
---------------------------------------- 目 次 ----------------------------------------------
◆ パナホームは賃貸住宅メイン?
◆ パナホームの商品はどんなものがある?
◆ パナホームの換気システム エコライフ換気システムの評判
◆ ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2008 大賞受賞のパナホームの実力は...
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◆ パナホームは賃貸住宅メイン?
パナホームは一時、注文住宅よりもむしろ賃貸住宅に力を入れていました。
前述しましたが、あまり特徴的な商品がなかったため、活路を見出すために
このような方向性に出ていたのだと思われます。
しかし、親企業であるパナソニックが環境に関する商品に力を入れだした
段階から、パナホームの状況も一変したようです。
パナソニックが得意とする、「住宅設備」の重要性が一般的に認知されてきました。
エコ設備などと称して、環境に配慮した住宅設備を導入し、住宅自体の環境性能も
高めた「エルソラーナ」と言う商品を展開させ始めました。
今後もパナホームは、省エネ・創エネの住宅と住宅設備をさらに充実させてくるのでは
ないでしょうか。
◆ パナホームの商品はどんなものがある?
パナホームの商品は、以下のように大別されます。
・先進のエコ技術を結集した、創エネ・省エネの家 「エルソラーナ」
・ライフスタイル提案型「ユールキア」シリーズ
エコ+家事楽で、すてきなくらしがはじまる家「ユールキア ウィ」
子育て世代におくる、"ふれ愛"に満ちた家「ユールキア アイ」
限られた敷地で、のびやかにくらす3階建「ユールキア トライ」
・都市型住宅「ソルビオス」シリーズ
敷地の可能性を引き出す都市型3・4・5階建て住宅「ソルビオス」
建築家の発想が息づく、都市型3階建住宅「ソルビオス〈アーキモード〉」
・自由で豊かなセカンドライフのために「ふたりスタイル」
パナホームの平均坪単価はコチラをご確認下さい。
→ハウスメーカーの坪単価比較
パナホームの各シリーズのおおよその坪単価ですが、
エルソラーナシリーズ : 55~75万円
ユールキアシリーズ : 60~75万円
ソルビオスシリーズ : 70~85万円
となっています。
◆ パナホームの換気システム エコライフ換気システムの評判
パナホームはさすが大手家電メーカーのグループ会社なだけあって、
換気システムも複雑な方式を採用しています。
もっとも特徴的なのは、「第2種換気システム」を採用しているところ。
24時間換気システムの比較サイトはコチラをご確認ください。
→24時間換気システムを比較しよう
この換気方式を採用するのはパナホームだけ。
というのも、この方式は、炊事や入浴など家の中から出る湿気を壁の中に押し込み
壁内結露を引き起こす可能性があるので、多くのメーカーでは、この方式を採用していません。
では、パナホームの換気システムを確認してみましょう。
パナホームの換気システムは、床下の空気を家の中に取り込むよう計画されています。
床下には、シロアリなどの被害を防ぐため、防蟻処理(シロアリを寄せ付けないための薬剤の塗布や
加圧注入をすること)を行うため、一般的には、清浄な空気とはみなされません。
しかし、パナホームでは、独自の防蟻シートでシロアリ対策をしており、
空気を汚染することはないので安全とされ、この方式を採用しています。
ただ、基礎の外周部に防蟻材の塗布は行われるようですので、
その薬剤が将来にわたっても大丈夫なものなのか心配になってきます。
(化学物質の研究や測定を長年やっていますので、職業病的な心配なのかもしれませんが。。。)
その床下から取り込んだ空気を家全体に送るのですが、
家の中に空気を通過させるための空間が必要です。
マンションのように、家の中に少し出っ張りが出来てしまいます。
また、2階は床下にファンを設置し、その空気を2階の天井までダクトを使って持ち上げるのですが、
ここでも少し気になる点が・・・
床下に設置されたファンには防虫網がついています。
床下なので、そんなに虫が大量にはいってくる訳ではないでしょうが、10年程度運転したら、
結構虫も溜まっているような・・・
その掃除はどうやってするのでしょう・・・パナホームさん。
それに、防虫網で取れない花粉や砂埃は部屋の給気口で清浄されます。
家が建っている間、メンテナンスできないダクトの中の状況は、想像すると怖いところではあります・・・
パナホームならではの対応されているのでしょうが、不安を払しょくしてくれるような決定的な対策は
見当たりません。
◆ ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2008
大賞受賞のパナホームの実力は...
昨年行われたハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2008では、
パナホームが大賞を受賞しました。
この賞は、省エネ性能に優れた住宅と設備機器をトータルに評価し、
もっともすぐれた住宅メーカーの商品に対して大賞が贈られるというものです。
では、今回大賞を受賞したパナホームの主力商品「エルソラーナ」の実力は?
まず、戸建住宅の省エネ性評価のなかで、CASBEEという住宅を断熱性能や気密性能、
設備機器、外構などを含め総合的に評価をする方法がありますが、
こちらは、最高ランクを取得することが可能な住宅となっています。
パナホームの受賞のポイントとして挙げられているのは、
「躯体性能・開口部性能は水準を超えるレベルであり、高性能エアコンを積極的に採用してい
る点や、
節水・節湯器具を多数採用している点などを高く評価する。
シミュレーションソフトの活用や宿泊体験施設などの住まい手への働きかけに関する取組みや、
省エネ性の高い住宅を多数供給している点なども含め、「大賞」にふさわしい住宅として評価された。」
とされています。
住宅の単純な評価ではなく、パナホームという会社の姿勢や実績なども大きく影響しているようです。
家単体の省エネ性というより、設備機器や会社の姿勢などで家を選びたい方にとっては、
パナホームはいいのではないでしょうか?
