上棟式の流れや祝儀、弁当、挨拶、お酒など準備物。上棟式をしない場合

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新築工事が始まると、意外とよく聞かれるのが上棟式について。

そもそも上棟式とはなんなのか?なんのために行うのか?
全体の費用はいくらか?祝儀の金額は幾らがいいのか?
上棟式のどのタイミングに渡すのか?流れはどんなものなのか?
用意すべき弁当やお酒はどうしたらいいのか?
施主は挨拶をするのか?
上棟式をしない場合はどうすればよいのか?
など、結構迷う事があるようです。ここでは、そんな迷いを解消するために上棟式について纏めてみました。


上棟式とは?上棟式は行うべきか?しない場合はどうすべきか?

上棟式については、地域による違いが大きいものです。まずは、あなたの住む地域での習慣を知ることが大切です。場合によってはこの上棟式で初めてあなたの家を担当する棟梁と会うということもありますので、その辺りも現場監督に確認すると良いでしょう。

◆ 上棟式とは?上棟式の目的や実施する時期


基本的に、上棟式はその現場を担当する棟梁(大工のリーダーでその家の責任者)を労う事が本来の目的ではなく、『神に工事の安全を願うためのもの』と言う意味だそうです。

とは言うものの、神主さんを呼んでまで上棟式をすると言うことは最近ではあまりありません。地域によっては今でもそのような習慣が残っている場合もあるかもしれませんので、ご自身の地域における風習を確認すると良いでしょう。

上棟は、棟上げ(むねあげ)とも呼ばれ、これは家の棟木(むなぎ:屋根の一番上にすえ付く木のこと)を棟梁が据えることを指して言います。この段階で家のおおよその形が出来上がります。この棟上げが終わった段階で、改めて式を行うことが一般的です。

棟木
棟木が据えられるところ

ですので、大工さん達はその日の仕事を終えて、高いところから降りてきて、式に参加します。大工さんに対してお疲れ様(労い)の意味が込められるのも、棟が上がり、家の形が出来上がって、お施主さんとしてはとても嬉しいタイミングで、疲れた大工さんたちが式に参加するからだと思われます。

上棟式をやるのか、やらないのかに係わらず、安全を祈願する気持ちは大切ですね。

◆ 上棟式は行うべきか?


上棟式は最近では行われない事も多々あります。
家の工法によっては上棟そのものの概念が無い工法もあります。

しかし、地方に行けば、様々な習慣が今でも根強く残っています。
地域で行われる上棟式には近隣の人々に餅をばらまくような比較的立派な場合もあります。これは、昔の上棟では村の男たちが皆集まって、最後の棟が上がるまでを手伝ったために、村の祭として行われていた名残とも言われています。
昼食の際には豪華な食べ物が用意され、お酒が振る舞われることも昔はありました。(その後に、高いところに登っていたのですから、今考えると怖いですね。)

このように地域によっては式だけでなく、その上棟を行う日が一日イベント化しているような地域もありますので、上棟式を行うか、行わないかは地域の習慣を知っておくと良いでしょう。

これに対して、都会に行くにしたがって、上棟式そのものが行われないと言う事がよくあります。
これは、元々その地域では上棟式を行う習慣が無かったと言った、習慣に基づいて行わないケースがあります。
もちろん、都会においても工務店さんが大工さんを労う意味で、上棟式をすることを習慣化していることもあります。
ですので、地域に上棟式の習慣がなくとも、工務店さんやハウスメーカーと言った企業単位で上棟式に対して何らかの決まりごとがある場合もあります。その場合は、大工さんたちへの労いの意味が込められていることが多分にありますので、その意図に沿ってあげると良いでしょう。

上棟式に関しては、行ってもしなくてもどちらでも良いと言うスタンスの企業もありますので、その場合はお施主さんであるあなたの判断となります。

◆ 上棟式にかかる費用


上棟式にかかる費用は、主に以下のものとなります。
・応援の大工さんを含む当日来る大工さん全員の祝儀 全部で7万程度(地域差あり)
 ※詳細は「上棟式での祝儀はいくらか?」を参考にして下さい。
・昼食を出す場合は弁当代。折り詰め弁当が多く2,000円~3,000円程度を大体10名分程度
・お土産(ビールなどの酒や紅白まんじゅうなど)2,000円~3,000円程度を大体10名分程度

以上の費用が主にかかるものです。場合によってはお茶菓子を出したり、休憩中のお茶を提供する、上棟式の祭壇への奉献酒などで更に費用がかさむ場合があります。
ここでは、かなりざっとした費用感ですが、一般的に10万円程度はかかると考えておくと良いでしょう。

◆ 上棟式をしない場合


上棟式をしない場合ですが、この場合でも【全く特別なことは何もしない】ケースも最近ではあります。

しかし、せめてもの『大工さんへの労い』と、『これからも宜しくおねがいします。』の意味を込めて、祝儀や手土産だけを渡すと言ったケースも増えています。
ここで言う手土産は、弁当やビール、紅白まんじゅうや餅等のことです。「上棟式での準備物は?弁当やお酒について」を参考にして下さい。祝儀については「上棟式での祝儀はいくらか?のしの記載方法は?」を参考にして下さい。

また弊串(へいぐし)(またの名を御幣(ごへい))や棟札(むなふだ)だけを用意して、それを大工さんに設置だけしてもらうこともあります。(弊串や棟札の実物は下の写真を参照)

この場合は、幣串については工務店さんやハウスメーカーが用意してくれることが多いので希望を伝えるようにして下さい。

棟札については、既に地鎮祭で神主さんから貰い受けている場合があります。地鎮祭を行わなかった場合は、この棟札を改めて神社などで作って貰う必要があります。貰い受けた棟札は、現場監督さんが保管してくれている場合もあります。

式はせずとも、この棟札を棟梁である大工さんに棟に取り付けて欲しい場合も、その希望は伝えるべきでしょう。

弊串
弊串(へいぐし)に施主さんの名前を記入して貰っています。

棟札
真ん中にあるのが、棟札。

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上棟式への参列者

上棟式については、近隣の方を呼んで盛大に行うこともあります。
ステージが用意され、そこから餅を盛大にばら撒くことが習慣となっている地域もありますが、ここでは近年のよくあるスタイルでの参列者についてです。

◆ 上棟式への参加者


上棟式の参列者には、出来る限り施主であるあなた自身は参加するようにすべきでしょう。大工さんへの労いの気持ちを込めたい場合は、是非、このタイミングで大工さんとのコミュニケーションをとっておくと良いです。
ただし、どうしても仕事などで参加出来ない場合はご家族の誰かに施主の代わりとなってもらうことを検討しても構いません。その場合は、代理の方が施主に代わって出席することを現場監督などに事前に伝えておきましょう。

また、ご家族に関しても可能な限り参加されると良いです。理想は、そこに住まわれる全員が参加することが望ましいですが、ご夫婦で参加すれば上棟式としては充分です。

また、上棟式に来る大工さんの数は事前に現場監督さんに確認しておきましょう。
祝儀や手土産の数量を把握するのに必要です。

現場監督さんは基本的に上棟式に参加します。その他、営業や設計、その他の打ち合わせ関係者が参加する場合もありますが、こちらは必ずということではありませんので、こちらも事前に祝儀や手土産を用意したい場合、現場監督さんに会社関係の人が何人くるのかも確認しておくことが必要です。

その他にも、親戚や近隣の方々を呼んでお祝いをすることは良いことですが、上棟の日には通常は大工さんたちが工事を行っているので、お祝いは午後5時以降のその日の工事が終わって、上棟式が終わってからにすると良いでしょう。また、親戚や近隣の人たちに上棟式にも参加して貰っても構わないですが、建築現場は足元が悪いので、コケたり怪我をする可能性があることも配慮に入れて、参加者を決めましょう

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上棟式での準備物は?弁当やお酒について

上棟式の準備は、上棟式の行い方によって大きく異なります。昼食は振る舞うのか?手土産は渡すのか?どんなイベントにしたいのかによって変わります。
大切な思い出となるように工夫出来るところでもあります。

◆ 上棟式での準備物 お酒


上棟式で準備するお酒には2種類のものがあります。

一つはお供え用に用意するお酒。こちらは、日本酒の一升瓶を用意するのが一般的です。上の写真のように、『奉献』と記載して貰い、施主であるあなたの名前を記入して貰いましょう。
式では乾杯やお清めで封を開けます。施主さんはこのお供えのお酒は不要と言う場合もありますので、現場監督などに確認してみましょう。

次に用意するのが、大工さんたちに振る舞う用のお酒です。
こちらに関しては、昔はお昼や休憩時間、上棟後の宴会において振る舞う用として準備されるものでしたが、飲酒運転の厳格化などの社会情勢によって、現在では上棟中にその場で振る舞われることは殆ど無くなりました。
ですので、現在ではお土産用として準備することが殆どです。
これは、労いの意味が濃く場合によっては渡さなくても構いません。こちらも企業によっては、渡すこと自体を禁止している場合もあります。
もし、渡す場合でも日本酒の一升瓶までのもので無くても、缶ビール半ダースや数本といったことでも構いません。
要は、お疲れ様でしたと言う気持ちを込めることが肝心です。

◆ 上棟式での準備物 弁当


上棟を行う日の昼食は、施主さんが振る舞うと言うケースもあります。
この場合、スタイルとしては様々です。

昔は施主さんご自身が昼食を作って振る舞うということが、一般的でした。
しかし、現在ではどちらかと言うと『弁当』を発注して、それを昼食時に渡すケースが多いです。この場合は、大工さん達に事前に昼食を用意することを伝えて貰いましょう。これが無ければ通常、大工さんたちは自分たちの弁当を持ってきてしまいます。
そして、上棟の当日に大工さんたちが何人来るのか?その他の企業関係者は昼間に何人来るのかを確認しておきましょう。通常、大工さんは棟梁とその日の助っ人大工さんで構成されています。せっかく用意するのですから、全員に行き渡るように用意してあげましょう。

どの程度の金額や内容の弁当を用意するのかも迷うところですが、折詰の弁当とすることが多いです。それほど豪華である必要はないのですが、寒い冬などは温かい味噌汁やお吸い物などがあると喜ばれます。また、汗をかいて仕事をしていますので、甘い物よりも塩加減の良いメニューが中心のものを選ぶと良いでしょう。
折詰弁当の場合、のしが必要かを聞かれますが、一般的にここでは必要ありません。

また、別のスタイルとして近くの飲食店を予約してあげると言うスタイルもあります。こちらは、工事現場からそれほど時間をかけずに行けるところ。ある程度作業着で入っても問題なさそうなところを予約してあげることが良いと思います。

いずれのスタイルにせよ、昼食自体に施主さんが参加する必要は特にありませんが、手渡す時や案内をするときなどに、何か一言労いの言葉をかけると、よりそれらしくなります。

もちろん、上棟式をするからと言って、必ず昼食を振る舞う必要もありません。どちらを選択するのかはあなた次第です。
また、昼食を用意する代わりに手土産として最後に弁当を手渡しするケースもあります。先程の手土産のお酒と同梱して渡すことも良いでしょう。

◆ 上棟式での準備物 お供え


・弊串(御幣):工務店さんが用意する場合が殆どです。希望を伝え、用意して貰いましょう。

・棟札:地鎮祭を行った場合は、現場監督さんが保管している場合が多いです。地鎮祭を行わなかった場合は、改めて神社さんなどで棟札を貰い受けましょう。弊串を用意する場合は、棟札を弊串に据え付けます。

・お酒:日本酒の一升瓶で用意しましょう。のしには奉献(ほうけん)と書いてもらい、施主さんであるあなたの名前を記入して貰いましょう。

・盛り塩、お米:お清めで使う、盛り塩やお米を用意しましょう。下記の写真のように小皿一杯分で十分です。

・おちょこ:乾杯用のおちょこです。白いおちょこであることが多いですが、紙コップなどでも代用可能です。

・祝詞:神主さんがいない場合は、棟梁や施工企業の社長さんなどが読み上げる場合がありますので、用意して貰うことが多いです。祝詞自体を省略するケースもあります。

・祭壇:施工店さんが用意してくれることが殆どです。

・紅白の幕:こだわった上棟式では紅白の幕を用意することもありますが、こちらも施工店さんが用意してくれます。

上棟式の祭壇
祭壇の例。

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上棟式での祝儀はいくらか?のしの記載方法は?

一番気になるのは、上棟式で渡す祝儀についてです。祝儀については工務店やハウスメーカーで取り決められている場合が多いので、ここでの金額を参考として、実際の金額をたずねてみると良いでしょう。
また、祝儀を渡すことを決めたのであれば事前にその意志があることを現場監督にハッキリと伝えておくと良いでしょう。

◆ 上棟式での祝儀の金額


祝儀の金額に関して、上棟式をしない場合は本来の安全を祈願する意味から出す出さないを決めて良いと思います。
上棟式をしない場合の祝儀について、現場担当などに聞いて決めても良いでしょうし。お祝い事と思って祝儀を出すのもありでしょう。

祝儀の金額については、一般的に棟梁が一番多く、後は上棟に応援に来ている大工、現場監督の順に祝儀の金額が変わります。
現場監督の祝儀はせいぜい3千~5千円程度で良いと思われますから、そこから逆算して決めても良いでしょう。

棟梁への祝儀としては、3万~5万円という場合もありますが、工務店さんの取り決めによって、5千円と言うケースもあります。

上棟の日限りの応援の大工さんに対しては、1万円~3万円と言ったケースが多いですが、3千円ということもあります。応援の大工さんには、棟梁から別途、日当を払っている場合もあります。
応援の大工さんに対しては、この日のために特別に来てくれたことに敬意を表すため、祝儀とは別にお車代を支払う方もいらっしゃいます。
この場合、どの地域から来ているのかを事前に確認しておくと交通費を下回る心配もなく、気持ちを表せますので、良いでしょう。

上棟式の習慣が無い限り、あまり妥当な金額と言う物はありません。
そして、良好な人間関係を築くのであれば、祝儀に頼るのではなく、なるべく人としてのコミュニケーションをとる事が大切でしょう。

◆ 祝儀ののしと記入方法


祝儀は「のし袋」と言う、水引きが印刷された袋に紙幣を入れて渡すのが一般的です。
表書きには、水引きの上に「ご祝儀」と記入し、水引きの下に施主名であるあなたの名前を記入します。
裏書きには、施主の住所と氏名を記入しておくと良いです。

祝儀ののし袋の書き方

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上棟式の実際の流れは?挨拶や祝儀を渡すタイミングは?

上棟式の流れについて説明します。上棟式には式自体の流れとその日一日の流れがあります。

◆ 上棟日の1日の流れ


上棟の日には、普段と違って応援の大工さんが複数来ます。通常は棟梁である大工さん一人か、その弟子、仲間合わせても2~3人で工事をしていますが、上棟の日に限っては全部で大工さんが5~6人、あるいはもっと多い場合があります。

工事自体は通常と同じ時間帯で始まります。ご近所さんにうるさくしないように、7時とか8時から始まる現場が多いと思います。

午前10時になると、第1回めの休憩に入ります。この時点ではお施主さんであるあなたはまだ到着していないこともよくありますが、10時の休憩に合わせて、お茶やお菓子を振る舞う人もいらっしゃいます。
お菓子は甘い物も良いのですが、汗をかきますので煎餅やおかきなど、比較的塩っぽいものが良いでしょう。<>
まだ、一度も棟梁に挨拶をしたことがない場合は、このタイミングで現場監督さんに紹介して貰いましょう

休憩が終わると、今度は昼まで再度工事にとりかかります。お施主さんであるあなたは、自分の家がどんどん形になっていくのを目の当たりにすることになります。とても楽しい時間となるでしょう。

正午になると、いよいよ昼休憩です。もし、昼食を準備している場合はこの時間に合わせて提供できるようにしておきましょう。弁当などの場合は、行き渡ったことを確認して、棟梁に一声労いの声を掛けましょう!

大体午後1時頃、昼休憩が終わると、昼からの工事にとりかかります。
昼からの工事は更に形が家らしくなっていきます。

午後3時になると、午後の休憩に入ります。こちらでもお茶やお菓子を振る舞う場合があります。
この時間帯になると、場合によっては既に棟が上がっていることもあります。

午後の休憩が終わると、いよいよこの日最後の工事に取り掛かります。既に棟が上がっている場合は、残りの時間で出来るところまでの工事が行われます。まだ、棟が上がっていない場合は棟が上がるまで工事が行われます。

午後5時頃、既に棟が上がって工事のきりが良い場合は工事終了となります。
ここからが上棟式の本番です。

一般的には以上の流れですが、上棟式については施主さんの都合などで後日行われる場合や昼休憩の時間帯に行われる場合もあります。大工さんが全員集まるのは、上棟の日とその前日くらいしかありませんので、事前にいつ上棟式を開催するのかは、現場監督さんと打ち合わせておきましょう。

◆ 上棟式の流れ


上棟式は、棟梁、現場監督そして施主であるあなたと同居するご家族が揃って行うのが一般的です。
場合によっては、営業や設計、工務店の社長、親類関係が参加する場合もあります。

式自体はものの10分程度です。大体の流れは以下となります。

・一同祭壇の前に集合する。

・まず司会が上棟式の開催を宣告し、掛け声とともに全員で『二礼二拍手一礼』を行う。

・棟梁や工務店の社長などが祝詞を奏上する。

・建物の四方を酒・塩・米の順で清めて回る。一般的に、酒が棟梁、塩が主人、米が奥様。

・施主が挨拶を行う

・現場監督や工務店の社長などが音頭をとり、全員で乾杯を行う。

以上が一般的な上棟式の流れです。施主の出番としては、施主挨拶がメインとなってきます。
急に挨拶を振られて、びっくりする前にどんな言葉を発するのか、事前にイメージしておくと良いでしょう。

◆ 上棟式での施主の挨拶


一般的に工事の場合、大工さんに公式に労いの言葉をかけられるチャンスはこの日が最後となる場合が多いです。
もちろん、普段から現場に顔を出していれば、声を掛ける機会はいくらでもあります。

普通は、大工さんの工事が終わると人知れず大工さんはお役御免となり来なくなります。
しかし、あなたの家の工事を施工する中で最も長い時間携わり、家の根幹の部分を作ってくれるのも大工さんです。そんな大工さんに、上棟に対する労いと、今後の期待を口にする唯一の公式の場です。

挨拶を長々とする必要はありませんが、
「今後、場合によっては無理を聞いてもらうかもしれないな。」とか、
「この家に住む家族はこんな人達です」とか、
「どんな思いでこの家づくりをおこなっているのか」
などについて、伝えることが出来る良い機会です。

このような機会は二度とありませんので、思いの丈を語ると良いでしょう。その思い、きっと大工さんや現場監督さんにも伝わると思いまます。

◆ 祝儀を渡すタイミング


祝儀を渡すタイミングとしては、上棟式が終わり大工さんたちが現場から引き上げる時に渡すのが一般的です。事前に分かっている大工さんであれば、長居せずに直ぐに引き上げるように気を使ってくれます。

上棟式が終わっても、打ち合わせなどで長引きそうな雰囲気の場合は、現場監督さんを通して、お渡ししたい旨を伝えて貰い、渡しましょう。

祝儀と手土産を両方用意している場合は、夫婦で片方が祝儀を渡し、もう片方が手土産を渡すと言った役割分担をするとスムーズです。
棟梁には「これからも宜しくお願い致します。」の意味も込めてねぎらうと良いでしょう。応援の大工さんに対しては、「我が家のために有難うございました。」の意味を込めて労いましょう。

現場監督やその他の関係者にも用意がある場合は、最後で構いません。

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上棟式における服装はどうするべきか?実例の紹介

服装については平服である場合が多いです。

◆ 上棟式における服装


上棟式においては、一般的には平服で構いません。大工さんや監督さんたちは作業着で参加します。
ただし、現場の足元は一般的に悪いので、運動靴などの動きやすい靴で参加することをおすすめします。
服装は平服で構わないのですが、建築現場に足を踏み入れることを考慮して動きやすい服装で参加することが良いでしょう。

場合によっては、ハシゴを登って2階に上がる機会もあると思います。女性はスカート等であれば登れない場合が考えられますので、注意が必要です。

◆ 上棟式の実例


ここでは、過去に行われた上棟式の実例をご紹介致します。
カジュアルな服装で参加されているお施主さんの写真にも注目して下さい。
・四方清め払いの様子が分かります。
 SE構法の建物の上棟が行われました! in富田林市 T様邸

上棟式を行いました IN門真市 K様

・幣串が据え付けられた様子が分かります。
 高断熱大開口の窓を設置する家の上棟式! IN交野市

・弊串(御幣)も供えられた祭壇が用意されています。
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