2009年11月アーカイブ

住友林業の評判、坪単価

住友林業は、日本の人工林の0.4%を保有する大手木造住宅メーカーです。

構造は、桧の集成材を用いた在来軸組み工法と、枠組壁工法(2×4)、木質ラーメン構造の
3シリーズから選べます。

詳しくは、以下の項目をご確認下さい。

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◆ 住友林業の耐震性の評判

住友林業のHPにも記載されている通り、住友林業の耐震等級は標準仕様で
耐震等級3を実現
しています。もう十数年前になりますが、1995年の阪神大震災では
木造住宅の多くが倒壊したということで、「木造軸組工法」(在来工法)は地震に弱い
評判が一般的でしたが、それを覆すものとなりました。

それもそのはず。

「木造軸組工法」が地震に弱く、鉄骨造やRC造が地震に強いという考え方は間違いです。

阪神大震災時に倒壊した木造住宅は、そのほとんどが老朽化した築年数の古い建物でした。

それゆえ、シロアリや普及の被害に遭っていたような住宅が多かったのです。
(これは一般公開されているデータです。)

かたや、地震に強いと思われている鉄骨造やRC造は、築年数が浅く、
比較的新しい建物が多かったため、倒壊を免れた建物が多かったと聞きます。
(鉄骨造やRC造でも溶接不良やRC造柱の脆性破壊で倒壊しているものもあります。)

このような前提条件抜きに、「阪神大震災で倒壊した住宅は木造軸組工法が多かった」という
ことが伝えられ、それが消費者の「木造は地震に弱い」というイメージに結びついてしまったため、
未だに誤解している人が多いのでしょう。

それでは、何故、住友林業の家は標準仕様で耐震等級3を実現できるかを説明します。

 

◆ 住友林業独自の「きずれパネル」という耐震壁

住友林業の「きずれパネル」とは、木造軸組工法の「耐力壁」という耐震要素に用いられる
パネルを指します。

住友林業が標準仕様で耐震等級3を実現できるのは、住友林業の
「きずれパネル」という耐力壁1枚当たりの強度が高いからです。

一般的に、木造軸組工法の「耐力壁」という壁には、構造用合板や筋交い等の材料が
用いられるのですが、その耐力壁1枚当たりの強度を表す「壁倍率」の値は「2.5倍」程度。
(壁倍率の値は数字が大きいほど強度が上になります。)

それに対し、住友林業はホワイトウッドやカラマツを格子状に組んだ材料を、国土交通大臣の
お墨付きをもらった耐力壁(きずれパネル)として採用しており、耐力壁1枚当たりの「壁倍率」は
最大で「5.0倍」。(この場合、釘の固定間隔を密にして、施工する必要があります!)

よって、住友林業の壁1枚当たりの強度は、一般的な木造住宅の耐力壁と比べると
2倍程度高く、高い耐震性の住宅を実現しやすいと言えます。

これが、住友林業が「耐震等級3を標準仕様」と言える理由でしょう。

ただし、これは住友林業に限った話ではなく、 積水ハウス(シャーウッド)、 一条工務店
東日本ハウスなどの大手ハウスメーカーや、建材メーカーでも同様の取り組みを行っており、
住友林業だけにあるような特徴ではありません。

また、「絶対に耐震等級3を実現するぞ」という気合さえあれば、
極端な話、「どんな工務店」でも実現可能です。

その場合、住友林業よりも間取りに制約が多くなってしまいますが・・・・
(具体的には壁のない大きな空間等がつくりにくくなります。)

住宅の耐震性の比較(ハウスメーカー大手16社)

 

◆ 住友林業の坪単価

住友林業で実際に家を建てた方の平均坪単価を知りたい方はこちらへどうぞ

ハウスメーカーの坪単価比較

 

◆ 住友林業の経営危険度

住友林業の経営状態をチェックしたい方はこちらへどうぞ

ハウスメーカーのランキング(経営危険度)

 

◆ 住友林業は「木」っていうイメージ・・・!?

住友林業の企業イメージは、「キコリン」でお馴染み!!

「自社保有林」等を持っているため、「国産材」を使用しているイメージが強いですよね。

構造材に全て国産材(檜など)が使用されているかと思いがちですが、
今のところ、実際の構造材使用比率は30%程度らしいです。

住友林業のホームページ参照

だいぶ前になりますが、住友林業の現場で、「スプルース」の柱が使用されているの
を見たことがあります。(今はどうなっているかは分かりませんが・・・・)

スプルースなどの輸入材は一般流通材として定着していますが、日本には
国土全体の8割を占める広大な森林がありますので、これを利用しない手はないでしょう。

国産材を使用することは地産・地消、国内市場や地域の活性化につながることですので、
ぜひとも継続していただいて、国産材100%を実現してもらいたいですね。

 

◆ 住友林業の断熱性能について

住友林業が公表している住宅の断熱性能の示す指標(C値、Q値)は、
Q値:1.92、C値:5.0ハウスメーカー18社中、第6位となっています。

どちらかと言えば、スウェーデンハウス一条工務店のように、
高気密・高断熱な住宅には積極的ではないようです。

住宅の断熱性能比較(C値、Q値:ハウスメーカー18社)

 

◆ 住友林業の提案力があるという評判

今から、5年ぐらい前のことです。
私の知る限り、住友林業は「提案力」があるということを聞いたことがありました。
何故そのように言われていたかというと、その営業方法に特徴があるからと思われます。

住友林業の営業方法は、引き合いのあったお客様に5万円を負担してもらって敷地調査を行い、
プラン作成
を行います。

通常、契約前は、高額物件でもない限り、設計、ましてやコーディネーターは
営業活動に同行することはありませんが、
住友林業は契約前でもコーディネーターが同行していたようです。

当然、営業単独でのプレゼンテーションよりも、提案力が格段に違うことは目に見えていますし、
そのような手厚い待遇をされれば、「住友林業さんに任せてしまおう!」という気にもなります。
(最後の決め手として、値引きもあったそうです。)

これが、住友林業の「提案力」が高いという評判に結びついていたと思われます。
(今は、変わっているかもしれませんし、支店によっても違うと思います。)

だだ、個人的な意見としては、このような「提案力」だけで住宅会社を選ぶことは
オススメしません。

もちろん、「提案力」も重要な要素であることは間違いありませんが、
こればかりにこだわると、「性能の比較」という選考基準が薄くなってしまうからです。

このような「提案力」の虜になってしまったときは、ちょっと冷静になって、
「ちょっと待てよ、性能は??」ということを思い出してもらいたいと思います。

 

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住友林業を他のハウスメーカーと
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ハウスメーカーの評判 一覧

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パナホームの評判、坪単価

パナホームは、元々は松下電工の1事業部でした。
その後、様々に社名を変えましたが、商品ブランド名であるパナホームが
現在でももっとも分かり易い名前となっています。

ここ最近まで、パナホームには特筆するような商品は無かったように
思います。松下電工の商品を取り入れただけの家というイメージでした。

しかし、最近 (財)日本地域開発センター(主務官庁:国土交通省)が
主催する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック」において、
パナホームの「ソラーナシリーズ」が受賞したことにより、輝きを取り戻してきているように
感じます。

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◆ パナホームは賃貸住宅メイン?
◆ パナホームの商品はどんなものがある?
◆ パナホームの換気システム エコライフ換気システムの評判
◆ ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2008 大賞受賞のパナホームの実力は...

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◆ パナホームは賃貸住宅メイン?

パナホームは一時、注文住宅よりもむしろ賃貸住宅に力を入れていました。
前述しましたが、あまり特徴的な商品がなかったため、活路を見出すために
このような方向性に出ていたのだと思われます。

しかし、親企業であるパナソニックが環境に関する商品に力を入れだした
段階から、パナホームの状況も一変したようです。

パナソニックが得意とする、「住宅設備」の重要性が一般的に認知されてきました。
エコ設備などと称して、環境に配慮した住宅設備を導入し、住宅自体の環境性能も
高めた「エルソラーナ」と言う商品を展開させ始めました。

今後もパナホームは、省エネ・創エネの住宅と住宅設備をさらに充実させてくるのでは
ないでしょうか。



◆ パナホームの商品はどんなものがある?

パナホームの商品は、以下のように大別されます。

・先進のエコ技術を結集した、創エネ・省エネの家 「エルソラーナ

・ライフスタイル提案型「ユールキア」シリーズ
 エコ+家事楽で、すてきなくらしがはじまる家「ユールキア ウィ」
 子育て世代におくる、"ふれ愛"に満ちた家「ユールキア アイ」
 限られた敷地で、のびやかにくらす3階建「ユールキア トライ」

・都市型住宅「ソルビオス」シリーズ
 敷地の可能性を引き出す都市型3・4・5階建て住宅「ソルビオス」
 建築家の発想が息づく、都市型3階建住宅「ソルビオス〈アーキモード〉」

・自由で豊かなセカンドライフのために「ふたりスタイル


パナホームの平均坪単価はコチラをご確認下さい。
ハウスメーカーの坪単価比較

パナホームの各シリーズのおおよその坪単価ですが、

 エルソラーナシリーズ : 55~75万円
 ユールキアシリーズ : 60~75万円
 ソルビオスシリーズ : 70~85万円

となっています。



◆ パナホームの換気システム エコライフ換気システムの評判

パナホームはさすが大手家電メーカーのグループ会社なだけあって、
換気システムも複雑な方式を採用しています。
もっとも特徴的なのは、「第2種換気システム」を採用しているところ。

24時間換気システムの比較サイトはコチラをご確認ください。
24時間換気システムを比較しよう

この換気方式を採用するのはパナホームだけ。

というのも、この方式は、炊事や入浴など家の中から出る湿気を壁の中に押し込み
壁内結露を引き起こす可能性があるので、多くのメーカーでは、この方式を採用していません。


では、パナホームの換気システムを確認してみましょう。

パナホームの換気システムは、床下の空気を家の中に取り込むよう計画されています。

床下には、シロアリなどの被害を防ぐため、防蟻処理(シロアリを寄せ付けないための薬剤の塗布や
加圧注入をすること)を行うため、一般的には、清浄な空気とはみなされません。
しかし、パナホームでは、独自の防蟻シートでシロアリ対策をしており、
空気を汚染することはないので安全とされ、この方式を採用しています。

ただ、基礎の外周部に防蟻材の塗布は行われるようですので、
その薬剤が将来にわたっても大丈夫なものなのか心配になってきます。
(化学物質の研究や測定を長年やっていますので、職業病的な心配なのかもしれませんが。。。)

その床下から取り込んだ空気を家全体に送るのですが、
家の中に空気を通過させるための空間が必要です。
マンションのように、家の中に少し出っ張りが出来てしまいます。

また、2階は床下にファンを設置し、その空気を2階の天井までダクトを使って持ち上げるのですが、
ここでも少し気になる点が・・・

床下に設置されたファンには防虫網がついています。
床下なので、そんなに虫が大量にはいってくる訳ではないでしょうが、10年程度運転したら、
結構虫も溜まっているような・・・
その掃除はどうやってするのでしょう・・・パナホームさん。

それに、防虫網で取れない花粉や砂埃は部屋の給気口で清浄されます。
家が建っている間、メンテナンスできないダクトの中の状況は、想像すると怖いところではあります・・・

パナホームならではの対応されているのでしょうが、不安を払しょくしてくれるような決定的な対策は
見当たりません。



◆ ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2008 
   大賞受賞のパナホームの実力は...


昨年行われたハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2008では、
パナホームが大賞を受賞しました。

この賞は、省エネ性能に優れた住宅と設備機器をトータルに評価し、
もっともすぐれた住宅メーカーの商品に対して大賞が贈られるというものです。

では、今回大賞を受賞したパナホームの主力商品「エルソラーナ」の実力は?

まず、戸建住宅の省エネ性評価のなかで、CASBEEという住宅を断熱性能や気密性能、
設備機器、外構などを含め総合的に評価をする方法がありますが、
こちらは、最高ランクを取得することが可能な住宅となっています。

パナホームの受賞のポイントとして挙げられているのは、
「躯体性能・開口部性能は水準を超えるレベルであり、高性能エアコンを積極的に採用してい
る点や、
節水・節湯器具を多数採用している点などを高く評価する。
シミュレーションソフトの活用や宿泊体験施設などの住まい手への働きかけに関する取組みや、
省エネ性の高い住宅を多数供給している点なども含め、「大賞」にふさわしい住宅として評価された。」
とされています。

住宅の単純な評価ではなく、パナホームという会社の姿勢や実績なども大きく影響しているようです。
家単体の省エネ性というより、設備機器や会社の姿勢などで家を選びたい方にとっては、
パナホームはいいのではないでしょうか?

 

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ハウスメーカーの評判 一覧
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スウェーデンハウスの評判、坪単価

スウェーデンハウスは、スウェーデンの高気密・高断熱住宅を日本でも実現するべく
スウェーデンから工法や材料を輸入して建てる住宅メーカーです。

高気密・高断熱住宅への思いは強く、2007年のハウス・オブ・ザ・イヤーでは大賞を受賞するなど、
公平な審査でもその性能が実証されました。

性能など詳しい評判は以下の項目でご確認下さい。


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◆ スウェーデンハウスの断熱性能の評判
◆ 
スウェーデンハウスは、とにかく高すぎると評判??
◆ スウェーデンハウスは間取りに制約が多いという評判

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◆ スウェーデンハウスの断熱性能の評判

swedenhouse.jpg スウェーデンハウスは、言わずと知れた
高気密・高断熱住宅の先駆者的存在で、
20年以上前から一貫して高気密・高断熱住宅を
売りにしてきたハウスメーカーです。

数値上は一条工務店に抜かれてしまいましたが、
それでも高気密・高断熱住宅に対する考え方や
そのスペックはハウスメーカーの中では他を圧倒するもので、
スウェーデンハウスの断熱性や気密性の評判は依然高いと言えます。

住宅の断熱性能比較(C値、Q値:ハウスメーカー18社)

   スペック
 窓  木製サッシ+三重ガラス(ガラス4mm、空気層12mm)
 壁の断熱材  グラスウール  24kg/㎥ 120mm
 床の断熱材  グラスウール  16kg/㎥ 200mm
 天井の断熱材  吹き込み     13kg/㎥ 300mm


スウェーデンは全棟気密測定は実施しており、熱交換型の24時間換気システムが
標準装備となっています。窓サッシにおいては、木製サッシ+三重ガラスというスペックで、
意匠性と共に他には無いスウェーデンハウスの独自性を確立しています。


そのためか、スウェーデンハウスは競合するような会社が少ないと言う評判です。

高気密・高断熱住宅の先駆者としての地位、一条工務店にはないデザインセンスや
コンセプトの独自性という意味で、他者との差別化が明確にできていることが評判の要因でしょう。


また、2007年に実施されたハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリックでは、
一条工務店に次いでスウェーデンハウスも「大賞」を受賞したことからも、
断熱性能、日射遮蔽性能とも非常に優れており、適正な能力でかつ高性能のエアコン、
節水器具等の導入により、省エネルギーが実現されていると言えるでしょう。



◆ スウェーデンハウスは、とにかく高すぎるという評判??

スウェーデンハウスの平均坪単価は80~90万円/坪程度と言われています。

以前に紹介した、ハウスメーカーの坪単価比較では、大手ハウスメーカーの
坪単価平均が73万円であったことを考えると、一般の方には少々敷居が高いと評判されています。
(価格もブランドイメージとして売っているんでしょうね・・・・)


また、スウェーデンハウスの木製サッシ(三重ガラス)や24時間換気システム、
グラスウール断熱材等は他の施工店では実現不可能かというとそうではありません。

スウェーデンハウスの「ブランドイメージ」としては独自性があり、他が真似できないような
仕様と思われがちですが、実際は一般流通品でも十分に実現可能なスペックなのです。
(しかも、もっと安い値段で建てれます!)


これはどこの大手ハウスメーカーでも同じですが、商品や工法に独自のネーミングを付けることで
差別化を図ろうとしていますが、その多くは一般流通品である場合が多く、
実は、どこの施工店でも実現可能なものが多いのです。


大手だから大量仕入れで安く建材を買っているので、他の施工店で建てるよりも安くなります
ということを思われる方も多いと思いますが、大手ハウスメーカーの平均坪単価比較の中でも
紹介した通り、大量仕入を行っていても、結局、坪単価は安くなっていないのです。
(広告や人件費、研究開発費等が加算されるからです。)

◆ スウェーデンハウスは間取りに制約が多いという評判

 

どこのハウスメーカーについても言えることですが、ハウスメーカーの言う自由設計とは、

本来の自由設計とは異なり、「制約の多い自由設計」である場合が多い。

ハウスメーカーは、メーカー独自の「型式大臣認定」を取得している商品が多く、

そのような商品は建築基準法等の法律に適合してなくてもいい代わりに様々な

設計上の制限が盛り込まれています。

 

スウェーデンハウスも例外では無く、自由設計であっても、構造上の理由で様々な制限があり、

自由にならないこともある。

 

例えば、スウェーデンハウスの家は木質パネル工法で造られていますが、

スウェーデンで製作されているパネルは120cmモジュールを採用しているようです。

そのおかげで廊下幅などに余裕が出るのですが、問題はこのモジュールサイズが

60cm単位でしか調整することが出来ないこと・・・・。

 

在来工法なら最低でも455mm単位で部屋の大きさや壁の位置、家の大きさを調整できますが、

スウェーデンハウスでは大きくするにも小さくするにも600mm単位でしか調整できません。

 

あと100mm広げたいとか狭めたいと希望しても、設計者にお断りされてしまうようです。

 

このような例は、型式認定工法が採用される大手ハウスメーカーではよくあることで、
型式大臣認定の宿命というものでしょうか・・・・。

だた、同じような大手ハウスメーカーでも、600mm単位でしか調整できないという例は
稀ではないでしょうか。

スウェーデンハウスで家を建てることを希望される方は、

契約前に思い描いている間取りが実現可能かチェックする必要がありますね。

 

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太陽光発電の助成金・補助金について

◆ 太陽光発電のシステムで受けられる助成金(補助金)について

環境にやさしいだけでなく、月々の電気代も減らせる住宅用太陽光発電のシステム。

今なら、住宅用太陽光発電システムの導入に対する国の助成金(補助金)制度を
利用することができます。


 太陽光発電のシステムを設置すると実際どのくらい助成金が受け取れるの?

国が実施する「平成21年度住宅用太陽光発電システム補助制度」 では、
太陽電池モジュールの公称最大出力1kWあたり7万円の助成金(補助金)が交付されますので、
公称最大出力3.0kWのシステムを導入する場合、21万円 の助成金(補助金)を受けることができます

また、各都道府県、市町村の自治体からも助成金(補助金)が受けることができます。
詳しくは、地方自治体の助成金の窓口までお問い合せ下さい。

■ 余剰電力の固定価格買取制度が導入されて、元がとれる期間はどれくらい変わる?

また、住宅用太陽光発電からの余った電力の買い取り価格についても、約2倍に引き上げられました。

導入にかかった費用のもとを取るまでには、一般に20~25年と見込まれていますが、
こうした助成金(補助金)制度や固定価格買取制度を活用することによって、
新築で10年程度、新築以外では15年程度になると予想されます。
※立地条件に大きく左右されますので、現場の確認を受けて計算書を出してもらいましょう。

ちなみに、助成金(補助金)の申請書を提出した後、書類審査が行われ、
交付決定通知書が送られてきます。
申請書を提出してから、助成金(補助金)を受けるまでには最短で約2か月かかります。 


◆ 太陽光発電を設置するのにかかる費用はどれくらい?


太陽光発電のシステムってどれくらいかかるか知っていますか?

現在、助成金(補助金)が出るシステムの基準金額が明記されています。
(条件から外れると対象外となり助成金が出なくなりますので、システムの金額と
そのシステムが対象となっているかしっかり確認してください)

助成金の額などの詳しいお話しは下の項で詳しく説明しますが、簡単にいうと、
1kWあたり70万円までの太陽光発電のシステムが対象となります。

ただ、これは、あくまでも太陽光発電のシステムのみ

 
solar_sistem.jpg

※太陽光発電のシステム一式
・太陽電池モジュール(太陽光発電パネル)
・架台(太陽光発電パネルを屋根に固定するもの)
・接続箱(複数の太陽光発電パネルからくる配線を1つにまとめるもの)
・直流側開閉器(電路の開閉を行う装置)
・インバータ(太陽電池の発電は直流のため、家庭用電源と同じ交流に変換する装置)
・保護装置(システムが安定して安全に稼働するための装置)
・交流側開閉器(サービスブレーカー)


他に、太陽光発電のシステムを設置するための費用が発生します。
 (こちらは、助成金の条件にある「公称1kWあたり70万円以下のシステム」には算入されない費用です)
 
具体的には、

新築の場合
作業手間 : 設置工事、運搬、荷揚げ
電気工事 : 配線、接続
手続き費用 : 電力会社への申請代行費
検査費用                      など

既存の住宅の場合
仮設足場代
施工費 : 設置工事、運搬、荷揚げ
電気工事 : 専用分電盤・メーターボックス取付、接続、
手続き費用 : 電直会社への申請代行費
 
そのため、付ける太陽光発電のシステムによって違いますが、既存の住宅に付ける場合は、

太陽光発電のシステム+上記設置費用の70万円前後(3kWの場合の参考価格)

を考える必要があります。
 つまり、3kWだと300万円弱かかるという計算になります。

国の助成金を得て工事をした場合、270万円ほどです。
また、地方自治体から助成金が10万円/kW出るとすると
さらに30万円が助成金として受け取れますので、
支払う総計は、240万円といった具合です。
 

◆ 太陽光発電のシステムにはなぜ助成金(補助金)が出るのか?

余計なことかもしれませんが、助成金の背景について考えてみました。

2010年度の予算編成が進む中、公的資金利用の「削減」ばかりが取り上げられています。
そんな中今の政権がどのような展開を考えているかというと
「人」「教育・医療」「住宅」
に対して資金を投入するとされています。

今年度、新築着工数が100万棟を大きく下回ることが現実的となってきました。
住宅や建物の建設は大きなお金が動くため、景気の回復には非常に効果が高いとして、
国としても需要の掘り起こしを進めていくものと考えられています。

また、近年、地球温暖化の問題が取り上げられていること、
化石燃料の残存期間が短くなってきていることから、
電気の発電方法を自然のエネルギーに変換していかなければいけません。

そう考えた時、住宅の新築・リフォームと太陽と言う自然エネルギーでの発電は
国を挙げて取り組んでいくべき課題となっています。
エコポイントでもそうですが、人の購買意欲を高めるためには、
ポイントを付ける、もしくは、助成金、補助金を出すというのがもっとも効果が高いんですね。
2010年の太陽光発電のシステムの助成金はどうなるか分からない状況になってきていますが・・・

太陽光発電のシステムを購入するのにいい時期なのかどうかについては賛否両論ありますが、
新築されるのであれば、あとあと付けるよりも、
10万円以上かかる仮設足場の費用や、設置工事や電気工事などの費用を抑えられるので
家を購入する予算に余裕があれば助成金制度を利用して設置することをお勧めします。

ハウスメーカーのランキング(経営危険度)

富士ハウスやアーバンエステート、穴吹工務店の破綻がメディアで大きく取り上げられています。

長く続く不況の影響で、「大手ハウスメーカー」であっても倒産する可能性がゼロではありません。

ここではハウスメーカーを選ぶ際に必要な経営状態を見る指標として、週刊ダイヤモンド
(特大号 2009年6月6日)に掲載されているハウスメーカー(上場企業8社のみの比較)の
経営危険度のランキングを紹介させていただきます。

 経営危険度 
 ハウスメーカー   本社所在地   売上高(億円) 
 危険度 第一位   S社   大阪府  536
 危険度 第二位  S社  東京都   8,238
 危険度 第三位  S社  大阪府  16,909
 危険度 第四位  S社  大阪府  4,012
 危険度 第五位  D社  大阪府  15,141
 危険度 第六位  F社  東京都  664
 危険度 第七位  M社  東京都  2,347
 危険度 第八位  P社  大阪府  2,846

*
売上高:2008年5月期~2009年3月期まで、データは決算短信、有価証券報告書などによる



手持ち資金の厚み、資金繰り状況、負債額などを加味してランキング付けしているようです。

詳細は不明ですが、保証などにもかかわることですので、一つの指標としても良いのではないでしょうか。

尚、雑誌の全般的な印象としては、ハウスメーカーよりもゼネコンの方が経営状況が
厳しいようですが、今の時代は大手ハウスメーカーでも何が起こるか分かりません。


建築途中の倒産ははっきり言って悲劇です。お金を支払っているにもかかわらず、
工事がストップしてしまえば、どうやって家を完成させるのでしょうか。

ハウスメーカーは独自の工法を採用しているところが多く、どこか違う工務店に頼むにしても、
2割増しぐらいの値段で無ければ引き受けてくれません。



また、引き渡し後であっても、同様です。多くのハウスメーカーでは長い期間の保証を付けて、
長期にわたる安心感を売りにしていますが、倒産してしまえば、保証なんて無いも同然です。

メンテナンスするにしても、ハウスメーカー独自の部材が多いため、通常よりも金額を上乗せ
しなければ引き受けてくれません。


建築中であれ、引き渡し後であれ、建築会社の倒産は居住者に不利益を与えます。

「慎重に選びたい!」と言う方は、このランキングをチェックしておくといいでしょう!


こちらの雑誌にハウスメーカー名と詳細な情報が掲載されています!  

週刊 ダイヤモンド 2009年 6/6号 [雑誌]
¥740
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住宅の耐震性の比較

◆ 大手ハウスメーカーの耐震等級

 ハウスメーカー  耐震等級
 へーベルハウス 
積水ハウス
住友林業
三井ホーム
トヨタホーム
東日本ハウス
 等級3
等級3(商品・プランによって一部異なる場合がある) 
等級3(標準対応、プラン、地域、商品等により、対応が異なる)
等級3(標準対応、多雪地域を除く)
等級3(標準対応、商品・プラン・仕様・地域によって対応が異なる) 
等級3(プランにより、耐震等級がかわる)
 一条工務店
東急ホームズ
セキスイハイム
三菱地所ホーム
ミサワホーム
住友不動産
ダイワハウス
エス・バイ・エル
パナホーム
タマホーム
 -

このページでは皆様も関心の高い「住宅の耐震性」というものにテーマを絞って、
どのハウスメーカーの住宅が耐震性が良いかを比較しています。

比較に使用する指標は、住宅性能表示の耐震等級という指標です。


◆ 耐震等級って?

耐震等級は1~3の三段階で表示され、数字が大きい程、耐震性能が高いということになります。

◆ 耐震等級1・・・・建築基準法に定めるレベルと同等。
◆ 耐震等級2・・・・建築基準法に定めるレベル比較して、1.25倍の耐震性がある。
◆ 耐震等級3・・・・建築基準法に定めるレベル比較して、1.5倍の耐震性がある。
*メーカーHPに記載されている、住宅性能表示制度における耐震等級により作成しています。



◆ 本当に地震に強い家を判断する!

へーベルハウス積水ハウス住友林業三井ホームトヨタホーム東日本ハウス
HP上で耐震等級3に標準対応すると謳っているため、上位としています。

他のメーカーはHP上に、耐震等級については触れておらず、下位とさせていただきました。


しかし、大半のメーカーが「商品・プランによって一部異なる場合がある」とか、
「商品・プラン・仕様・地域によって対応が異なる」というただし書きを加えてます。

「何故、全ての住宅で対応ができないの?」と疑問に思われた方も多いと思いますが、
これには、そうせざるを得ない訳があります。


住宅の耐震性(「耐震等級」)は、最低限必要な耐震性能(建築基準法で要求される耐震性能)
に対して何倍(1.25倍or1.5倍)の耐震性があるかで決まります。

ただ、住宅の耐震性は、木造であれば壁の多い少ない、鉄骨や鉄筋コンクリート造であれば、
コンクリート強度、鉄骨の厚み、柱・梁断面寸法や鉄筋量等によって左右され、最終的には
構造計算(木造なら壁量計算)をしてみなければ分かりません。
(耐震偽装事件でも話題になったあの「構造計算」計算です!)


地震時に、建物に必要な耐力(必要保有水平耐力や壁量)を1.25倍として、
それを満たしている住宅が耐震等級2、建物に必要な耐力(必要保有水平耐力や壁量)を1.5倍として、
それを満たしている住宅が耐震等級3となります。

ちょっと難しい話なので、簡単に言いますと、


住宅の耐震性は、「間取り」に大きく左右されるのです!!
(どのメーカーも口を揃えるように、「ただし書き」を加えているのはそのためです。)

にもかかわらず、HP上に「耐震等級3を標準対応する」と記載出来るのは、
自社独自の工法の耐震性の高さや部材一つ一つの強度を勘案して、
「住宅全体で考えても耐震等級3を満足できる」という自信の表れでしょう。

ですので、公式ホームページで「耐震等級3を標準対応」と記載できるということはすごいことと思います。


住宅の断熱性能の比較ページでも触れていますが、この「耐震等級」という指標を使えば、
消費者にとっては比較が簡単です。
下記に示すような、訳の分からない「売り文句」や「宣伝文句」に惑わされることなく
住宅の耐震性を比較することができますので、判断材料の一つとしてください。


こんな売り文句には要注意!!!



◇ 壁倍率5.0倍の耐力壁でとして大臣認定を取得したので、他のメーカーよりも・・・・・

◇ 柱の断面寸法が4寸(120mm)ですので、他のメーカーよりも・・・・・

◇ ヒノキやヒバを使用しているので、他のメーカーよりも・・・・

◇ 集成材を利用していますので、他のメーカーよりも・・・・・

◇ 2階床には24mmの構造用合板を使用していますので・・・・・

◇ 鉄骨の厚みが3.2mmで、他のメーカーよりも・・・・・

◇ 木は単位質量あたりの強度が優れていまして・・・・

◇ 2×4はモノコック構造(「面で支える構造)ですので、木造軸組工法と比較すると・・・・

◇ 弊社の基礎は、基礎幅160mmでして・・・・


このような売り文句は、強度を局部的に見みたものばかりなので、住宅全体の耐震性を
言っているのではありません。
これを正しく言うのであれば、「局部的な強度が強いから、耐震等級3としても間取りの自由度が高い」
といったところではないでしょうか。


◇ 弊社はベタ基礎を標準採用しておりまして・・・・

基礎は地盤の強度から適切なものを選ぶものですので、
ベタ基礎だから強いというものではありません。(逆に重くなります。)


◇ 「スーパー 〇〇〇〇」

◇ 「ハイパー 〇〇〇〇」

◇ 「ハイブリット 〇〇〇〇」

◇ 「システム 〇〇〇〇」

横文字はイメージ効果抜群なのですが、何で「スーパー〇〇〇〇」なのかが分かりにくくなってしまいます。

実際は、驚くようなすごい技術ではなく、ごくごく一般的な工法というものも存在します。

住宅の耐震性の比較をする際には、この耐震等級を判断材料の一つとしてください。

建築士の設計

住宅を建てるためには、「建築士」が必ず必要!

住宅を建てるためには、
その住宅が「建築士」の資格を持った者が「設計」した住宅で
あると言うことを役所などに届け出なければいけません。

これは、その建物が違法建築ではないか、条例などに違反していないかなどを
チェックするためのもので、建築が始まる前に役所もしくは、指定された建築確認機関に
申請し許可を得るようになっています。

住宅がミスによって瑕疵があったり違反があったりして、住む人が不利益を被らないように
2重にチェックする目的で行われています。


ハウスメーカーだと、自社に建築士を抱えている場合がほとんどですが
中には、外部の設計事務所に委託する形態をとっている場合もあります。

工務店はそれぞれで、自社で建築士を抱えているところもありますし、
外部の設計事務所に設計を委託している場合もあります。

ちなみに当社が行う「住宅CMサービス」に登録されている工務店は、
自社で建築士を抱えていることが登録の必須条件です。
これは、責任の所在をはっきりさせることが目的で、
建てる方が、あとあと責任のたらいまわしに合うことを防ぐことができると
考えるからです。
→ 住宅CMサービスについてはこちら


「建築士」は天才か!?

設計事務所の場合はその主体が建築士です。

「住宅」を建てるとき、この建築士が担う役割は非常に重要です。
ただ、「全て」を担えるほど万能ではありません。

そのため、ハウスメーカーなどは本来建築士がするべき仕事も、
「営業」や「現場監督」などがおこない作業を分担する事で
その負担を減らしていたりします。

では、個人で経営するような少人数の設計事務所ではどうでしょう。

担当する「建築士」が
 建てる方の要望の聞き取りを行い、
 図面を作成し、
 積算を行い、
 確認申請を提出し、
 現場の監理を行い、
 納まりの指示をし、
 できたものの確認を行う
など、これらすべての業務を行う場合が多いのです。
これでは、建築士の「個人の力量」で、
建てられる住宅の良し悪しが決まる可能性が高い
のです。

では、「建築士」とはみんなが万能なのでしょうか?

本来、建築士でも、得意な分野と言うものが存在します。

それは、医者でも弁護士でも専門で仕事する得意な分野があるのと同じです。

「デザイン(意匠)」が得意な建築士、
「構造設計」が得意な建築士、
「積算」に強い建築士、
「現場監理」を主にやってきた建築士
など。。。

ですので、1級を持つような知識を持った建築士でも
得意な分野によって本来出来る事は違ってくるとは思いませんか?

例えば、普段大きなビル等の設備の設計を行っている1級建築士の中には
「自分の家の設計」は専門の建築士に依頼したりする人もいます。

「住宅」はそんなに規模が大きい建物ではありませんので、「構造の設計」や
「設備の設計」を軽視されがちで、本来その分野が得意ではない建築士も、
設計を行っていたりします。

このこと自体が法に触れるようなことはありませんが、
本来専門で扱う建築士に分担すべき仕事を
ひとりの建築士が行う状況は、あまり良いとは言えないのではないでしょうか。


「建築士」を見極める!理想の住まいを建てるために

本来は得意分野があって、それぞれを得意な者がこなしていく事が理想でしょうが
設計事務所の中にはこれらほとんどを個人の建築士が荷ってしまっている事があります。

勿論、これは設計事務所の規模(大きさ・抱えている設計士の数)によりますが、
設計業務のほとんどを個人で設計を行っている事務所はその建築士だけの力量で
住宅の良し悪しが決まってしまいますので、充分にその力量を見極める必要があります。

しかし、この見極めについては非常に難しいでしょう。


  • 過去の実績や建てた方とお話ししましょう
そこで、まずは過去の実績や建てた方にお話を聞くことで、
「どんな家を建てるのか」
「建てるときや建てた後、どのような付き合いしているのか」
「提案はどうだったのか」
「自分との相性はどうか」
などを判断するのに参考になります。

  • 現場にいきましょう
ハウスメーカーや工務店を判断する時と同じように、
建てている現場も見せてもらいましょう。
「施工業者の方としっかりとコミュニケーションとれているか」
「現場へ訪れる頻度」
など、施工業者の方に聞くと、建てるときに現場をしっかりと監理できるのかを
確認することができます。


  • 抱えている質問や疑問をすべてぶつけてみましょう
要望や質問に対してしっかりとした答えが出てくるのかも重要です。
日々、進歩する建築技術は、「過去の実績だけでは判断できない」ためで、
常に新しい技術や情報を得ようとしているかによって、
住宅に対しての想いが現れます。

  • CPD制度を活用しましょう
建築士会が定めているCPD制度を活用するという方法もあります。
これは建築士のレベルを開示するための制度として作られているのですが、
まだ上手く機能していません。
構想はいいですので、ぜひ積極的に活用されるようになるといいですね。

  • 一流という言葉に惑わされないようにしましょう
建築雑誌やテレビなどに取り上げられている人でも、芸術性には
優れているかもしれませんが必ずしもレベルが高い訳ではありません。

勿論、良い住宅を建築するためには施主とのコミュニケーション能力も問われるでしょう。

また、設計に携わる事以外に関しては全くアドバイスもしなければ、
何もないなどと言う事も耳にします。

個人的な意見としては、住宅建築を行う時はなるべく他の意見が取り入れられる状況を
作るべきだと思いますので、個人の力量に大きく左右されると言う事自体に
リスクを感じざるを得ません。

建築士の中には、非常に優秀で常に向上心を持って取り組まれている方がいます。
判断する方法は難しいですが、上に挙げたようなことを参考に、
リスクを減らす方法も検討してみてはいかがでしょうか。

【ハウスメーカーの評判と比較・坪単価】

住宅展示場に行くと、どうしても各ハウスメーカーの営業マンから
売り込みを掛けられ、正しい判断材料を持てないまま契約に
至ってしまうケースも見受けられます。

展示場に行く前にある程度の予備知識を蓄えた上で、
売り込みに惑わされないような知識を提供しようと考えています。
モチロン、既に展示場に行ってしまった方や現在検討中の方でも
充分参考にして頂けると思います。
各ハウスメーカーの評判や坪単価メーカーごとに紹介しています。
ハウスメーカーの評判や坪単価を照らし合わせて、比較してみて下さい!

【掲載ハウスメーカー】 
気になるハウスメーカー名をクリックしてください.
各ハウスメーカーについての詳細内容が表示されます。
※別のウィンドウが出て表示されます。



【ハウスメーカーの概要の比較表】 ※各メーカーの「評判・比較」をクリックすれば、概要が見れます。
ハウスメーカー名 主な工法 創業年 販売地域 売り上げ
(億円)
年間着工数
(棟)
坪単価の目安
(円)
アイフルホーム
評判・比較
木造軸組み工法 1984年 全国FC 250('08年) 4,185('07年)
45~55万
アキュラホーム
評判・比較
木造軸組み工法 1978年 首都圏、近畿
東海、中国
278('08年) 45~55万
一条工務店
評判・比較
木造軸組み工法 1978年 全国
※沖縄を除く
2,160('07年) 6,850('07年)
 夢の家
 60~70万
エスバイエル
(S×L)
評判・比較
木質パネル
(プレハブ)
1951年 全国
※北海道・沖縄を除く
536('08年)
1,929('08年)
※戸建+分譲
 住まい21
 ・規格住宅
 45~70万
 ・注文住宅
 55~80万
・インターネット販売
 28万~
クレバリー
ホーム
(新昭和)
評判・比較
木造軸組み 1970年 全国
※沖縄を除く
404('08年)
※新昭和全事業
1,800('06年)
※戸建+分譲
45~55万
スウェーデン
ハウス
評判・比較
木質パネル
(プレハブ)
1984年 全国
※沖縄を除く
536('08年)
※全事業
1,600('07年) 80~90万
住友林業
評判・比較
木造軸組み工法 1975年 全国 2,856('08年)
戸建て住宅のみ
8,987('08年)
※戸建て住宅
70~80万
住友不動産
評判・比較
ツーバイフォー 1982年 首都圏、近畿
東海、東北
北海道
498('08年)
※注文住宅販売
1,747('08年)
※注文住宅
50~60万
積水化学工業
評判・比較
鉄骨ユニット工法
(プレハブ)
ツーバイフォー
(プレハブ)
1947年 全国
※沖縄を除く
3,271('08年) 10,400('08年) 65~75万
積水ハウス
評判・比較
軽量鉄骨工法
(プレハブ)
木造軸組み工法
1960年 全国
※沖縄を除く
6,698('08年)
※戸建て住宅のみ
17,329('08年) 70~80万
大和ハウス
(ダイワハウス)
評判・比較
軽量鉄骨工法
(プレハブ)
木造軸組み工法
1947年 全国
※沖縄を除く
3,540('08年)
※住宅部門
15,205('08年)
 ・注文住宅
70~80万
タマホーム
評判・比較
木造軸組み工法
1998年 全国
※北海道・沖縄を除く
1,679('08年)
※連結
9,540('07年)
40~50万
トヨタホーム
評判・比較
鉄骨ユニット工法
(プレハブ)
軽量鉄骨工法
(プレハブ)
2003年 全国
※北海道、沖縄
四国を除く
726('06年) 4,605('07年)
 鉄骨ユニット
60~65万
 軽量鉄骨
65~75万
パナホーム
評判・比較
軽量鉄骨工法
(プレハブ)
重量鉄骨
ラーメン工法
1963年 全国
※沖縄を除く
1,306('08年)
6,831('08年)
※戸建て住宅
65~75万
東日本ハウス
評判・比較
木造軸組み工法 1969年 全国
※沖縄を除く
581('08年) 1,800('08年) 55~65万
旭化成ホームズ
(へーベルハウス)
評判・比較
重量鉄骨
ラーメン工法
1972年 関東、
東海中部、近畿、中国、九州
2,689('08年) 9,414('08年) 75~85万
ミサワホーム
評判・比較
木質パネル工法
(プレハブ)
重量鉄骨
ラーメン工法
1967年
全国
※沖縄を除く
2,545('08年)
※注文住宅
+戸建て分譲
9,238('08年)
※戸建て+分譲
65~75万
三井ホーム
評判・比較
ツーバイフォー 1974年 全国
※沖縄を除く
1,430('08年)
※注文住宅
5,017('08年)
 ・注文住宅
75~85万

三菱地所ホーム
評判・比較
ツーバイフォー 1984年 首都圏、近畿
広島、宮城
242('08年) 494('08年)
70~80万

※工法の違いに関しては,→ 住宅の工法の種類←クリック

「ハウスメーカーの評判と比較・坪単価」では、
情報 を各種資料や雑誌、ハウスメーカーHP上のデータを元に掲載しています。

現在、インターネットではハウスメーカーの評判・比較サイトをよく見かけますが、
これらのサイトの「評判や比較」の中には、メーカーの社員が書き込んでいと
思われるような一方的な評判があったり、

あまり明確な根拠が明記されていないため、消費者側からしても「評判や比較」が
本当なのか嘘なのかがわからない事があります。

このサイトでは、
「消費者の方に正確な情報をお届けする」
ことを意識して、この「ハウスメーカーの評判と比較・坪単価」を作成していきます。

弊社が作成するハウスメーカーの評判や比較でご意見、ご感想がある場合はご一報ください。
(ご意見に関して、述べられる根拠を示す資料等を明確にして頂けると助かります。)

【アイフルホーム】

■アイフルホームの概要■

アイフルホームは株式会社トステム住宅研究所の社内事業部です。
以前は株式会社アイフルホームテクノロジーとして、独立した会社でしたが
現在は合併により、この形態の会社となっています。
他のハウスメーカーでは資本関係のある子会社が営業を行い施工のみ外注と言う方式が
主ですが、アイフルホームでは各地域の工務店とのフランチャイズ契約により
販路を拡大してきました。

フランチャイズ展開で最も成功を収めた代表的なハウスメーカーで、
代理店数は250店以上を誇ります。
フランチャイズ(代理店)は地元工務店が、加盟金と毎年のロイヤリティーを支払って
、アイフルホームの名を名乗れます。
建築主との契約は代理店が行い、アイフルホーム本部は広告宣伝、商品開発、
資材共同購入だけを担当しています。

■アイフルホームの評判■

アイフルホームはとにかくローコストの住宅を供給する事を目的に、
トステムが作ったハウスメーカーです。
親会社であったトステムが材料メーカーと言う事もあり、商品の種類の割りに
選択肢は限られます。

アイフルホームに限らず、『フランチャイズのシステム』自体に問題があり、
ノウハウさえ吸収したらフランチャイズを脱退するという工務店が
後を絶たないようです。

「完成引き渡し保証」や「60年継続瑕疵保証」などが確立され、
アイフルホームとしての保障制度を整備する事で対応しているようです。

■アイフルホームの坪単価の目安■

45~55万

アイフルホームのさらなる詳細は→アイフルホームの評判←クリック

【アキュラホーム】

■アキュラホームの概要■

アキュラホームは他の大手ハウスメーカーよりはかなり
低価格の商品を用意しています。
「アキュラシステム」と呼ばれる、経営ノウハウを基盤としてジャーブネットと
言う工務店の集団を組織しています。
ここで、資材や人件費などのコスト管理を徹底してコストコントロールを
しているようです。

■アキュラホームの評判■

アキュラホームの商品名は「高断熱高気密の家」「大収納のある家」
「ペットと暮らせる家」など、分かり易い商品名が多いです。
しかし、一つ一つの中身をみると「あまり大した事がない」と言うのが
もっぱらの評判です。

同じ低価格路線のタマホームと比べられる事が多いようで、
さらなる低価格を実現しているタマホームに分があるようです。

■アキュラホームの坪単価の目安■

45~55万

アキュラホームのさらなる詳細は→アキュラホームの評判←クリック

【一条工務店】

■一条工務店の概要■

一条工務店は静岡県の浜松市に本社を置く会社で、最近では北海道に進出するなど
全国規模の会社となりました。
現在でも依然として東海地区での人気が高く、かなりの販売数を誇っています。
一条工務店は静岡県が発祥だけあって地震対策として、住宅業界では先駆けて
平成10年に免震住宅を発表し、戸建て住宅における免震住宅としては、
他社の追随を許さない、独占販売状態になっています。

また、ほとんどの住宅に係わる材料を自社の海外の協力工場にて
オリジナル生産しているため、通常では真似の出来ないコストパフォーマンスと仕様を
実現しています。
しかしその反面、他社製品を希望するとかなり割高になります。

また、近年では高断熱高気密に対してもかなり先進的に力を入れていて、
Q値(熱損失係数)とC値(隙間相当面積)について、 ハウスメーカーの中では、最も良い数値を謳っていて、
これに派生した商品として全館床暖房が人気を集めています。
最近では、地球温暖化防止のために省エネが叫ばれていて、
一条工務店の高気密高断熱住宅が ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリックと言う賞の
創設された初年度に大賞を受賞しています。
このように常に時代の流れを掴んだ商品を販売している感があり、
これからの動向が注目されます。

■一条工務店の評判■

一条工務店はほとんど宣伝広告活動を行うことなく、口コミの力によって
ここまでの規模に成長してきました。
しかし、地方色が強かったためか都会へ進出してきたのは、ほんのここ数年のことになります。
デザイン的な選択肢は少なく、正直言って他のハウスメーカーよりも劣ります。
提示される見積もりは、単純に「坪単価」掛ける「床面積」で出されるため、その内容はよく分かりません。
営業マンは中途採用の人の割合が多く、営業マンの質に関しては甚だ疑問が残ります。

■一条工務店の坪単価の目安■

夢の家
 60~70万

一条工務店のさらなる詳細は→一条工務店の評判←クリック

【エスバイエル(S×L)】

■エスバイエル(S×L)の概要■

エスバイエル(S×L)は全身の小堀住研という会社の時代から大阪に本社を置く会社です。
社名の「S×L」の「S」はSpace(空間)、「L」はLife(生活)を表し、
人が住まうためのハードとしての生活とソフトとしての空間を掛け合わせる「×」(バイ)の
発想で融合させ、新しい生活価値を創造しようというアイデンティティを社名にしたようです。

ローコストの規格住宅「すまい21」が主力住宅ですが、
高級路線のデザインを重視した自由設計の住宅も扱っています。
最近はネット販売による坪28万円台からの住まいづくり「ネットdeすまい」を行っています。
「ネットdeすまい」は、コスト削減のため、住宅展示場も持たず、営業マンの人数も
少ないので、打ち合わせは、電話やメール、もしくは、営業拠点に顧客が出向くことになります。
決まったプランがあり、その中から選択するという規格型設計で、大きな変更はできません。
商談から契約まで進められるネット住宅を提案しています。

エス・バイ・エルは北海道を除いた全国展開をしていますが、全てが直営ではなく、 地域によっては代理店が受け持つ地域があります。

■エスバイエル(S×L)の評判■

ミサワホームなどと同じように木質パネル住宅を主に扱っています。
壁体内結露への対策にいち早く着手した印象があり、それを売りにしていますが、
パネル工法の弱点をさらけだしているように思えるのは私だけでしょうか?

確かにエスバイエル(S×L)のローコスト住宅は規格住宅なので設計自由度はありませんが安く抑えられます。
一方、自由設計の「注文住宅」はデザインを重視した丁寧な設計が期待できますが、かなり高額になります。

商談から契約までインターネット上でのやりとりだけで行うネット住宅は、
様々な問題をはらんでおり、それらをしっかり解決した上で営業を行っているとは
考えがたいです。
現に、ネット上の評判では、法的調査や地質調査に問題が発生することも多く
費用がかさむこともあるようです。
企業として、どこまで本腰を入れて取り組んでいるのか、疑念点が残ります。

不動産の値下がりによる損失の補填を未だに行っているようで、
経営状況は決して芳しいとは言い難いと思われます。

■エスバイエル(S×L)の坪単価の目安■

住まい21(規格住宅):45~70万
注文住宅:55~80万
インターネット販売:28万~

エスバイエル(S×L)のさらなる詳細は→エスバイエル(S×L)の評判←クリック

【クレバリーホーム(新昭和)】

■クレバリーホームの概要■

クレバリーホームとは、株式会社新昭和がFC展開するにあたって立ち上げた
ブランド名です。
今では、社名よりブランド名の方が有名になりましたが、新昭和自体も
住宅事業部を持っており、多角的な戦略をとっています。

■クレバリーホームの評判■

クレバリーホームは低価格な住宅を宣伝文句に、急成長を遂げています。
住宅自体にこれと言った特徴はありませんが、姿勢として単なる安いだけの
住宅でなく、手間をあえてかけている部分もあり、ここで他の
ローコスト住宅と差別化を図っているようです。
FCですので、やはり営業やメンテナンスの対応はバラバラのようで、
今後の改善が期待されます。

■クレバリーホームの坪単価の目安■

45~55万

クレバリーホームの更なる詳細は→クレバリーホームの評判←クリック

【スウェーデンハウス】

■スウェーデンハウスの概要■

スウェーデンハウスは北欧住宅の特徴である高気密・高断熱 性能を謳った輸入住宅を販売しています。
しかし、実際にスウェーデンから輸入しているのは壁パネルと窓だけで、その他はすべて国内製品です。

スウェーデンハウスは、トーモク、三菱地所、北海製罐の3社が設立した会社ですが、
事実上はダンボール製造業者であるトーモクの子会社となります。
北海道で始まった企業ですが、元々寒い冬場でも家の中ではTシャツで過ごすような
北海道の生活スタイルに受け入れられ、北海道で、この暖かい屋内が維持できる
北欧住宅が順調に売り上げを伸ばし、その知名度は全国規模にもなろうとしています。
スウェーデンハウスの特徴である北欧デザインと高気密、高断熱に憧れるファンも多く、
比較的指名買いが多い ハウスメーカーです。

■スウェーデンハウスの評判■

スウェーデンハウスは北欧デザインと高気密、高断熱を特徴に他社と差別化してきました。
家の省エネルギー性を競うハウス・オブ・ザ・イヤー でも大賞を受賞し、
その地位を日に日に高めている感があります。
価格はかなり高めですが、50年間、定期健診が無料であるという事は評価が高いです。
サッシは木製の3重ガラスです。
非常に断熱性が高いのですが、10年ごとに塗装をしなおさなければなりません。
営業的には、まだまだこれからの会社であることは明白でしょう。

■スウェーデンハウスの坪単価の目安■

80~90万

スウェーデンハウスの更なる詳細は→スウェーデンハウスの評判←クリック

【住友林業】

■住友林業の概要■

住友林業は長い間、木造在来工法での年間の着工戸数がトップのハウスメーカーでした。
しかし、最近では一条工務店やタマホームを初めとした、木造在来工法のハウスメーカーが
台頭してきたため、ここ数年はその地位を脅かされ続けています。

以前、子会社であった住友林業ツーバイフォーとは、2008年10月1日付けで事業統合し
今では同じ木造住宅を一つの会社で運営する形態となりました。

自社保有林を抱えている強みがあり、国産木材を使っているということを
必ずと言っていいほどアピールしているようですが、意外にも使用されている割合は、
3割程度しか使用されていないようで、他のハウスメーカーと比べて秀でているかどうか
疑問が残るところです。

社員に一級建築士の割合が多いハウスメーカーということは、
昨今のコンプライアンス重視の社会情勢から言うと、評価に値します。
住友林業建築技術専門校という、職能者を育てる仕組みを持っていて、
自社施工とも言っていますが、それが全国的に広がっているかどうかは疑問で、
ブランディング要素に感じます

特に他社と大きく違う点は契約前に敷地調査代金としては5万円を支払う事です。
敷居の低い金額で見込み客を囲う意図があり、慎重な対応をする事が望ましいでしょう。

住友林業では、20年目までは無償点検が実施され、
20年目以降は10年ごとに有償で点検を実施し、
最長50年目まで実施してもらえるようになっていますが、
運用の実態は確認する必要がありそうです。

■住友林業の評判■

以前は、和風住宅を中心に木造住宅と言えば住友林業と言うイメージが
強かったですが、近年では他の木造住宅がそのシェアを奪っていき、
以前のような牙城が崩されてしまった感があります。

住宅自体にこれと言った特徴が無いため、一級建築士の数で提案力を
アピールしたいようですが、別段これと言った噂はなく、
パフォーマンス的要素に感じます。

■住友林業の坪単価の目安■

70~80万

住友林業のさらなる詳細は→住友林業の評判←クリック

【住友不動産】

■住友不動産の概要■

財閥解体により旧住友本社の不動産部門を譲り受けた流れを受ける会社です。
主には不動産を扱う会社であり、分譲や賃貸などがメインとなります。
住宅では住友不動産ホームとして設立され、アメリカ・カリフォルニアテイストの
住宅開発を進めて、輸入住宅などを安く販売していた時期があります。
同じ住友グループの住友林業との競争などもありましたが、注文住宅に
関しては、かなり縮小されているようです。

■住友不動産の評判■

輸入住宅ブームの頃は、クレームが非常に多かったのですが、
最近は着工数が減ったせいなのか、あまり聞かなくなりました。
リフォーム事業に特化した「新築そっくりさん」はグループ内会社です。

■住友不動産の坪単価の目安■

50~60万

住友不動産のさらなる詳細は→住友不動産の評判←クリック

【積水化学工業】

■積水化学工業の概要■

住宅事業への参入は早かったのですが、その事業部を積水ハウスとして
独立分社化しました。
その後、再度住宅事業に乗り出し、今のセキスイハイムブランドを創設
しています。
現在、積水化学工業は積水ハウスの筆頭株主ではありますが、
議決権が定数を割っているため、事実上の別会社となっています。

積水化学工業で特筆すべきはユニット住宅という工法で、
これは、工場で住宅の80%以上を完成させた状態で現場に搬入し、
現場では、クレーンで積み木のようにユニットを積んでいくだけと言うものです。
高い製品精度と短い現場工期(50日)を特徴としています。

鉄骨系のセキスイハイムと、木質系のツーユーホームがあり、
同じ会社でありながら、全く違う営業手法をとっており、お互いが同じ会社で
ありながら全く別々のことを謳っており、消費者にとっては非常に矛盾を感じる
ところです。

住宅ユニットは搬送や組立てに大きな車両が必要なので、
道路条件により建てられないことがよくあります。

近年では、太陽光発電を載せて発電機能を持たせた住宅を全面的に
アピールしています。当初はゼロエネルギーとして、トータルで電気が
必要ないことを謳っていましたが、最近ではそのキャッチコピーは使われていません。
床下蓄熱暖房システムで足下から暖かい「あったかハイム」などの商品も
独自の商品として注目されます。

■積水化学工業の評判■

積水化学工業の鉄骨系プレハブ(セキスイハイム)は
紹介比率が非常に低いと言われています。アフターサービスでのクレームが多いようです。

ユニット住宅の宿命として、設計自由度が低い事と、着工後に設計変更が出来ない事が、
欠点として挙げられます。
工期は50日を謳っていて、他の工法と比べるとやはり非常に早い工期となります。

■積水化学工業の坪単価の目安■

65~75万

積水化学工業のさらなる詳細は→積水化学工業の評判←クリック

【積水ハウス】

■積水ハウスの概要■

もともとは積水化学工業一事業部でしたが、スタートして間もなく、
事業として成り立たないと判断され、積水化学工業から分社化されました。
今では、株式を保有はされていますが、実質的には別会社となっています。
積水ハウスは年間6万棟前後の引き渡し数を誇り、
長い間、ハウスメーカーのトップとして君臨してきました。
ただ賃貸住宅の戸数も多く、賃貸住宅と注文住宅の割合は3:7程度です。
もともと軽量鉄骨系住宅が、メインでしたが現在は木造にも力を入れています。
価格帯はかなり高めの高級路線です。

■積水ハウスの評判■

積水ハウスはブランドイメージを戦略として高く位置づけているようで、
売れる営業マンは、紹介による契約がほとんどだそうです。
営業を主体とした経営方針であることは間違いなく、
一般的に普及している積水ハウスの住宅は、中の上程度で良いという
意識があるように思えてなりません。
大量生産、大量消費時代に生まれたいわゆる「ハウスメーカー」であり、
個性が求められる今の時代に、対応できているのでしょうか。

■積水ハウスの坪単価の目安■

70~80万

積水ハウスのさらなる詳細は→積水ハウスの評判←クリック

【大和ハウス(ダイワハウス)】

■大和ハウス(ダイワハウス)の概要■

ハウスメーカーとしては2位の大和ハウス工業ですが、
売上高に占める注文住宅の割合は20%程度しかありません。
大和ハウス工業は賃貸住宅や流通系店舗が主流の建築会社です。

大和ハウス工業の主力は軽量鉄骨系住宅ですが、
2001年に大和団地と合弁して木質系住宅を始めました。
ただ木質系住宅の売上はほとんどありません。
最近では注文住宅としてもこれといったヒット商品は聞きません。

■大和ハウス(ダイワハウス)の評判■

主に外張り断熱の商品(ジーヴォ)をメインとして売りに出していますが、
そもそも、鉄骨住宅で断熱性能を売り出すこと自体に無理があります。
※理由は、詳細にも書いてあります。

大和ハウスは最近、注文住宅ではあまり良い噂はありません。
大和ハウス工業の強みは大型開発や賃貸住宅、店舗兼住宅などです。 戸建住宅はいまひとつ得意ではないようです。

■大和ハウス(ダイワハウス)の坪単価の目安■

70~80万

大和ハウス(ダイワハウス)のさらなる詳細は→大和ハウス(ダイワハウス)の評判←クリック

【タマホーム】

■タマホームの概要■

比較的歴史の浅い会社で、低価格と巧妙な宣伝方法によって急成長した会社です。
社名表記の"タマ"は、創業者の苗字の"玉木(たまき)"に由来します。
元々は、福岡県を中心に九州地方を基盤としていたのですが今では全国展開をしています。
いわゆる住宅展示場にはかまえず、独自の敷地に展示場を構える作戦をとっています。

■タマホームの評判■

坪単価25.8万円を謳っていますが、実際はどんなに抑えても坪単価40万円には
なるようです。それでも安いですが、安かろう悪かろうというのが
世間一般の評のようです。
誇大広告気味の宣伝方法が公正取引委員会より指摘され、
排除命令が下された事もあります。
先に名前が売れてしまった感が拭えません。

■タマホームの坪単価の目安■

40~50万

タマホームのさらなる詳細は→タマホームの評判←クリック

【トヨタホーム】

■トヨタホームの概要■

トヨタホームはトヨタ自動車の住宅部門でしたが、2003年に
トヨタ自動車の100%子会社として独立しました。
こと、生産と言う事に関して優れているトヨタ自動車のノウハウを
そのまま、住宅の生産に活かそうとしているようですが、そもそもの発想が
大量生産を重視したハウスメーカーの発想であり、住まい手を重視した発想とは
言いがたいものがあります。

■トヨタホームの評判■

親会社であるトヨタ自動車の本拠地愛知県での受注が全体の3割にも達するという、
グループ系社員に頼った経営スタイルです。
販売会社を別にもつスタイルは、親会社の販売方法のノウハウをそのまま適用している
感があります。販売店によって、扱う商品が違ったり販売エリアが販売店同時で
重複するなど、トヨタスタイルがどこまでハウスメーカーとして通用するのでしょうか。
住まい手、施主の立場に立った経営手法であってもらいたいものです。

■トヨタホームの坪単価の目安■

鉄骨ユニット:60~65万
軽量鉄骨:65~75万

トヨタホームのさらなる詳細は→トヨタホームの評判←クリック

【パナホーム】

■パナホームの概要■

パナホームは現在、パナソニックの連結子会社です。

バブル期は注文住宅よりも賃貸住宅が大きな売上げを占めていましたが、 現在は注文住宅が主となっています。

以前から、松下の電気製品を多く取り入れただけの住宅と言う印象が
強かったですが、現在は親会社のパナソニックと同じ路線の
エコロジーに力を入れた商品を提供していて、これが広く認められて
きているようです。

営業地域は全国展開していますが、一部地域では代理店が担当しています。
代理店によっては直営店と比較すると営業、設計、施工に差があることもあります。

■パナホームの評判■

一部代理店は地場の工務店がやっていて、
自社ブランドとの掛け持ちでやっている場合が多いです。
ここには、街の電気販売店に松下製品を販売させている発想が
色濃く影響されている印象を受けます。
しかし、地場の工務店の営業ノウハウはパナホームとは異質のものと
なるでしょうから、その点に注意が必要です。

基本的に、パナソニック製品を中心としたオール電化を進めてくる
ケースが多いようで、オール電化の良し悪しをじっくり知った上で
話を聞くほうが良いでしょう。

■パナホームの坪単価の目安■

65~75万

パナホームのさらなる詳細は→パナホームの評判←クリック

【東日本ハウス】

■東日本ハウスの概要■

東日本ハウスは、盛岡に本社をおくハウスメーカーです。
ハウスメーカーでは珍しく、別分野の商品を兼業していた時代があって、
以前は「銀河高原ビール」を生産販売していました。
この運営の失敗によって、経営が大きく傾いた時期があったのですが、
今ではかなり取り戻してきているようです。

東日本ハウスは軍隊式の研修などを取り入れており、かなり厳しい研修などが
社内で行われている模様です。

東日本ハウスの特徴は「棟梁システム」と呼ぶ各地の工務店を準社員として扱い
組織化していることです。(通常は全く別の会社に外注と言う形が多いのです。)

東日本ハウスは木造の注文住宅を得意としていますが、いまいち特徴に欠ける商品です。
東日本ハウスの住宅構造は「新木造システム」と呼ばれていますが、
木造軸組工法を基本に、ツーバイフォー工法のようなパネル工法を採用していますが
通常の木造住宅とあまり違いはありません。

■東日本ハウスの評判■

東日本ハウスは過去には引き渡し後のクレームが多かったのですが、
施主との打ち合わせ議事録の開示を徹底するようにし、
やり取りの行き違いがないようにすることで、
クレームを抑えるようにしている努力は評価できます。

営業マンはかなり厳しい軍隊式で鍛えられていて、
訓練が行き届いているように感じられいて、
その割りにクレームが多かったという点が、「?」と感じるところです。

■東日本ハウスの坪単価の目安■

55~65万

東日本ハウスのさらなる詳細は→東日本ハウスの評判←クリック

【旭化成ホームズ(へーベルハウス)】

■旭化成ホームズ(へーベルハウス)の概要■

旭化成ホームズは、旭化成株式会社の関連会社でどちらも同じ
ヘーベルハウスというブランドの住宅を販売しています。

鉄骨を部材に使うハウスメーカーとしては先進的に重量鉄骨を構造部材に使い、
家の強さと間取りの自由さを売りにした住宅を供給しているハウスメーカーです。

重量鉄骨を使用したことにより、耐震性や耐久性の面で自信があり、
長期保証を打ち出しており、自社の中古住宅物件の流通システム網なども
いち早く着手しており、住宅に関する研究においてはかなり先進的な
ハウスメーカーではありました。

しかし、近年の省エネルギー住宅が普及する中、得意としている
鉄骨の材料が最もこの点に弱いことがあり、今後の方向性が注目されます。
北海道、東北などの寒冷地域は営業エリアにはなっていません。

■旭化成ホームズ(へーベルハウス)の評判■

阪神大震災の際に、自社の建物が残って、 他の家が崩壊している状況の写真を撮り集めるため多くの社員で現地調査を行い、
そしてそれを営業活動に利用したことが、非難されたこともありました。
研究熱心と言うよりも、無神経と言わざるを得ません。

重量鉄骨を使用していることで、へーベルハウスの耐久性には自信があるようで、
住宅業界で始めて60年保障体制を確立したハウスメーカーです。
また、 30年までは無料点検を実施しているのも特筆に値します。
ロングライフ住宅と言うことを前面に出して展開しているだけあり、
引渡し後のアフターフォロー体制も充実しているようです。

高価格帯のハウスメーカーであまり値引きには応じないようです。

その一方、断熱気密に関しては、間違いなく他社より劣ります。
それは、重量鉄骨の宿命です。
使用しているへーベル板も凍害に弱く、旭化成ホームズが寒冷地帯に
営業エリアを置けない理由はそこにあります。

■旭化成ホームズ(へーベルハウス)の坪単価の目安■

75~85万

旭化成ホームズ(へーベルハウス)のさらなる詳細は→旭化成ホームズ(へーベルハウス)の評判←クリック

【ミサワホーム】

■ミサワホームの概要■

ミサワホームは商品開発、部材供給、宣伝広告をするだけの会社であり、
設計、施工、営業などは全て傘下のディーラー(代理店)が行います。
2系統のディーラーが存在していて、扱う商品を変えています。
住宅の善し悪しも、担当したディーラー(代理店)に より異なります。
住宅の品質だけでなく同じ部材を注文しても代理店により価格が異なることもあります。

2004年12月に産業再生機構の管理下に入り、代理店の統廃合などを経て、
現状に至っています。

■ミサワホームの評判■

取り扱っている木質パネル工法自体が独自性に飛んだ住宅でありますが、
蔵のある家、制震装置エムジオなど、商品開発に取り組む姿勢が顕著です。

代理店の評判は千差万別で、営業に掛かるリスクを本体が回避している代わりに
代理店や工務店の実力により顧客満足度が違うようです。
あくまで代理店と契約することになるわけですから、良い代理店探しが
大切なのではないでしょうか。
他社よりもクレーム率は高いようです。

■ミサワホームの坪単価の目安■

65~75万

ミサワホームのさらなる詳細は→ミサワホームの評判←クリック

【三井ホーム】

■三井ホームの概要■

日本にツーバイフォー住宅導入したのが三井ホームです。 ツーバイフォー協会の会長会社でもあります。

設計を外部の設計事務所に委託、施工は工務店に委託するという新しいシステムを 確立した会社でもあります。 三井ホームは、洋風でデザインと高級感を売りにした会社です。

■三井ホームの評判■

設立当初から外部の設計事務所やインテリアコーディネーターを教育し活用するなど 、デザイン的には個性の豊かな住宅を目指している姿勢が伺えます。 最近は三井ホームの経営状況があまり良くないために、リストラを図った結果、 三井ホームのノウハウが外部に流出し、今やツーバイフォーを扱う 地方工務店でさえも三井ホームと劣らない、あるいはそれ以上の品質があります。

■三井ホームの坪単価の目安■

注文住宅:75~85万

三井ホームのさらなる詳細は→三井ホームの評判←クリック

【三菱地所ホーム】

■三菱地所ホームの概要■

三菱地所ホーム(株)は、三菱地所の100%子会社です。
三菱地所はスウェーデンハウスの大口株主であることから、
高気密高断熱住宅に力を入れています。
三菱地所ホームは独自の全館冷暖房換気システム「エアロテック」を開発し、
高性能は住宅を売りに、営業地域を限定した堅実路線の経営方針といえます。

■三菱地所ホームの評判■

比較的暮らしてみてからの評価が高く、高気密高断熱である高性能な住宅と
全館冷暖房換気システムという高性能な設備を備えた住宅は特筆できます。
ただし、値段が非常に高いことがネックになりそうです。

■三菱地所ホームの坪単価の目安■

70~80万

三菱地所ホームのさらなる詳細は→三菱地所ホームの評判←クリック

大阪 北部 南部の住宅展示場


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≪大阪北部の展示場≫

  • 枚方住宅博(総合展示場)

所在地
大阪府枚方市高野道2丁目3345-1
地図を見る

TEL
072-855-7777

営業時間
AM 10:00~PM 6:00

休館日(センターハウス)
なし

運営
アドバンス開発株式会社

お車で展示場に行く場合は

国道1号線「家具団地前」を北へ300m
「長尾峠町」前

展示場の出展住宅メーカー

  • 千里住宅公園(総合展示場)

所在地
大阪府吹田市千里万博公園1-7
地図を見る

TEL
06-6876-1521

営業時間
AM 10:00~PM 6:00

休館日(センターハウス)
毎週水曜日定休日(祝日の場合は営業)

運営
ABCハウジング

お車で展示場に行く場合は

万博公園外周道路沿い

電車で展示場にいく場合は

大阪モノレール「万博記念公園」駅 下車すぐ

展示場の出展住宅メーカー



≪大阪南部の展示場≫
  • 中百舌鳥住宅公園(総合展示場)

所在地
大阪府堺市北区中百舌鳥町3-428
地図を見る

TEL
072-255-4877

営業時間
AM 10:00~PM 6:00

休館日(センターハウス)

毎週水曜日定休日(祝日の場合は営業)

運営
ABCハウジング

お車で展示場に行く場合は

中央環状線「向陵中町」交差点を 南へ 1.5km
ときはま線「中百舌鳥町3丁」交差点を 東へ 300m

電車で展示場にいく場合は

地下鉄御堂筋線「なかもず」駅 1番出口を上がり南へ
南海高野線・泉北高速鉄道「中百舌鳥」駅から 東へ500m

展示場の出展住宅メーカー

  • 美原住宅公園(総合展示場)

所在地
大阪府堺市美原区青南台2-1-10
地図を見る

TEL
072-363-0124

営業時間
AM 10:00~PM 6:00

休館日(センターハウス)

毎週水曜日定休日(祝日の場合は営業)

運営
ABCハウジング

お車で展示場に行く場合は

中央環状線「丹南」交差点を南へ5km、国道309号線「木材団地」交差点前
大阪外環状線(国道170号線)「新家」交差点を北へ3km

電車で展示場にいく場合は

近鉄長野線「富田林」駅または
南海高野線「北野田」駅から
近鉄バス「木材団地」停留所下車

展示場の出展住宅メーカー



  • 堺泉北住宅博(総合展示場)

所在地
大阪府堺市東八田275-1
地図を見る

TEL
072-276-3600

営業時間
AM 10:00~PM 6:00

休館日(センターハウス)
なし

運営
アドバンス開発株式会社

お車で展示場に行く場合は

泉北1号線「深井」交差点を南へ 300m

阪和自動車道「堺IC」から東へ 5分

堺泉北道路「堺出口」から東へ3分

電車で展示場にいく場合は

泉北高速鉄道「深井」駅より徒歩 5分

展示場の出展住宅メーカー

  • 岸和田住宅総合展示場(総合展示場)

所在地
大阪府岸和田市西之内町56番38号
地図を見る

TEL
072-441-4805

営業時間
AM 10:00~PM 6:00

休館日(センターハウス)
毎週水曜日

運営
財団法人 大阪住宅センター

お車で展示場に行く場合は

    国道26号線「西之内東」交差点北西

    (無料駐車場完備)

電車で展示場にいく場合は

    南海本線「和泉大宮」駅より徒歩8分、JR阪和線「下松」駅より徒歩8分

展示場の出展住宅メーカー
     ・積水ハウス
     ・パナホーム
     ・旭化成へーベルハウス
     ・住友林業
     ・一条工務店
    ・泉北ホーム
     ・カメヤグローバル

大阪市の住宅展示場


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大阪の住宅展示場を紹介します。


≪大阪市内の展示場≫

  • 花博記念公園ハウジングガーデン(総合展示場)

所在地 大阪府大阪市鶴見区焼野1丁目南2番
 地図を見る
TEL 06-6915-3571
営業時間 AM 10:00~PM 6:00
休館日(センターハウス) 毎週水曜日
運営 財団法人 大阪住宅センター
    
  

 お車で展示場に行く場合は

   近畿自動車道「門真出口」または
    「大東鶴見出口」中央環状線「花博記念公園口」交差点西へすぐ(無料駐車場完備)

 電車で展示場にいく場合は

   地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地」駅から徒歩3分



   展示場の出展住宅メーカー



  • なんば住宅博(総合展示場)

所在地 大阪府大阪市浪速区敷津東1-1-1
地図を見る
TEL 06-6632-3100
営業時間 AM 10:00~PM 6:00
休館日(センターハウス) なし
運営 アドバンス開発株式会社

   お車で展示場に行く場合は

    御堂筋正面 難波高島屋を南へすぐ
    日本橋筋・国道26号線  四ツ橋筋からすぐ
    阪神高速道路「難波出口」 すぐ

   電車で展示場にいく場合は

南海難波駅から徒歩     約8分
地下鉄各線難波駅から徒歩 約10分
近鉄難波駅から徒歩     約10分


   展示場の出展住宅メーカー






ローコストの注文住宅?企画住宅?

住宅の購入を検討される方がまずつまずくのが、専門用語ではないでしょうか。

「注文住宅」と「企画住宅」
一体なにが違うのか・・・

「企画住宅」とは、
材料費や手間が掛からないよう、間取りや仕様を出来る限り統一して、
販売価格をできる限り抑えた商品のことを指す場合が多いです。
ハウスメーカーによっては、「提案型住宅」や「規格住宅」と呼ぶ場合もあります。

この商品は、安く提供する代わりに、
大幅な間取りの変更や、仕様の変更には一定のルールや制限があり、
注文住宅のように何でも出来るわけではありません。
つまり、要望や設計に対する「自由度」は低いものと認識する必要があります。

また、自由度が高い注文住宅と比較すると、企画住宅は
総2階で真四角な家が多く、仕様や設備もローコストに抑えられている家が多いようです。



◆真四角な家
真四角で箱型の家は、1階が大きく2階が小さい家よりも屋根面積や基礎面積等が
小さくなるため、ローコストで家が建てれる!!

◆ローコストなキッチン・風呂・トイレ・建材
仕様を統一して住宅設備メーカーや建材メーカーから大量仕入れをすると、
ローコストでキッチン・風呂・トイレ・建材等を買うことができる。
現に、タマホームなどではそのような仕入れをしていたらしい。
ただし、消費者側は選択の余地が少なくなる。(ローコストの宿命!!)

実際、新聞や雑誌、インターネット等のローコストメーカー等の広告で
「坪単価25万円」というようは表現が使用されている住宅は、
ローコストメーカーにありがちな「企画住宅」である場合がほとんどです。

このような企画住宅の坪単価にまんまとつられて、
「注文住宅がこんなにローコストで建てれるんだ」
と誤解されている方もいらっしゃいますが、
これは企画住宅ですので、「ローコストな注文住宅」ではありません!

よって、仕様や間取りなどを自由に決めれるわけではありません。

例えば、
「こんな真四角な家じゃなくて、間取りを変更したい」
「吹き抜けを作って梁を現しにしたい」
「壁をクロスじゃなくて漆喰の壁にしたい」
というような要望は、ローコストな企画住宅では叶わないことが多いようです。

極端な例でいきますと、
「ドアノブ一つでさえ変更できない例」もあるようです。

広告や宣伝におどらされることのないように、ローコストで建てれる「企画住宅」なのか、
ローコストで建てれる注文住宅なのかをしっかり見極めるようにしてください。

メーカーの坪単価のカラクリ

ローコストなハウスメーカーの 坪単価のカラクリを暴く!

メーカーの坪単価は、

(建物の床面積) で (建築工事金額)を割って算出

するものですが、
この(建物の床面積)には「延べ床面積」とメーカー独自の「施工面積」という二つの
指標が存在します。

坪単価を計算するための明確な定義がないため、
それぞれのメーカーがそれぞれに坪単価を出していることに問題があります。

ハウスメーカーとしては、坪単価をほかのハウスメーカーより安く見せたいという欲望があります。
たとえば、ローコストを謳うハウスメーカーが坪50万円という金額を出していたとすると、
あまり魅力的には感じないのではないでしょうか。

実際に建てた方に聞くと、すべて含めた総予算を「延べ床面積」で割ると
それに近い金額になっている事実はあまりオープンにされていません。

そう、
建てる方の要望をしっかりと形にできる工務店が建てた家の坪単価と
さほど変わらなかったりするのです。


各都道府県ごとの坪単価をこちらでチェックしてみてください。
ハウス メーカーの坪単価比較


一般的に、
「延べ床面積から坪単価を算出する方法」と比較して、

「ハウスメーカー独自の施工面積から坪単価を算出する方法」
の方が坪単価が安くなります
。(と、いうか見せることができるのです。)

では、詳しく説明していきます。


◆ 「坪単価」 = 「建築工事金額」 ÷ 「メーカーの延べ床面積」   坪単価が高くなる! 
◆ 「坪単価」 = 「建築工事金額」 ÷ 「メーカーの施工面積」      坪単価を安く見せれる!

というのを 頭に入れていてください。

まず、
「延べ床面積」とは建築確認申請上にも記載されている面積であり、
バルコニーや小屋裏収納、ロフト、吹き抜け、ビルトインガレージや
地下室等の面積は含みません。

それに対して、「施工面積」はメーカー側が決める積算・施工上の面積であり、
「延べ床面積」には含まれないようなバルコニーや小屋裏収納、ロフト、吹き抜け、
ビルトインガレージや地下室等の面積を含みます。

つまり、
「施工面積」=「延べ床面積」+「バルコニー、吹き抜け、小屋裏収納、ロフト、ビルトインガレージなど」
ということになります。

「延べ床面積」以外の面積を加算する事が出来るため、
割るための面積が大きくなり、ハウスメーカーの表示する坪単価を安くすることが出来るのです。


具体例をみてさらに理解を深めてください。

◆メーカーが「延べ床面積」で坪単価を計算する場合

建築工事金額:1800万円
延べ床面積:100㎡
1800万円 ÷ (100×0.3124) = 57.6万円/坪

◆メーカーが独自の「施工面積」で坪単価を計算した場合

建築工事金額:1800万円、
施工面積:120㎡
延べ床面積は100㎡ に バルコニー、小屋裏収納、吹き抜けが20㎡
1800万円 ÷ (120×0.3125) = 48.0万円/坪

この例でいくと、メーカー独自の施工面積で計算した坪単価は、
延べ床面積で計算した坪単価より約10万円も安く見せることができます。


極端な例 と思われる方も多いと思いますが、このような坪単価のトリックは、
雑誌、広告、インターネットの宣伝等、至る所で使用されています。

その証拠に、坪単価の注意書きで
「施工面積で坪単価を算出」
などと書かれています。
ぜひチェックしてみてください。

住宅の購入を検討中の方は、坪単価だけを安易に比較するのではなく、
そのハウスメーカーの坪単価は、どのように計算されたものなのか
しっかりと見極めるようにしてください。

多くの方が、「ローコスト」という言葉と「安く見せるために試行錯誤された坪単価」に惑わされないよう
これからも正しい情報発信を続けていきます。


坪単価のからくりについてさらに知りたい方は、こちらもどうぞ。

坪単価を安く見せるカラクリ

建築家の有名な作品って?

まず一言。

建築家=1級(若しくは2級)建築士

ではありません!


逆に言うと、資格がなくても「建築家」は名乗れます。

ブラックジャックは医者の免許が無くても、医療行為を行っていました。
しかし、それは「実力」があって、求められての事です。

無資格者は建築基準法に規定された「設計」は出来ません。

・・・・簡単に言うと、建築家は誰でも名乗れて、その実力を保証する物は何も無い・・・・

と、言う事です。


建築家は依頼された「家」を「自分の作品」と思い込む傾向が強いです。
営業でも大工さんでも誰でも、その家の建築に携った人は「自分が担当した家」と
言う思い入れをする人が沢山います。

しかし、建築家の中には完全に人の家をあたかも自分の物のように考えている人がいます・・・

「家」を「芸術作品」と、思い込むことは勝手ですが、あたかも自分の物のように振舞う事は
如何なものか・・・


芸術的な面で、とても多くのことを学び、作品に関してずっと想いを馳せているような
タイプの建築家が多いと思います。これは素晴らしい事と思います。


が、しかし。

所謂「世間ズレ」している人がいて、その「想い」が強すぎるが故に普通の理屈が
通らない人がいます。

酷い建築家(中にはとても有名な建築家)では、依頼者の要望や意見を全く無視して、
「こっちの方が良い」と言う自分勝手な思い込みだけで、
「作品」を作り上げてしまう人がいます。

また、このように家を「作品」と見ていますので、形式的な枠に当てはめる事を極端に嫌う
建築家もいます。「構造」や「設備」に関して、必要な事でも「自分の芸術作品」のためなら
平気で捻じ曲げてしまうのです。


住宅は本来「住む」ためのものであって。「芸術作品」であるというのは付加的要素で
あるべきです。
建築家に依頼するときは、このことを良く分かっているかどうかを見極める必要があります。
(直接訊ねたところで、この辺の事は上手い事言うこともありますので、
やはり普段の会話や今までの「作品」やそこに住んでいる人の感想が参考になると思います。)

注文住宅は十人十色!

この文章を書いている今現在、日本の経済は決して「豊か」な状態ではありません。

こんな世の中なのに、家なんて・・・

と、思っている方も多い事でしょう。



しかし、こんな不況(と言われる)の世の中でも「旅行」や「娯楽」に関する需要は依然高く、伸びているところも多いそうです。

これは、私個人の意見ですが「不況」とは、「思い込み」だと思います。
世の中の多くの人が「不況」だと「思い込ん」でいるから、「不況」なのです。

戦後、どんなに苦しい生活をしていても「不況」と思っている人が居たでしょうか?
明日の明るい日本を夢見て、皆が頑張っていたのではないでしょうか?
少しでも、打開しようと皆が明るい未来が切り開けると「思い込ん」でいたのではないでしょうか?



私は、人生の大半は「思い込み」で左右されていると考えています。
そして、この「思い込み」を上手くコントロールできる人が「幸せ」な人なのではないでしょうか?
無論、コントロールなどせずとも常に前を向いて、明るい未来を目指している人が「幸せ」な人であることは言うまでもありません。

しかし、ほとんどの人はどこかで壁にぶち当たり、常に前を向いておく事が難しくなります。
なので、コントロールが出来ると良いと思うわけです。

少し、話が横道にそれましたが、どんなに苦しい状況であれ、明るい前向きな姿勢を保つ事は重要だと思います。そして、人はそれを無意識に求めるからいつの世でも「娯楽」は求められるのだと思います。



自分の家(注文住宅)を建てることは、人生の最大の「娯楽」と「思い込む」ことは如何でしょうか?

様々な趣味、嗜好がある現代の世の中、正に十人十色の時代です。こんな十人十色の世の中でも「家族の団欒」「家族との幸せな生活」を人生の最大目標としている人は依然多いはずです。

そして、そのご家族と楽しく過ごすためのステージとして、その空間作りとしてマイホームを夢見る事は間違いではないと思います。

折角、人生最大の買い物をするわけですから、思いっきり「楽しむ」気持ちがあっても良いと思います。そして、趣味嗜好が十人十色であるように、あなただけの注文住宅を作ってみるのは如何でしょうか?

我々は、そんな場を提供できればと思っています。


住宅CMサービス堺・和泉公式サイト
注文住宅を大阪の堺・和泉地域で建てるなら、
『住宅CMサービス堺・和泉』【公式サイト】

設計事務所はデザイン事務所か?

一般の方が1級建築士と聞くと、どうも家のデザイン(意匠)設計をしている人と
解釈されている人が多いようです。

同じ設計でも、デザイン(意匠)をメインとした設計だけでなく、
・「構造設計」 : 建物の地震や風に対する強さを計算し、計画する設計。
・「設備設計」: 建物の設備(空調や換気)に関する計画をする設計。
等、様々な設計があります。


そして、1級建築士の中にはこれらの「設計」以外にも、「工事監理」を
生業としている人もいます。
勿論、1級建築士といっても、「設計」や「工事監理」以外の仕事をしている人もいます。
我々もそのなかに含まれます。

こと【注文住宅】を依頼するにあたっては、このデザイン(意匠)設計を得意とする
設計事務所に依頼することが多くなります。


一般の方には、「構造」や「設備」に関しては直感で分かりにくいので、
見た目でパッと分かる「デザイン(意匠)」は非常にウケが良い訳です。
テレビ番組等で取り上げられるのは、このデザイン(意匠)設計に優れた建物を
紹介することが非常に多いです。これも、視聴者にとってとても分かり易いからです。
この他にも間取りを工夫した家もウケが良いです。
これもある意味デザイン(意匠)的要素が強いです。
勿論使い易さを追求する場合もありますので、一概にデザインとも言えませんが。


つまり、設計事務所に依頼する場合はこのデザイン(意匠)が気に入って
依頼するケースが大半を占めるかと思います。
過去にその建築士が手がけた作品(住宅)を見て、それに魅せられ依頼する訳です。

設計事務所は必ずしもデザイン事務所というわけではありませんが、
注文住宅を依頼する場合は、そのほとんどがデザインを気に入って依頼する事が多いです。


ここで知っておくべき重要な事は、あくまでデザインは家の「良さ」を決める一部の要素ですが、
それだけで住宅が決まるわけではありません。
建築家と呼ばれる人の中にはあたかも「外観」や「間取り」だけが住み易さを
決めるかのように言う人もいますが、これは明らかに間違いです。

住宅建築に100%は無い!!

注文住宅を建築するにあたって、心得ておいた方が良い事がいくつかあります。

そのうちの一つが

「住宅建築に100%は無い!!」

と、言う事です。


これは、そもそも建築と言う行為が「多くの人が係わって作られる」ものであるからです。
そして、家電製品や車などのようにそのほとんど全てを「機械」が作るわけでなく、人間が手で作る部分が多くを占めるからです。

どんなに大手のハウスメーカーがほとんどを工場で組み立てて、建築現場の作業を減らそうとも、人間の手を加えずに作り出すという事は無く、必ず人の作業が入ります。それは、実際の施工だけに限らず、多くの人の手によってその家を建てるための情報のやり取りや、連絡が取られ、単純な連絡ミスによって全然違う物が出来てしまう可能性も含まれているためです。

人間が作業を行う事があると言う事は、必ずそこには「失敗する可能性がある」と言うことです。

このことをまず肝に銘じておくことが必要です。



当然、建てる側は極力「失敗」をしないように建てる事が必要とされますが、全くなんのトラブルも無く住宅建築が成功したという事は聞いたとこがありません。

かく言う私が施工側として100%完璧な住宅建築をしろと言われても当然完璧を目指しますが実際には確約は出来ないでしょう。その反対に注文者側であったとしても、完璧な建物を作らせることは、望まないでしょう。

そして、私がこう心掛けておいた方が良いというのは、前もってそのように思っているほうが気持ちが楽にいられるからです。



ほとんどの方が住宅を実際に建てることは始めてのことでしょうから、良いのか悪いのか判別がつかず、不安になることが多いと思います。そして、完璧を求めると施工者側がそれに答えられないことにだんだん苛立ちを覚えるようになります。これが幾度か繰り返されると、(本来繰り返されることはまずいんですが・・・)、たまりにたまったストレスが爆発して、とても嫌な思いをすることになります。

住宅だけでなく、建築に関するトラブルは、この認識の違いによる物がビックリするほど多いです。また、このような感情的なもつれは「解決」する事は難しく、いつまでも緒を引きずることになります。
(明らかに欠陥や手抜きの場合は別です)



特に、工場などで物作りに携っていらっしゃる方は、完璧を求める傾向にあると感じます。それは、普段のお仕事などで精密な「精度」を求められているからだと思います。そして、その精度は「機械」を利用することで達成されている事がほとんどだと思います。
しかし、人が手を加える部分に関して同じような精度を望む事は難しく、腕の違いも表れます。

このことを知った上で、住宅建築に望むと心理状態としてはかなり「余裕」のある状態で望める事でしょう。

しかし、高いお金を払うわけですから妥協をする必要もありません。注文者としての権利もありますので、主張すべきところははっきり主張すべきです。

そして、良いか悪いかの判別がつかない時は我々のような間に入って物が言える立場の人間に相談すると良いでしょう。

頭寒足熱は快適な空間の基本!

【頭寒足熱】と言う言葉があります。
一般的には、足元を暖めて、頭部を温度の低い状態にしておくと良く眠れると
言う効果があると言われています。

手足を暖めると、血行が良くなりリラックスした状態になれるからだと言われます。

この頭寒足熱の考え方は、寝るときだけに限りません。
普段、生活をする空間においても頭寒足熱を実行すれば非常に快適な
空間を実現できるのです。

特に冬場においては、エアコンなどで部屋を暖めても頭がボォーッとして、
返って不快な状態に陥るときがあります。
これは寒くなれば寒くなるほど、この状態に陥り安くなります。
そんな時、足元を確認してみてください。

足元が寒くありませんか?
部屋の温度が暖かくても、足元が寒いとこの不快な状態になりやすいのです。


これを経験的に無意識に感じているので、床暖房はとても人気です。
頭寒足熱は人間の存在意識に快適空間を実現できるものとして存在していると
思われます。

ですので、これから新築を考える際に頭寒足熱を意識した、快適空間作りを
意識してみては如何でしょうか。

足元を暖める、あるいは冷やさない方法を考える。
すると、床暖房を取り入れる事だったり、床をしっかり断熱することに
なります。

頭寒を考えると、エアコンはあまり使わない、若しくは上部に設置しないなどの
対策が考えられます。

頭寒足熱を意識する事で、必要な暖冷房方法を見出す事が出来ます。
新しい住空間を頭寒足熱で過ごし易い快適な空間にすることや
そういった提案があるかどうかも選択肢の一つでしょう。

工務店は小回りが利く!?と言う評判

工務店は、比較的小回りが利くと言われています。
これは、工務店の良さを捉えた評判と言えます。

どういう意味かと言いますと、計画段階ではプランの制約が少ないと言う事です。

確かに、材料を大量購入、大量生産しているわけではありませんので、
比較的自由が利きやすいとも言えるでしょう。



しかし、ここは千差万別と言う答えが一番正しいと思われます。

同じ工務店でもほとんど大工さんとその家族で、やっているようなところは
自分の得意な建て方しかやらない(出来ない)ところもありますし、
極力、お客さんの要望を取り入れてやろうと言うところもあります。

工務店は非常に数が多く、様々な特徴を持っていますので、こ
こで一概にこうであるとは言えないとする方が正しいと思います。


私も、注文住宅を建てる方法として「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」と
分けたのですが、もしかしたらこのわけ方にそもそも無理があるかもしれません。

「工務店」には小回りの利くところもあるし、全く融通が利かないところもあります。

ですので、特徴が一律でないことが工務店の特徴と言えるかもしれません。
注文住宅を依頼する場合は、ある意味宝探しのような感覚でいると楽しいでしょう。

ハウスメーカーの牽引力

ハウスメーカーは、比較的大手になると「独自の商品開発」を行っている事がままあります。

元々、大量生産をするためには独自の工法や構法を考える必要があるので、
必然的に「開発」を行っているわけです。

ですので、いわゆる「研究」や「開発」に力を入れる土壌が最初からあるわけです。

良いようにとれば、「向上心」と言えるのですが、それが必ずしも住宅を
購入する側のためであるとは限りません。



多くはより良い住まいのための「研究」や「開発」なのですが、
ここに「経営」や「企業」の要素が加わると、どうも「儲け」の方向に走る感があります。

しかし、これらの大手住宅メーカーが住宅業界の技術面を牽引していることは
間違いないでしょう。

莫大な資金を投資して、新商品を開発しそれを普及型に持っていくわけです。
特に近年ではその開発競争によって住宅全体の性能を上げている事は間違いありません。

何か新しい物を作ろう、開発しようとすると、研究が必要です。
そこに幾らかけるかは企業によって異なるでしょうが、
広い情報収集力と資金力でそれを成し遂げています。
勿論、成し遂げるまでには様々な失敗が発生しているでしょうから、
その分はお金をドブに捨てているとも言えます。



このように、住宅全体の性能のレベルアップを牽引していると言っても過言ではありませんが、
それに必要な費用も住宅購入者は負担している事は間違いありません。

ですので、このような技術革新に対する費用を出す事に抵抗があるのか
無いのかなども判断の一つに入れても良いかもしれません。

ローコスト住宅の坪単価のまやかし


家の価格表示方法で「ローコストな坪単価」という文句がよく使用されていますが、
この「坪単価」には明確な定義がありません。

ですので、どこまでを「坪単価」に含めて表示するかによって、
「坪単価」が大きく異なってきます。

当然、ローコストメーカーのように意図的に
「坪単価」を安く見せることだって可能なのです。

============ ローコストの坪単価に含まれていない可能性のある工事 =============

◇電気・ガス・水道・下水の引き込み・配管工事
◇浄化槽の設置工事
◇仮設電気・仮設水道・仮設トイレ
◇足場や建物養生費用
◇外構工事(庭や植栽などの費用)
◇解体工事(建て替えの場合)
◇残土処分費用(敷地を掘って出た土を捨てる費用)
◇カーテン・エアコン・照明・家具の費用
建築確認申請費
◇地盤調査・敷地調査費用
◇仮住まい・引越費用
◇登記費用・各種税金
◇ローン手数料・保証料
◇地盤改良費用
◇全面道路が狭い場合などの運搬費
◇消費税
◇システムキッチンやユニットバス(これはさすがに稀ですが・・・・)
◇太陽光発電・エコキュート・エコジョーズ・床暖房・エネファーム等の設備
===================================================================

もうお気づきの方も多いと思いますが、ここに掲げた項目は全て
「画一的に決められない金額」で、どのローコストメーカーであっても
敷地条件やお客様の希望により金額が上下するものばかりです。

このような費用に関してはローコストメーカーが提示している「坪単価」に
含まれていない可能性が十分にあるのです。

例えば、
◆電気・ガス・水道・下水の引き込み・配管工事費用
建物の配置やガス・水道・下水の引き込み位置によっては、
配管を長く取らなければならない場合もありますし、そうでない場合もあります。
建物の図面や敷地条件、水道・ガス・下水の引き込み状況も分からないような状態では、
ローコストメーカーも「値段」を出すことなど不可能です。

◆浄化槽の設置工事
下水道が整備されていない地域では必要になりますが、
既に下水道が通っているような地域は不要になります。
ローコストメーカー側も不要かもしれない工事を坪単価には含めません。

◆外構費用
恐らく含まれていません。敷地の大きさや、希望される工事によって、
値段が大きく変わりますので、ローコストメーカーが「坪単価」に含めることは難しいのです。

◆カーテン・エアコン・照明・家具の費用
お施主様の希望や条件によって値段が大きく変化しますので、
当然、含まれていないと考えられます。また、家具については、
今使用しているものを使いまわす場合もあるので、ローコストメーカー側で
値段が決めれないのです。

等々・・・・

言いだせば切りがありません。

ローコストアピールの「坪単価25.8万円~!」
などという広告や宣伝に踊らされないで、しっかりと
「どこまでが坪単価に含まれるのか」を把握するようにしてください。

本当に「ローコストな坪単価」かどうかを見極めてください。


坪単価のからくりについてさらに知りたい方は、こちらもどうぞ。

坪単価を安く見せるカラクリ


注文住宅の坪単価を安く見せるカラクリ


住宅のお考えの皆さんは、一生の買い物ですので、
どうしても値段に目が行きがちです。
そして、注文住宅の場合は「坪単価」と呼ばれる
数字で、値段の比較をしてしまいます。

が、しかし・・・・

広告やインターネットのチラシでも、安い注文住宅の坪単価が
全面に押し出されていますが、商談が進むにつれて

「知らず知らずのうちに注文住宅の坪単価が上がっていた」

という話をよく聞きます。

ここでは、「注文住宅の坪単価を安く見せるカラクリ」をいくつか紹介しますので、
広告やインターネットのチラシに惑わされないよう、本当の注文住宅の坪単価
を見極めれる知識を養ってください。



坪単価を安く見せるカラクリ

※↑タイトルをクリックすると別ウィンドウで表示されます。

良い工務店と、悪い工務店の差

工務店に依頼する場合に注意が必要な事は、良い工務店と悪い工務店との差が激しい事です。

ですので、選ぶ際には慎重に選択をする必要があります。

大手ハウスメーカーと呼ばれる中にも「工務店」の名のまま大手となった会社も存在します。
ですので、必ずしも地域密着とは言い難いですが、中小の工務店は
比較的地域に根ざした展開をしているところが多くなります。



中には、今でも伝統的な建て方を継承し家作りを行っているところも存在します。
このように、地域の風土や習慣から生まれたいわゆる「伝統建築」を行っている工務店は、
人の価値観によって良し悪しがありますが、その価値の分かる人間が居続ける限りは
絶えないと思われます。

個人的にはそのような伝統建築の家に「住んでみたい」気持ちもありますが、
正直なところずっと住み続けられるかどうか疑問です。
(如何せん、気候風土を活かした伝統建築が今でも残っている地域に住んだ事が
ないので・・・)
ただ、日本の文化としては未来永劫残しておきたいと言う希望があります。


また、最新の住宅建築をとても熱心に勉強され、それを活かして住宅を建築されている
工務店も存在します。そのようなところは、経営をされている方のお話を伺えば
直にその感触を得ることができます。
人に伝えたいと言う想いがにじみ出ているからです。

これらとは逆に、とても真面目に住宅を建てようとは考えていないであろう
工務店も確かに存在します。

また、良い住宅を建てたいとは思っているのでしょうが、
はっきり言って勉強不足の工務店もあります。

「想い」と「思い」は全然違うのです。



この辺は、経営をする人間の姿勢が反映されているのだと考えています。
「良い家を建てよう」とはっきりとした「想い」を描いている事を感じ取れるかどうかが
判断のポイントの一つでしょう。

住宅の断熱性能比較(C値、Q値:ハウスメーカー18社)

◆ 大手16社のQ値、C値ランキング

 

順位 ハウスメーカー Q値(W/㎡・K)
熱損出係数
C値(?/㎡)
隙間相当面積
気密測定の有無
第1位 一条工務店 1.13 0.71
第2位 スウェーデンハウス 1.14 0.73
第3位 東急ホームズ 1.3 2.0
第4位 グランツーユー 1.6 0.99
第5位 三菱地所ホーム 1.6 5.0程度
第6位 ミサワホーム
(木質パネル)
1.8 5.0程度
第7位 住友林業 1.92 5.0程度
第8位 セキスイハイム 2.05 2.0
第9位 住友不動産 2.0 5.0程度
第10位  ダイワハウス 2.33 5.0程度
第11位 エスバイエル 2.63 3.7
第12位 積水ハウス
旭化成へーベルハウス
パナホーム
三井ホーム          
東日本ハウス
トヨタホーム
2.7
次世代省エネ基準
5.0程度
次世代省エネ基準
第13位 タマホーム
<免責事項>
*2009年11月のハウスメーカーHPの記載数値を参照(代表的な商品)しており、実際とは異なる可能性があります。
*あくまでハウスメーカーの標準仕様を記載していますので、オプション対応で数値が変わる可能性があります。
*C値の違いによる熱損出を換気回数0.5回と仮定、記載が無い場合、5.0程度と仮定して簡易計算をしています。
*Q値は間取りや使用する材料によって、C値は施工精度によって変わります。
*この他にも熱橋や結露などこれらの数値には表れない細かい検討すべき事項や、
  計算に用いるプログラムにより結果が異なる 場合もあります。

高気密・高断熱住宅がもたらす恩恵は→こちら

大手住宅メーカーの断熱性能をC値とQ値という共通で使われる指標で比較しました。
このページは、ハウスメーカーが公表している住宅の断熱性・気密性指標
(Q値、C値)を比較することにより作成しています。

この比較により、

どのハウスメーカーが断熱性能が良い住宅を建てているのか?
どのハウスメーカーが「省エネ」になる住宅を建てているのか?
どのハウスメーカーが「省CO2」になる住宅を建てているのか?

の一つの指標としてみることができます。



◆ ところで、C値、Q値ってなに?

◇ Q値(W/㎡・K)・・・熱損出係数

室内と外との温度差が1度ある時、家全体から逃げる熱量(ワット)を床面積(平方メートル)で割った数値。

値が小さいほど暖房した熱や冷房した冷気を外に逃がしにくくなるので、
省エネで快適な家(住宅の断熱性能が高い)になる!ということです。

家の中の温度差をなくしてヒートショックを防ぎたい!という方や、
冬の寒さからくる足腰の痛みをどうにかしたい・・・といった方は、
Q値の高い家の方が、暖冷房にかかる費用を抑えることができますので、
月の出費を抑えて快適な生活が送れます。


では、どの程度光熱費が違うのか・・・
それもQ値を比較することで簡単に計算することができます。

厳密にいうと少し違いますが、Q値と暖冷房にかかるエネルギーは比例します。

たとえば、次世代省エネ基準を100とすると、1.13の一条工務店は、約42となります。
どういう計算をしたかというと、
2.7 : 1.13 = 100 : ?
という算数です。
これに電気の単価を入れると、光熱費の比較にもなります。
100kWの電気代は、2,400円。(24円/kWとすると)
それが、42kWに下がるので、電気代が約1,000円になるということです。

つまり、Q値が小さい住宅ほど、
「冷暖房の高熱費が安くなる」
「必要なエネルギーが小さくなるので冷暖房機器が少なくてすみ、イニシャルコストが下がる」
「家の中の温度差が小さくなる」
などのメリットがあるのです。


◇ C値(?/㎡)・・・隙間相当面積

施工の結果、建物にどれだけの隙間があるかを表し、気密性能を示す指標。

C値が小さいほど、住宅の隙間が少ないので、隙間からの熱の出入りが少なく、
断熱性能の高い家になる!

隙間の無い家なんて・・・といった方も多いと思います。
ただ、今の家の場合、計画されていない隙間は、壁の中で結露が生じる原因になることもあり
かえって家を悪くすることも考えられます。
隙間風が吹き抜ける中で暖房して生活することを納得できればいいのですが、
そういった方も少ないと思います。
気密住宅は、窓を開けたらいけない!という訳ではありません。
窓から入る風を上手に活かした間取りなども併せて考えれば、さらに省エネで快適な生活が
できることでしょう。


高気密・高断熱住宅がもたらす恩恵は→こちら

◆ 断熱性能の比較は、営業の方の話ではなく、C値やQ値で!

ハウスメーカーが建てている住宅の断熱性能を比較するときに必要な判断材料は、
「住宅営業の話」でもなければ、「住宅展示場や体験館等においてある比較サンプル」でなく、
住宅の断熱性能にかかわる指標(C値、Q値)の方が確実です。

各メーカーは、

「弊社のガラスはLOW-Eガラスで、他のハウスメーカーと比較すると、住宅の断熱性能が上です!」

「弊社の外壁はグラスウールが何ミリで、他のハウスメーカーの家と比較すると住宅の断熱性能が・」

「弊社の床断熱材はウレタンを使用しており、他のハウスメーカー家と比較すると住宅の断熱・・」


というようなハウスメーカーの自社アピールがなされていますが、
住宅の断熱性能をきっちりとした数値(Q値,C値)で表すことが出来ます。

ハウスメーカーの比較検討の際には
それをそのまま利用すれば、より簡単な住宅の断熱性能の比較ができます。


自社商品に洗脳された営業の話より、はるかに客観的で、
公平な住宅の断熱性能の評価をすることができます。


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◆ セールストークに惑わされないで!

間違っても、次に挙げるようなハウスメーカー営業マンのセールストークには惑わされることなく、
どのハウスメーカーが一番断熱性能の良い住宅を建てているかをご自身で見極めてください。



================== ハウスメーカー営業の「?」な売り込み! ==================


◇ 「弊社の住宅は、断熱性能の高いALCパネルを用いていますので・・・・」

ALCパネル(へーベル板)は、断熱材ではありません。

確かに、鉄やコンクリートに比べると熱を伝えにくく、
サイディングやモルタル等の外壁と比較すると、断熱性が若干良い住宅を建てれる特徴は
あります。
しかし、ALCは一般的な住宅の断熱材(グラスウールやロックウール)と
比較すると約10倍ほど熱を伝えやすい材料ですので、断熱材ではないのです。

また、このような局部的な話に目を向けるだけではなく、あくまで住宅の断熱性能を表す数値
(C値、Q値)でも比較してみましょう。

◇ 「木は鉄やコンクリートよりも断熱性能が高いので、暖かい住宅を作りやすい・・・」

これも局部的な話です。確かに、鉄やコンクリートに比べると、木材は熱を伝えにくく、
断熱性能の高い住宅を作りやすいのですが、木材そのものは断熱材とはなりません。

住宅の断熱性能は、床・壁・天井等に使用される断熱材や、窓の断熱性能、住宅の隙間等に
左右されます。
ALCパネル同様、局部的な性能だけではなく、住宅全体の断熱性能を表す数値
(C値、Q値)で比較した方が簡単です。


◇ 「ツーバイフォー工法は他の工法よりも気密性が高いので、住宅の断熱性が高い!」

これはもっともな主張ですが、あくまでそう言う傾向であると言う話。
工法がどうこうよりは、C値という気密性を現す数値でみた方が確実です。

尚、C値は計算でものではなく、あくまで、
施工の良し悪しで決まりますので、測定してみなければ分かりません。

C値が小さい方が、住宅の断熱性能が高いことは確かですが、ランキング表にもある通り、
ツーバイフォー工法を採用しているハウスメーカーが、必ずしもC値が小さいというわけでは
ありません。


◇ 「コンクリートは気密性能がいいので、住宅の断熱性能が高い。」

間違いではありませんが、住宅全体の気密性能(C値)で比較すればいいのです。

また、間違ってもコンクリートは断熱材ではありませんので、誤解しないようにしてください。

因みに、マンションが暖かいのは、外部に面する外壁が少ないことが理由なので、

「コンクリートを採用している」≒「住宅が断熱性が高い」いうことではありません。


◇ 「弊社は外断熱工法でして、内断熱工法(充填)よりも住宅の断熱性能が高く、結露しにくい。」

これも現状わかってきた事実とは違います。住宅の断熱性能を見る上で、外断熱も内断熱も全く関係ありません。

また、内断熱工法で内部結露が生じ易いというのは、材料の構成や施工が悪いからです。

住宅全体の断熱性能を表す数値は、Q値とC値の方が簡単。それを用いてどのハウスメーカーが

住宅の断熱性能が高いかを判断すればいいと思います。


◇「熱交換型の換気システムを導入していますので、住宅の断熱性能が高い・・・・」

これは住宅の断熱性能を示すものではなく、あくまで設備の話。
自社で開発した特殊な設備でも無い限り、
三菱電機やダイキン工業、パナソニック電工、マックス等の設備販売業者から購入するものですので、
極端な話、同じような機器を導入すれば良いわけです。(ただし、仕入れ値は違いますが。)


◇「ウレタンフォーム等の高性能な断熱材を使用していますので、
          グラスウール等を使用しているハウスメーカーと比較すると暖かい住宅になる」


間違ってはいませんが、「厚み」という指標が抜けています。

断熱材単体の性能は断熱材の熱の伝わりやすさと、その「厚み」で決まります。
いくら性能が良くても、薄いものでは暖かい住宅にはなりません。

暖かい住宅の断熱性能を現す数値(C値、Q値)でハウスメーカーを比較する方がいいでしょう。

====================================================================


いかがでしたでしょうか?

一つくらいは、ハウスメーカーの営業に言われた経験があったのではないでしょうか?



正直に言いますと、「営業」の方はその人個人の力量に結構な差があります。

「専門知識が有る人、く無い人」、

「会社に洗脳されて、それを信じ切っている人」、

「敢えて技術的な話に持っていかない人」

など、様々です。


さらに、営業の人は話がうまいので、お客さんは営業さんの話を信用してしまいがちです。

それに比べて、私を含む「技術者」は話が下手な人が多く、話すことも専門的になりがち。

真実を伝えるには技術的な話が必要なのですが、でも、技術的な話は聞く側もうんざりします。

結果、正論を言っているような技術的な話よりも、簡単に説明してくれる営業の人の言っていることの方が、

正しいと思い込んでしまって、正しいことが伝わらないという悪循環が起こります。



ここで、紹介した暖かい家であることを示す二つの指標はそんなに難しい話ではありません。


「C値」と「Q値」

何れも、数字が小さい方が良い! 

断熱性能の高い住宅を作っているという証拠!


これさえ分かれば、おおまかなハウスメーカーの建てる住宅の断熱性能の比較ができます。

「数値だけの単純比較なんてできない」と反論される方もいると思いますが、消費者の方には単純明快でしょう。

住宅の断熱性能を比較するには必要な数値ですので、最大限活用して、判断材料の一つとしてください。

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住宅の大量生産 -コストダウンについて-

家の大量生産は日本発祥!?

ハウスメーカーは、メーカーと言うだけあって「大量生産」を得意としています。
家の工業化が進んでおり、精度高く同じものを大量につくれる工場やシステムを
各ハウスメーカーが確立しています。

これは、世界的に見ると珍しい形態で、住宅を大量生産すると言う発想は
日本発祥の考え方であると言って良いでしょう。

それを裏付けるデータとして、1,000世帯あたり住宅着工戸数を世界各国と比較した
データが出ています。

日本    24.8戸
アメリカ   15.6戸
フランス   12.8戸
イギリス    7.6戸
ドイツ     6.1戸
(住団連 データより)

実にドイツの6倍以上。
先進国の中でも、新設住宅着工戸数を誇る国だと言えます。


大量生産のメリットは?

では、大量生産するとどういうことが起こるのでしょうか。

まず、大量生産は同じ物を沢山生産するわけですから、
仕入れの材料も同じ物を沢山購入することになります。

沢山購入すると言うことは、その分「仕入れ値」の単価も割引が効きやすくなり、
安く手に入れることができます。

メーカーにしてみれば、ここでコストダウンが可能になります。


大量生産 → コストダウン ≠ 安く買える !?

さて、ここでのコストダウンが今度はどのように影響を及ぼすか?
仕入れが安くなれば、そのまま住宅の値段が下がるでしょうか?

必ずしもそうとは言い難いです。


いわゆるローコストメーカーは、一般的にはとても安い(と言われる)価格で
住宅を建てています。このようなところは、大量仕入れなどを利用して
「コストダウン」を実現していると主張します。
これが本当かどうかは、企業ごとに異なるでしょうが一理あります。

しかし、そうでないメーカーも沢山存在します。

つまり、大量生産で材料の仕入れ値が安いと言っても、
注文住宅を依頼する人が買う値段にそれを反映させるかどうかは、
企業の経営の方向性次第であり、

【仕入れ値のコストダウン】=【安い値段で買える】

という訳ではありません。


コストダウンを価格に反映させるかはハウスメーカー次第!

大量生産によって、材料の仕入れ値以外にもコストダウンできるところは沢山あります。
しかし、実際のコストダウンをお客様が買う値段に反映させるかどうかは、
ハウスメーカー次第です。

コストダウンした分を、研究開発費に回そうが、お客様のサービスに回そうが、
社員の給料に回そうが、買い手は文句言えませんし、知る術も無いでしょう。

そして、実際に成長を続ける企業、大きくなり続けている企業は「利益」を
出し続けているわけです。

ですので、必ずしも大量生産が「お値打ち」とは限りません。

ハウスメーカーの特徴の概要

ハウスメーカーは、主に独自色の強い住宅を手がけています。
「メーカー」と言われているだけあって、住宅の「大量生産」を
得意としています。

逆に言うと、大量生産は得意ですが個々の住宅で特徴を出すのが苦手です。
通常は「出来る範囲」が限られていて、そのメーカーにとって特殊な事をしようとすると
「コスト」が高くなりがちです。

ハウスメーカーの中には、「大手」と呼ばれているメーカーがいくつかあり、
住宅産業界の方向性を決めていると言っても過言ではありません。

大手のハウスメーカーは最新の技術を普及型として住宅に取り入れる事を得意とし、
時代の最先端である商品を持っている場合があります。
独自に研究開発部署を持ち、新規商品の開発に取り組んでいることも珍しくありません。
当然、この分コストはあがります。

プレハブ住宅を扱っているのはこの大手ハウスメーカーがほとんどで、
大量生産の象徴とも言える、「工場生産」制を導入しています。

この「工場生産」で住宅の中のどの部分を生産しているかは、企業ごとに変わります。
構造躯体と呼ばれる、住宅の「骨組み」の部分を工場生産しているところもありますし、
「骨組み」を作って、「組み立てる」ところまでを工場生産しているところもあります。

更にもっと進んで、窓や、外壁、内装まで工場で取り付けて大量生産を
行っているメーカーも存在します。

一般的には、大手ハウスメーカーは一つの住宅に関わる人間の数が多い事もあって、
大量生産の割には、コストが高く、この面において「値打ち感」は薄いと言えるでしょう。

楽して注文住宅を手に入れたい場合は、良い選択肢となりえます。

注文住宅|ハウスメーカー・工務店・設計事務所の比較

注文住宅を建てる方法はいくつかあります。
ここでは、代表的な
ハウスメーカー、工務店、設計事務所に
依頼する場合の比較が出来るようにそれぞれの
特徴を挙げていきます。

代表的な特徴のみを挙げています。
注文住宅の依頼先は、どれか一つに選ぶ場合も
ありますし、例えば設計事務所と工務店どちらとも
契約しなければならない場合など様々です。

いずれにせよ、それぞれの特徴をしっかり掴んだ上で
しっかり比較し、注文先を決める事が大切です。

気になる項目をクリックしてください。
※別でウィンドウが開きます。

  1. ハウスメーカーの特徴
  2.  
  3. 設計・施工まで請け負う工務店の特徴
  4. 設計を得意とする建築士事務所の特徴

注文住宅を建てる際に頼れるのは誰か?

住宅を建てることは、一生でも一大イベントと言われています。

それは、個人ではとても大きなお金の負担が掛かるからです。

ほとんどの人は35年に渡るローンを組み、仕事をしている期間まるまるをその返済にあてます。

つまり、生涯年収においてもその支払額が占める割合がとても大きくなるのです。


しかし、だからこそ苦労して手に入ったものの喜びは大きいのでしょう、マイホームを手に入れると言う事を目標としている方も非常に多いです。

しかし、マイホームを手に入れるにはいくつかの落とし穴があります。

まず、一番大きな落とし穴の一つは家を建てる業者を選ぶ時にその落とし穴は存在します。

日本の雇用は、約3人に1人が建築土木関係の仕事をしているとの事です。

この数字を見ても分かるように、家を建てると言うことは多くの人が関わらなければ建たないともいえます。

多くの人が関わると言う事は、それだけ色んな人がいる訳です。

工事の上手い人、下手な人、良い人、悪い人、玉石が混在している訳です。


この中から、自分の夢をかなえてくれる業者を選ばなければいけないわけです。

家電や車であれば、何回か購入しますし、調べれば簡単に自分にあったものや、良し悪しの判断がつくようになります。

しかし、住宅を建てる場合はこうはいきません。

先程も言ったように、沢山の人がかかわるために、一概に良い悪いの区別がつきにくい。

まして、一生に一度できるか出来ないかといわれる買い物だけに、ほとんどド素人の状態です。

この状態で、本当の玄人を見抜くことが簡単に出来るでしょうか?


ほとんどの業者は、建ててくれる人には「良いこと」しか言いません。当然です、営業ですから。

しかし、全てが全て本当とは言い難いです。

こんな時、もしあなたが頼りに出来る人がいたらどうでしょうか?

自分が不安に思うこと、悩んでいること。

自分が知らなかったこと、知っておくべきことを教えてくれる人がいたとしたら。

住宅CMサービス、それは住宅のコンストラクションマネージメントをするサービス。

全く新しく、画期的なシステムで注文住宅の建築のサポートが期待できます。


住宅CMサービス堺・和泉公式サイト
注文住宅を大阪の堺・和泉地域で建てるなら、
『住宅CMサービス堺・和泉』【公式サイト】

地盤で住宅の費用が変わる!?

地盤は住宅を支える重要な部分。

その地盤が弱いと、不同沈下がおこり家が傾くなどの問題が出てきます。
10年以上前に建てられた住宅の多くは、地盤の固さをしっかりと調べずに住宅を建て、
傾くなどの問題が多かったため、現在は、地盤の固さを調査して最適な基礎を
計画しなくてはならなくなりました。

しかし、基礎が頑丈になればなるほど、地盤の改良が必要になるほど、
お金がかかるものです。

固い地盤の場合は通常の「布基礎」や「ベタ基礎」等の基礎が計画されます。
これらの値段と、柔らかい地盤の際に基礎の下に更に鋼管等の杭を打ち込んで
家の基礎を支える計画とでは、数百万円もの費用が変わる場合があります。

基礎の種類は地盤調査調査と言うものの結果を持って計画しますが、
地盤の固さはある程度推察することができますので、
以下の項目をチェックしてみてください。

とりあえず、

土地条件図をみてみよう!

「土地条件図」とは?

土地の地形を分類している地図です。
 
国土地理院のHPで無料で見ることができます。
http://www1.gsi.go.jp/geowww/landcondition/landcondition.html


土地条件図から何を読み取るのか・・・

良好な地盤を推察することができます

良好な地盤は、どの地形なのかは以下を確認してください。

もっとも良い
台地・段丘

良い
自然堤防、砂堆・砂丘、扇状地

つまり、礫(れき)や砂質の土地は固いということです。


では、悪い地形は?

要注意
溺れ谷、旧河道

注意
埋立地、平坦化地(新規分譲地)、後背湿地、溺れ谷

こちらは、腐植土や粘土質で地盤が弱い可能性が高くなります。



現地を歩いてみよう!

土地を買う前は、その土地を何度か訪れることが基本です。
時間や曜日、交通機関を変え、何度か訪問してください。

では

何に注意すべきか?

まず、土地の周辺からわかることを調べましょう。

その土地の前の「道路」はいい指標になります。

・波打っていないか?

道路が波打つのは、軟弱な地盤の可能性大!

・勾配がついている道路で、途中から折れているような現象が出ていないか?

道路が折れるような現象は、造成地によく見られます。
地盤の固さに違いがありますので、
不同沈下を防ぐために、地盤の改良が必要になる場合があります。

・マンホールが浮き上がっているようになっていないか?
マンホールが浮いたのではなく、周りの道路が下がっている可能性があります。
締め固めの不良の可能性か軟弱地盤の可能性があります。

次に、「既存の建物など」も参考になります。

・大きな建物の基礎周りが浮き上がっていないか?

大きな建物は、大抵 杭を打ち込んでから基礎を作り建物を建てます。
そのため、建物の基礎と周辺の道路やコンクリートが割れているような
現象が出ていると、地盤が軟弱な可能性があります。

・隣近所の塀や土留めの目地がまっすぐになっているか?

隣近所の家が傾いている場合は明らかですが、塀や土留めなどの
目地が揃っていない、もしくは、ヒビが入っているなどの現象がある場合は、
軟弱地盤の可能性があります。

・電柱が傾いていないか?
比較的新しい電柱がまっすぐでない場合は、注意が必要です。

地名も参考に!?

参考程度ではありますが、昔の周辺環境から名づけられた地名は地形の推測が可能です。
下に挙げる土地は全て軟弱地盤の可能性の高い地名です。

低湿地
アクダ・アクド、アト、アベ、アワラ、ウダ、エダ、カツタ、
カツマタ、カマタ、クボ、コタ、ゴミ、ゴンダ、タイマ、タクマ、
トダ、トベ、トロ・ドロ、トンダ・ドンダ、ニタ・ニト、ヌカタ、ヌタ、
ノマ、フケ、フダ、ホダ、ミドロ、
ムタ、ヤノ、ヤダ、ヤチ、ヤツ、ヤト、ヤハラ、ヨド
新田干拓地
オキ、カラミ、コウヤ、コモリ、シンザイケ、シンポ、シンヤシキ、タシロ、
チサキ、ナンゲンヤ、
ハダチ、ベッショ、ベフ

砂洲・干潟
イサ、イサゴ、シカ、ス、スカ、テマ、ユサ、ユラ

崩崖
アヅ、アゾ、アボ、ウツ、オシダシ、カケ、カレ、カロ、カンカケ、
クエ、サル、ザレ、ダシ、ツエ、
ナキ、ヌケ、ホキ、ボケ


これらの3項目をチェックして軟弱な地盤の可能性が高くても家が建たない訳ではありません。
もしかしたら、基礎に多額のお金がかかるかもしれないということです。

どうしても・・・という土地であれば、その土地を選んでいいと思いますが、
出来るなら、こういった土地は避ける方が無難でしょう。

軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法

ここで、主に記述する軽量鉄骨工法は、主に大手ハウスメーカーの扱う、
プレハブ住宅に関する記述となります。

◆ 軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法の歴史

軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法の歴史は、まだとても浅いです。
この歴史の始まりは、1959年に大和ハウスが開発した
鉄鋼系プレハブ住宅が「ミゼットハウス」という名前で販売された
のが最初と言えるでしょう。
大きさは6畳の広さのもので、住宅と呼ぶよりは、プレハブの部屋
と言うほうが正しいかもしれません。

これ以降、軽量鉄骨工法を採用するメーカーは工業化住宅として
工場で前もって組み立てられた(プレハブ)材料を住宅の建つ現場で
簡単に組み立てると言う手法をとってきました。
住宅を大量生産するための手法の起源がここにあります。

セキスイハイム では、部屋の形状までを工場で組み上げて、
住宅を建てる現場ではマッチ箱を重ねるかのように組むだけ
となっています。

まだ歴史が50年にも満たない工法ですので、非常に歴史は浅く
果たしてこの先も歴史に刻まれるべき工法かどうなのかを
見極める必要があります。

※特に鉄は錆びるものです。様々な防錆処理を施しているようですが、
 この処理だけで100年と耐えうる鉄があるのでしょうか?
 車にしても防錆処理はしていますが、使用される期間はせいぜい
 10年程度です。
 人工物は必ず劣化します。
 このことを考慮に入れて、なぜそんなに大丈夫と言えるのかを
 確認しましょう。

 (実際は錆びの促進試験などで確認している場合が多く、
 実績とは異なるものです。この試験の結果を信じる、信じないは
 個々の判断になるでしょう。)
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◆ 軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法の構造の特徴

軽量鉄骨とは、厚さが6mm未満の鋼材の事を言います。
軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法は主にこの鋼材を用いた
工法のことです。

大手ハウスメーカーの扱う軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法は
組み立てる現場において、鉄骨で最も構造的に重要で且つ
難しい「溶接」を行わなくて済むような仕組みになっています。

職方の力量に差が出にくい、ボルト締めのみを現場で行うことに
なります。

「溶接」は構造上とても重要な役割を果たしますので、
工場等の機械等で溶接を行ってプレハブする事は、
構造強度のバラツキがなくなりますので、安定した品質が望めます。

この考え方は、現在「溶接」を行わない木造でも取り入れられるようになり、
プレハブ住宅は今や軽量鉄骨工法の専売特許では無くなっています。

軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法では、木造軸組工法と似た部分があり、
ブレースと呼ばれる斜めの材料が構造の要になります。

◆ 軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法の構造の特殊性

現状、日本の法律では軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法で建てる場合、
複雑な計算をする必要があります。

しかし、多くのハウスメーカーは各社ごとに独自の大臣認定などを
取得しており、これらの計算を簡略化することが認められています。
しかし、その内容の詳細に関しては社外秘となっていることが
多いため、一般の消費者がその内容を知ることが出来ません。

軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法で建てる場合は、その構造の安全性の
確かめ方などがブラックボックスになっている事がほとんどのため、
他の第三者が安全性を確かめることは出来ません。
(最近では、住宅を建てるための申請をするためにこれらの資料の
開示が求められる事もあるようです。)

この「独自性」には、目に見えない多くの問題がはらんでおり、
なぜ、公に公開することを義務付けないのかが疑問です。

と、言うのもメンテナンスなどを考慮した場合、将来的にもし仮に
その企業が倒産した場合、建物の構造をいじるようなリフォームが
難しくなります。

どのようにして、構造が計画されているか分からないからです。
と、言う事はもしその企業が潰れると、もう誰もその住宅の構造に手を
つけることが出来なくなってしまうわけです。

ですので、これらのブラックボックスの開示を義務付ける事は
消費者目線で考えると当たり前の事のように感じます。
(どうも、このような点では日本は経済優先、大手企業優先の
 考え方が根強いように思います。他の政策などに関してもそうですが・・・)

決して、大手だから潰れないと言い切れない時代に入っています。
何十年も住む事を見越して、これらの事も考慮しつつ、
自分の住宅に取り入れたい構造、工法を選ぶ必要があるように思います。

◆ 軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法の材料の特徴

ここからは、少しシビアな事が書かれています。
既に、軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法で決めた方、建てている方、
住んでいる方は見ないことをお勧めします。
軽量鉄骨の材料の特徴

鉄筋コンクリート(RC)造

◆ 鉄筋コンクリート(RC)造の歴史

日本で最初の鉄筋コンクリート(RC)造は、
1916年に建てられた、6階建ての集合住宅です。

以降、主に戦後を境に住宅でも鉄筋コンクリート(RC)造が
取り入れられるようになったようです。

特に沖縄においては、鉄筋コンクリート(RC)造が主流の
構造であり、これは戦後のアメリカ軍基地の建設に伴って、
セメント、ガラス、コンクリートが急速に普及したからだと
言われています。
こんなところにもアメリカ軍の影響が出ているのですね。

鉄筋コンクリート(RC)造は日本での歴史はまだそんなに
長くはないと言えます。

◆ 鉄筋コンクリート(RC)造の構造の特徴

鉄筋コンクリート(RC)造の構造的な特徴は、多岐に渡ります。
同じ鉄筋コンクリート(RC)造であっても、プレキャストコンクリート
パネルを使用した工法があったり、いわゆる現場で型枠を組んで
コンクリートを流し込んで成型する方法があったり、様々です。

壁で支える構造や柱や梁で支える構造などがあります。

一般的には鉄筋コンクリート(RC)造は価格が高くなるため、
あまり採用されていないのが実情です。

◆ 鉄筋コンクリート(RC)造の設計上の特徴

鉄筋コンクリート(RC)造は、基本的にあまり形を制限されないため、
間取りの自由度はとても高く、また外形もかなり自由が利きます。
居住性を別にすれば、とてもデザイン的でスタイリッシュなものも
望めます。

◆ 鉄筋コンクリート(RC)造の施工上の特徴

特に、現場で成型するタイプの鉄筋コンクリート(RC)造は
天候の影響を受け易かったり、「鉄筋」と言う材料の設置が
難しかったりして、最も施工が困難なものとなります。
採用される事が少ない第2の理由がここにあります。

◆ 鉄筋コンクリート(RC)造の材料の特徴

鉄筋コンクリート(RC)造は鉄筋とコンクリートと言う2つの
材料を一体化した鉄筋コンクリート(RC)と言うもので成立っています。

この鉄筋コンクリート(RC)はコンクリートの配合次第で、
設計上の耐久年数が決められたり、強度が決められたり、
かなりフレキシブルな材料です。
しかし、先にも述べたように設計上の強度や耐久性を
実現するためには、施工での管理をきちんとする必要があります。

また、鉄筋コンクリート(RC)は最も火災にも強い材料で、
街中でも充分に使用が可能です。

また、鉄筋コンクリート(RC)造は鉄筋コンクリート(RC)が蓄熱材
と言う扱いもできるため、上手く利用することで快適な空間も実現
できます。

ただし、あくまで人工材ですので人体には悪い影響を及ぼす可能性も
指摘されています。鉄筋コンクリート(RC)造で住む人間の寿命は
短いと言われたりしますが、人間の寿命に限っては他の影響も
かなりあるので、本当のところは分かりません。
マウスを使った実験においては、そういう傾向があると言われています。

コストが高く、施工が難しいと言うハンデがありますが、
これらを解決できれば、デザイン的な住宅が望める事でしょう。

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発注者の意向によって、性能も、コストも、デザインも自由になります。
その実現のための「資金調達」も考えなければなりません。
しかし、普通はそのような大きな事業を行なった知識も経験もないでしょう。

『素人』と『玄人』、この立場のこのままでは、
決してWIN-WINの関係を築くことは難しいと考えます。

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重量鉄骨(造)工法

◆ 重量鉄骨(造)工法の歴史

重量鉄骨(造)工法は比較的古くから、大きな建物で採用されています。
住宅には大手ハウスメーカーと言うよりも、地域の工務店などが
採用しているケースがわりと古くからあるようです。

◆ 重量鉄骨(造)工法の構造の特徴

重量鉄骨(造)工法は通常の場合、ラーメン構造と言う形式をとっており、
重量鉄骨重量鉄骨の柱と梁を硬く接合する事によって成っています。

高層の建築物でも使用されることから、その構造的な安全性は
比較的高いと言えます。

住宅で言えば、3階建てで、縦長のような比較的バランスのとりにくい
形状で採用される場合が多くなります。

一般的には、重量鉄骨の値段は高いため住宅では必要でない限り、
あまり採用しません。

◆ 重量鉄骨(造)工法の設計上の特徴

重量鉄骨(造)工法は、広い空間を再現する事が出来るため、間取りの
自由度が高い。
一階を店舗にしたり、倉庫にしたり、駐車場のみのスペースとする場合などに
採用されます。

◆ 重量鉄骨(造)工法の施工上の特徴

重量鉄骨(造)工法の施工上の大きな特徴としては、
住宅を建てる建築現場で「溶接」を行う事です。

柱と梁を結ぶような溶接は、特に重要な箇所なので、
溶接不良などを起こさないように、熟練の職人が
行う事が適切です。
(溶接に関しては、その重要度から溶接を行うための
 資格が設けられているほどです。)

◆ 重量鉄骨(造)工法の材料の特徴

重量鉄骨(造)工法に使われる、重量鉄骨とは厚さ6mm以上の
鋼材の事を言います。

通常の鉄と同じように、錆びによる劣化を如何に防ぐかが課題となります。
また、鉄は高温に弱く、550℃以上の熱にさらされると、急にフニャッと
曲がってしまうため、火災による倒壊が起こらないような対策が
求められます。

また、熱を通し易い性質もあるため、外の暑さ、寒さが鉄骨を伝って
伝わってしまう、熱橋と呼ばれる熱的な弱点も持っているので、
ここにおいても対策が必要です。

軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法の材料の特徴

◆ 軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法の材料の特徴

軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法に使用される、材料のとしては、
主に軽量鉄骨が使用されます。

軽量鉄骨は、厚さが6mm未満の鋼材の事を言うのですが、
基本的な性質としては、通常の鉄と同じと考えて問題無いでしょう。

【劣化について】
軽量鉄骨は強度としては、作られた当初は高いのですし、構造計算も
一般的にはしっかりしますので、問題ないでしょう。
しかし、将来的には人工材ですので必ず劣化します。
劣化による、構造安全性は必ず確認しましょう。

【錆びについて】
これも、劣化に大きく関係するのですが、
軽量鉄骨は鉄なので必ず錆びます。
防錆処理をどうしているのか、その耐久性についても
確認が必要です。

【火事に対する対処】
鉄は熱に弱いです。軽量鉄骨も同じです。
一般的には木造の方が、火事に弱いと考えられているようですが、
木はある程度燃えて炭化すると、それ以上は燃えなくなり、
構造の躯体自体が崩れる事はあまりありません。

一方、鉄は燃えないのですが、熱が550度を超えてくると急に
弱くなり、フニャッと潰れてしまいます。
火事のような高温では一発で潰れてしまいます。

ですので、火事によるリスクは鉄を使う工法の場合は高いと言えます。
(なぜか、法律では逆の解釈になっていますが、これは明らかに
 法律が間違っています。)

【家の中への熱の通し易さ】
鉄は熱を伝え易い物質でもあります。軽量鉄骨でも同じです。
ですので、夏の暑い、冬の寒いを家の中に伝え易い物質です。

熱橋と呼ばれる、温熱的弱点をもっていますので、
どのように克服しているかを確認する必要があります。

あるメーカーなどでは、外断熱を採用する事で
その弱点をカバーしようとしているようですが、
それにはある程度の断熱材の厚みが必要です。

以下の表でも分かりますが、軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法を
採用しているメーカーは軒並み順位が低いのもそのせいです。
各ハウスメーカーの住宅の断熱性能ランキング

このように、軽量鉄骨が住宅に適した材料かと言うと 「?」です。
大きな建物の場合ですと、強度が必要ですので
鉄骨などの材料は重宝されます。
しかし、住宅などの軽い建物で軽量鉄骨が必要かどうかは
甚だ疑問です。

現代の技術を活かせば、充分に大きな地震に耐えうる木造住宅を
建てることも可能ですので、個人的には軽量鉄骨は短所ばかりが
目立つように思います。

木造軸組工法(在来工法)とは

◆ 木造軸組工法(在来工法)の歴史
木造軸組工法(在来工法)は、日本の伝統的な建方に最も強く影響を受けている工法です。

昔の建て方では、筋交いと呼ばれる斜めの材料を入れることはありませんでした。
昔は太い木材を大量に使う事で、丈夫な建物としていたのです。

しかし、戦後のものが無い時代に太い木材を得ることが難しくなり、筋交いと呼ばれる斜めの材料を入れることで、
今までのような太い材料を使わなくても良いようにしたのです。

この辺りから、現代の木造軸組工法(在来工法)に近くなってきました。

最近になって、更に柱や梁と呼ばれる部分の接合部に金物を使って強度を増すようになり、
いわゆる現代の木造軸組工法(在来工法)が確立されたと言えます。

木造軸組工法(在来工法)は日本で最も多く採用されている工法で、日本の伝統的な工法です。

今日では、木造軸組工法(在来工法)から派生して様々に工夫が凝らされた工法が沢山産み出されてきています。
自分が気に入った工法がどんな特徴があるのか。
普通の木造軸組工法(在来工法)とどこが違うのかを把握する事も重要です。

◆ 木造軸組工法(在来工法)の構造の特徴

木造軸組工法(在来工法)は、柱、梁と呼ばれる材料で
木造軸組工法組み上げていく事が基本となっています。

これを軸組みと呼び、主にこれらの材料で地震や台風などに
耐える構造となっています。

上記でもありましたが、現代の木造軸組工法(在来工法)では、
筋交い(右の図のKの材料)やこれらをつなぎとめる金物も重要な構造の要素と
なっています。

以前程ではありませんが、これらの筋交いや金物が抜けていることが多く、いわゆる欠陥住宅として取り上げられることもあります。

木造軸組工法(在来工法)は日本で最も採用されている工法ですので、施工者の良し悪しの差が大きい事も要因です。

また、筋交いの代わりに合板を取り付けることで、構造の要素
としている場合もあり、以前よりもまして構造用の材料として
選ぶ選択肢が増えて来ています。

また、木造軸組工法(在来工法)は2階建てまでの場合は
法律に定められた仕様の範囲であれば、複雑な計算は
必要でなく、簡単な計算によって構造を計画する事が可能です。

◆ 木造軸組工法(在来工法)の設計上の特徴

比較的、間取りの制限は受けにくいのですが、立体的に複雑な構造にすると
先程紹介した法律で出来る範疇を越えてしまう可能性が高く、極端に計画や施工が難しくなるので、
立体的に複雑なものを望む場合は注意が必要です。


また、木造軸組工法(在来工法)の場合は間取りの変更を伴うリフォームが比較的行い易い構造になるので、
将来的にどんなリフォームの可能性があるかを考えて計画をしておくと、より長く住めるように出来ます。

◆ 木造軸組工法(在来工法)施工上の特徴

先にも述べましたが、近年の木造軸組工法(在来工法)では、柱や梁、筋交いなどを接合する金物が
重要になってきています。

この金物は使う箇所によっても異なっていたり、取り付け箇所が多いせいがあるのでしょうか、
抜けていたり、間違っている事が今までは多かったのです。

近年では、法整備も進みこれらの施工不備は大分減少しましたが、こういった事が
当たり前に確認されているかどうかを確かめる事も必要です。

また、筋交いも重要な構成要素となっていますので、これらに抜けが無いかなどの確認も行われる事が重要です。

木造軸組工法(在来工法)は日本で最も採用されている工法ですので、施工者の良し悪しの差が大きい事も
要因です。

軸組みを組み上げてから、屋根が掛かって雨が防げるようになるまでの期間が他の工法と比べて、
比較的早いほうなので、雨に濡れて、乾かしたりするタイムロスや、余計な心配事が掛からなくて住む事は
好材料です。

また、以前までは材料同士を接合するために柱や梁の端の形を接合用の形状に削る事を、
実際に建てる現場で行っていました。

しかし、これはその材料を削る大工の力量によって良し悪しが大きく違ったため、現在ではこの部分を
工場加工(プレカット)としていることが一般的です。

このようにすることで、接合部分の強度のバラツキを防ぎ、人の腕の良し悪しの差を無くす方向になっています。

◆ 木造軸組工法(在来工法)材料の特徴

無垢材と集成材の違い


◆ 木造軸組工法(在来工法)で建築できるハウスメーカー

以下のハウスメーカーでは、木造軸組工法で建てることができます。




◆  木造軸組工法(在来工法)の新工法


ツーバイフォー工法とは

◆ ツーバイフォーの歴史

ツーバーフォー工法は俗称で、正式には「枠組み壁工法」と呼びます。

ツーバイフォー工法は、アメリカの開拓時代に考案された工法です。

この時代は、誰もが簡単に家を建てられる必要があったため、決まった大きさの材料を組み合わせて、
釘で留めるだけのこのツーバイフォー工法が普及したのです。

現在の1階と2階を構造的に切り離した工法に落ち着いたのもこの時期です。
また、この時期に金物も併用した工法となっていきました。


日本では、明治頃から北海道にこの工法が伝わり、住宅としては明治末期から輸入され始めました。
今のツーバイフォー工法と呼ばれ始めたのは、技術基準が定められた昭和49年頃からです。

つまり、ツーバイフォー工法の歴史は非常に浅いのです。


◆ ツーバイフォーの構造の特徴

ツーバイフォー工法は、2インチ×4インチの大きさの材料を基準として、
規格の大きさ数種類の組み合わせで、家の骨組みを構成します。

材料の種類は以下です。
・204(38mm×89mm) ツーバイフォー
206(38mm×140mm) ツーバイシックス
208(38mm×184mm) ツーバイエイト
210(38mm×235mm) ツーバイテン
212(38mm×286mm) ツーバートゥエルブ
404(89mm×89mm) フォーバイフォー
の6種類と構造用合板だけであり
これらの大きさが世界共通となっているため、材料の大幅なコストダウンが出来ます。

また、基本的には材料と材料を釘で留めて構成するために、比較的作業者(大工)の力量に左右されにくい
工法となっています。

木を使う工法なので、木造住宅ではありますが、一般的な木造軸組み工法とは違って柱で家を支えるわけではなく、主に壁で支える工法です。

右図のように、ツーバイフォーは壁を合板で覆ってしまう工法なので、比較的「揺れにくい」工法と言えます。
ツーバイフォー


◆ ツーバイフォーの設計上の特徴

ツーバイフォー工法は、安全上の理由から法律で定められた設計上の
制約が多いため、木造軸組み工法より、間取りなどが制約されやすい
工法です。


◆ ツーバイフォーの施工上の特徴

ツーバイフォーは主に釘と金物で材料と留めつける工法です。
これらの釘は全て使用する大きさや間隔などが決められています。
ですので、比較的腕の良し悪しの差が出にくい工法です。

また、大きな特徴の一つとして構造材を組み上げるのに
日数が掛かります。
この間に雨が降ると、乾くまでに時間がかかりトラブルになる
場合がよくあります。

ミサワホームやエスバイエルなど大手ハウスメーカーでは、
この欠点を克服するために独自に開発した工法を
採用してるところもあります。


◆ ツーバイフォーの欠点

この内容は、ツーバイフォーの欠点をかなりリアルに表現しています。
既に、ツーバイフォーで建てている方、ツーバイフォーに決めている方は
ご覧にならないことをお勧めします。

ツーバイフォーの欠点


◆ ツーバイフォーで建てることができるハウスメーカー
 

 

ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリックとは

◆ ハウス・オブ・ザ・イヤーの概要

ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリックとは、
住宅における省エネルギーの必要性が社会的に叫ばれ始めた
事をきっかけに創設された、省エネルギー性の高い住宅の
評価と、その普及性に対して送られる賞。

(財)日本地域開発センターが主催する。

◆ ハウス・オブ・ザ・イヤーの特徴
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリックの大きな特徴は

・住宅の普及性に目を向けた事
 省エネルギーは、普及して初めて効果があると言う観点から、
 今まで、単体の住宅に主に目を向けて賞を決めていたものとは
 異なり、その普及性にも目を向けた。

・同一の間取りで比較
 省エネルギー性を比較するために、同一の間取りでの性能比較を
 行っていて、かなり公平性が重視された賞。

・住宅設備も選考対象
 ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリックの名前にもあるように
 エレクトリック、つまり住宅の設備も対象としてる。
 これは、住宅自体の性能だけでは住宅全体の省エネルギー性は
 評価できないとの観点から設備も対称としている。

◆ ハウス・オブ・ザ・イヤーの選考基準
視点1: 外皮と設備を一体として評価した場合のエネルギー効率値
定められた仕様条件の下で、暖冷房・換気・給湯、照明用エネルギーの消費量を算定し、省エネルギー性能値を評価(太陽光発電、太陽熱給湯の効果も考慮)
省エネルギー性能の計算方法については、政府が定めた「住宅事業主の判断基準で用いられた計算方法に準じることとします。(詳細は、別途応募要領」にて公表)
視点2: トータルな省エネルギー性能向上のための工夫と先進性(数値で表現できない取組等)
設備・外皮設計等における工夫、空間設計の工夫、住まい方への提案(販売時、居住時)等
視点3: 他の性能と省エネルギー性とのバランス・連携

快適性、安全性、耐久性、利便性、品質保証等とのバランス連携 等

視点4: 応募した省エネ住宅の普及に関わる取組

コストパフォーマンス、省エネ住宅供給実績(数、割合)、その他普及努力 等

※2009年度現在

 上記表は、(財)日本地域開発センターより抜粋した。
【解説】
 視点1:要はその住宅の断熱性能や暖冷房・換気・給湯・照明に必要なエネルギーを
      評価するから計算しなさいと言う事。
 視点2:住まい手の住み易さや、工事中のミスなどを防ぐ工夫とか、良いアイデアを提案
      しなさいと言う事。
 視点4:普及するために、どれだけ安くできて、省エネルギー性が高いものが出来るのか。
      また、普及させるための工夫が他にあるか、提案しなさいと言う事。

 

高気密・高断熱住宅がもたらす恩恵

最近流行の高気密・高断熱住宅。
これらがもたらす恩恵は様々です。

みなさんはこの高気密・高断熱住宅をご存知でしょうか?

高気密・高断熱住宅は簡単に言うと、家の中で快適に過ごすために
外の暑さ・寒さに影響されにくくした住宅のことです。

ヨーロッパの寒い地域では、特別に「高気密・高断熱住宅」と言わずとも、
普通の住宅がかなり高断熱な住宅になっています。

寒い地域では家の中を暖かくすることが必須条件になっていて、
イギリスやオランダでは居室が18度を下回るような住宅は、改善命令
下されるそうです。

これは、最近の研究で徐々にその因果関係が明らかになりだしたのですが、
家で暖かく過ごせるようにすることで、「寒さ」が人体に与える悪影響を
防ぐ事が出来るからです。

実際に、寒い家から暖かく過ごせる家に変わった人は「以前より病気の症状が和らいだ」
という割合が多いという報告もあります。
更に断熱性能が高い住宅であればあるほど、この割合が顕著になるようです。

また、日本の現状の室内の状況は冬になれば当然18度を下回る住宅が多く、
家の中でのヒートショックによる死亡者の数も交通事故により亡くなる人の数より多いそうです。

ヒートショックに関する詳しい解説はこち

この状況を、ヨーロッパなどの省エネ住宅先進国に報告すると、
とても「笑いものにされる」そうです。

「トイレの中でなんて、死にたくない!」

と、言われたりするようで

「日本人は寒いのが好きなのか?」

とも言われるそうです。

参考までに、浴室での死亡についてです。

bath_dekishi1.gif bath_dekishi.gif

家の中が寒いと言う事を今までは我慢で凌いできた文化のようなものが
日本にはありますが、折角新しく家を建てるのであれば、
このようなリスクの少ない家にすることは如何でしょうか?

ヒートショックに関する詳しい解説はこち
医療費の推移とメタボ検診と住まいについてはこちら

ヒートショックと住まいの関係

ヒートショックとは、急激な温度変化が体に及ぼす影響のことです。

暖かいところから急に寒いところへ行くと温度の変化によって、血管が縮まります。
これによって、血管内に急な圧力がかかり、循環器と呼ばれる心臓や脳などに
負担を与えるのです。

つまり、暖かいところから寒いところへ移動する際は必ず体に負担(ヒートショック)を
かけている訳です。

近年、このヒートショックによる死亡者の数は交通事故者数よりも多いと言われています。
つまり、家の中での死亡事故が多いわけです。
bath_dekishi1.gif 平成19年度、東京ガス都市生活研究所の推計によると、
ヒートショックで亡くなった人の数は全国で毎年14,000人だそうです。
交通事故死者数は全国で5,743人ですので、約2.4倍。

如何に、ヒートショックで亡くなると言う事が、頻繁に起こっているかがわかります。

以下のグラフは、厚生労働省が出している、季節別の循環器系疾患の割合が
見て取れます。(平成16年 人口動態統計特殊報告)
これを見ると、ヒートショックによる冬場での疾患が如何に多いかが分かります。


junnkannki.gif
諸外国でも冬場に疾患に陥る割合は多くなるのですが、
冬場の家の中の急激な温度変化がこれらのヒートショックに起因していると言えます。

このようなことを防ぐためには、家の中において温度差の少ない状況を生み出すことが
一つのヒートショックに対する防衛策と言えます。

日本よりも、高気密高断熱化が進んでいる諸外国と比較すると、
以下のようなグラフの違いが何故起こるかが分かります。

bath_dekishi.gif
温度の急激な変化によるヒートショックを無くすために、浴室を暖かくする方法も一つ
なのですが、家自体を断熱化して、そもそもの部屋間の温度差を小さくする事こそが
根本的な解決策となりうると言えます。

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医療費の推移とメタボ検診と住まい


皆さん、メタボ検診していますか?
メタボ検診が義務付けられましたが、なぜ突然に国はメタボ検診を言い出したのでしょう?

メタボ検診にまつわるお話と、住まいの関係性についてのお話です。

上記の表は、国民一人当たりの医療費の推移です。
見てのとおり、医療費は年々増加傾向にあります。
そして、不景気もあり、国民の所得が停滞状況の推移を示す中、
所得に対する医療費の割合も増加の推移を示しています。

このことから、国は国民の「医療費」の負担を軽減させるために
メタボ検診を始めたのです。

要は、病気になる前の予防策としてメタボ検診を始めました。
しかし、この高い医療費の対策として打てる策はメタボ検診だけなのでしょうか?

本来、国は他にも策があることを分かっています。
それは、メタボ検診は『生活習慣の改善』ために行っています。
もう一つ出来る、対策。

それは、『生活環境の改善』 です。

生活環境の改善が医療費の軽減の対策になっている事を充分承知しています。
しかし、なぜ国がそれを表立って言わないのか??

医療費の増加の問題を扱うのは厚生省。
『生活習慣の改善』を担当できるのは、厚生省
『生活環境の改善』を担当できるのは、国交省。

と、言う事で縦割りの構図がどうやら悪影響を及ぼしているようです。

医療費の軽減をしたいなら、生活環境にも気を使う事が良いでしょう^^)
高気密・高断熱化の副次産物といえます。

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ツーバイフォーの欠点

◆ ツーバイフォーの欠点

欠点【その1】
ツーバイフォーにはいくつかの欠点が内在しています。
その中で、一番大きなものは

「歴史が浅い」

と言う欠点です。
今のツーバイフォー工法が導入されたのは明治の末頃です。

まだ100年も経たないわけです。

北米で生まれた、この工法が日本の気候風土に
合っているのかどうか、結論を出すにはあまりにも
早いと言えます。

特に、釘で材料と材料を留めつける工法ですので、
日本の湿気の多い地域では釘を錆びさせた場合など、
最悪の状況も考えられます。

やり直しが利く部分ではありませんので、この工法を採用する
場合は、特に雨などが掛かった場合は充分に乾かす必要が
あります。

欠点【その2】
ツーバイフォー工法の欠点で大きなものの二つ目は
使用される材料の欠点です。

日本で主に使われる材料はSPF材と言われ、
木としては、かなり柔らかい方の材料に入ります。
その切ったり削ったりのし易さから、ホームセンターなどで
DIY材として売られている程です。

SPF材はマツ科でトウヒ属のスプルース(Spruce)、
マツ属のパイン(Pine)、モミ属のファー(Fir)の頭文字をとって
総称した輸入建築材のことです。
この3種類の木材は強度も見た目もよく似ているため、
「SPF材」がこの樹種のどれになるかは流通具合に応じて変わります。


この材料は、雨に弱く、雨に降られた状態のまま
周りが覆われてしまうと、構造強度が弱くなったり、
腐りの原因にもなりかねませんので、雨に濡れた、水に濡れた場合は
しっかりと乾かす事が重要です。

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太陽光発電のシステムのメーカー比較

title_taiyoukou.jpg

 

今、太陽光発電のシステムを新規で取り付けると補助金や優遇制度が使えるなどから、
設置する方が増えています。

ただ、

「太陽光発電はどんなメーカーのものがあるのか?」

「太陽光発電のシステムを販売する大手メーカーの商品の特徴は?」

など購入する側が知らないことが多いと思います。

せっかく高額な太陽光発電を取り付けするなら、商品の特徴や選び方を知りたい方のための

比較サイトです。


 ◆ 太陽光発電のシステムを販売する大手4社の商品を比較!


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 ↑太陽光発電のシステムを製造する大手4社の比較表です。


上の表を見ると、太陽光発電の特徴を把握することができます。



 ◆ 太陽光発電のシステムを選択するお手伝い!

 太陽光発電は、設置条件によって発電量が変わります

あなたの家にあったメーカーの商品を比較して選んで下さい。

 

  • とにかく、発電効率にこだわる方はこのメーカー!

それなら、サンヨーの太陽光発電をお勧めします。

サンヨーは、太陽電池モジュール単体の発電効率がNo.1!

(大手4社での比較)

   

  • 見た目を重視したい方はこのメーカー!

スレート瓦風の太陽光発電(太陽電池モジュール)がもっとも目立ちません。

そんな商品をラインナップしているのは、下の2社です。

シャープ:平板瓦一体型

京セラ:ヘイバーン (HEYBAN)


ただ、瓦材が制限されたり、商品の価格が高い、温度が上がって発電効率が

落ちることがネックとなります。


屋根置きタイプですと、京セラがもっとも薄く、スタイリッシュです。

 

  • 設置できるスペースが限られている家にお住まいの方は。。。

南に面した屋根が小さい、寄棟となっている

など、太陽光発電(太陽電池モジュール)の取付に制限がある場合は、

2つの選択肢があります。

出来る限り発電量を上げるため、効率の高いメーカーの製品を選ぶ

サンヨー 高い発電効率のため、面積が小さくても発電量が多くなります。

広い面積の太陽光発電(太陽電池モジュール)を取り付ける

シャープ 形状のバリエーションが多いため、設置効率を高めることができます。


  • とにかく価格が安いメーカーがいい方は!

シャープ 他社と比較して圧倒的な安さを実現しています。


  • 売り上げが多いところを選びたい方は!

  シャープ 太陽光発電の先駆者、シャープがもっとも売れています。

 

 ◆ 太陽光発電に関するQ&A


  • Q:太陽光発電の耐用年数はどれくらいですか?

A:各パーツによって耐用年数は異なります。

まず、パワーコンディショナー、インバータなどが10年以上。

天井にのっている太陽電池モジュールは30年以上と言われています。

ただ、まだ普及して年数が経過していませんので、統計データがありません。

故障する可能性があるのは、パワーコンディショナー、インバータなどで、

こちらは交換、もしくは修理しないといけませんが、普及が進むにつれ、

製品の価格も下がってきていますので、修理や交換で現在の購入金額が

必要と言う訳ではありません。


  • Q:太陽光発電を付けるのにどれくらいの費用がかかる?

A:1kWあたり、70万円と言われていますが、

敷地の状況や、新築に設置するのか、既築の住宅に設置するのかによっても変わります。

   

  • Q:太陽光発電のメンテナンスは?

A:基本的には、メンテナンスフリーです。

ただ、10年のメーカー保証を受けようと思うと、有償の定期点検が必要です。

 

  • Q:太陽光発電は実際どれくらい発電できるの?

A:これも設置条件によって異なりますが、

新エネルギー財団の統計データによると、1kWあたり1,000kW/1年間となっています。

つまり、固定価格買い取り制度が始まり48円で売電したら、48,000円/年・kWという計算になります。

ただ、全量買い取りをしてもらえる訳ではないことにご注意を。

日中電気を使えば、その使用した電気は発電した電気から引かれるので、

このまま試算することはできません。。

 

  • 太陽光発電を付けたあとの上手な住まい方

固定価格買取制度が導入された現在は、いかに太陽光発電の売電量を増やすかが、肝です。

発電量は,太陽光発電(太陽電池モジュール)の設置方位、地面との角度(30度が理想)、

周辺の建物の状況や気象条件などによって変化します。

ただ、統計調査から1kW当たり約1000kWh/年の発電量が見込めます。

一般家庭向けの標準的な3kWシステムでは,約3000kWh/年の発電量となります。

電力を使用する量は、4人家族では,月平均280kWhです。つまり,年間3360kWhとなり、

約90%の電気を太陽光発電によって賄うことが出来ます。


これで電気の自給可能という計算にはなりますが、金額に直すと年間約80,000円ということになります。


3kWの太陽光発電のシステムを取付するのに、約2,100,000万円かかりますので、

単純に計算すると、設置にかかった費用を26年の年月をかけて取り返すという計算になってしまいます。

国の補助金だけを使うと考えても、23.5年かかります。


ただ、現在は、固定価格買い取り制度がありますので、

日中の太陽光発電で発電した電力を倍で売ることができれば、15年程度まで短縮できるといったからくりです。

日中の使用電力を抑え、固定価格買い取り制度をフルに生かすようオール電化とし、

さらに、家庭使用電力の1/3を占める給湯をエコキュートなどを駆使すれば、10年~15年という試算も

可能となるでしょう。


窓の結露とは?


冬におこる結露の現象。
寒い中結露で出た水を拭いたりするのは大変です。

結露がおこる仕組みや対策を詳しく解説します!



◆ 窓の結露って?


家の中の水蒸気が冷たい窓にあたって、凝結する現象です。
氷水の入ったコップのまわりに水がつくのと同じ原理です。
 
◆ 家の中の湿度が高くないのに窓が結露するのはどうして? 

「家の中の湿度(相対湿度)が50%しかないのに、窓が結露する」
そんな声をよく聞きます。
50%だと湿度が高くないと感じられる方も多いでしょう。
mado_ketsuro.gif
ただ、この湿度(相対湿度)は
その時の温度によって決まる
ので、同じ50%でも寒いときと暑い時とでは、全く違うのです。

では、冬場に湿度50%で窓の結露を防ぐためには、部屋の中を何℃にしないといけないのでしょう。

右のグラフを見て頂くと分かる通り、
約10℃です。


つまり、50%の湿度の部屋で窓が結露しないためには、窓の表面の温度を10℃以下に下げないようにすればいいのです。

◆ 窓の結露は人や家にどんな影響が?

「毎朝、窓の結露を拭くのが面倒・・・」
でも、窓の結露は、人や家に様々な弊害をもたらします。

・窓のまわりにカビが生えてシックハウス症候群の原因になる
・窓のまわりの柱などの構造材を腐らせる
・さらに熱が逃げやすくなる

◆ 窓の結露を防ぐ!

魔法瓶はなぜ冷たい水を入れても結露しないのでしょう。

魔法瓶は、水を溜める内側と手でもつ外側との間に動かない空気の層があります。
動かない空気は非常に熱を伝えにくいので、魔法瓶の外側は冷たくなりにくくなっています。
そのため、結露しないのです。

つまり家の窓も、2枚のガラスの間に空気の層を作ってあげれば
窓の結露を抑えることができます。


kouka_glass_hikaku.jpg


窓の結露はガラスだけではありません。

アルミ製のサッシもそうです。
アルミは木の1,700倍も熱を伝えやすいのです。
そのため、冬のアルミサッシは外とほとんど同じ温度になっています。

そのアルミサッシを結露させないためには、アルミではない材料に変えるか
アルミサッシのまわりの湿度を低くするかのどちらかです。
ただ、アルミサッシのまわりの湿度を下げることはなかなか難しいため、
アルミでない材料に変える方が現実的でしょう。

家を建てた後で窓を変えるのは非常に大変です。
また、変更工事も非常に高くなります。
家を建てる際にサッシの種類まで選ぶのは難しいかもしれませんが、
出来れば樹脂、もしくは木製のサッシを選びたいものです。


今住んでいる家の結露を防ぐ!

窓ガラスの結露を防ぐためには、ホームセンターなどで売られている
「結露防止シート」や「断熱シート」がお勧めです。
特に梱包用のプチプチシートが最も効果が高いと感じています。

もし、家に梱包用のプチプチシートがありましたら、窓の大きさにカットし、両面テープで貼りつけても
同じ効果が得られますので、是非試して下さい。

また、すこし大がかりになりますが、窓ガラスだけを交換するリフォームや
今あるサッシの室内側もう1枚サッシを取り付けるリフォーム(内窓リフォーム)でも結露を防ぐことができます。

大きな窓がある場合や、見た目を気にされる方は、こちらをお勧めします。
ちなみに、約40坪の家の全ての窓に内窓リフォームをすると約200万円かかります。
ガラス交換だけだと100万円ほどです。
窓の大きさ、数などによって金額が変わりますので、目安とお考えください。


これから新築をご検討の方へのアドバイス

ハウスメーカーのカタログに窓の仕様が書かれていますが、
「いくつも種類があるサッシや窓、いったいどれが性能が高いの・・・?」
と思ってらっしゃる方もいるのではないでしょうか?

簡単に比較できるよう窓とサッシの性能を比較していますので、参考にして下さい。


窓の性能の比較

断熱性能が高いほど結露がしにくいということを念頭に・・・

(断熱性低い)                              (断熱性高い)

シングルガラス < ペアガラス < 複層Low-Eガラス < 真空ガラス

中空層(空気やガスが充填されている部分)は厚い方が断熱性が高い
6mmよりも12mmの方が断熱性は上!

中空層は乾燥空気よりも、アルゴンのような比重の重いガスの方が 断熱性が高い!


サッシの性能比較

(断熱性低い)                        (断熱性高い)

アルミサッシ < アルミ+樹脂複合サッシ < 樹脂サッシ・木製サッシ

となります。

住まいの断熱材の比較


◆ 家に使われる断熱材とは?

断熱材は、家の中の「快適さ」を上げるために、外の寒さ、暑さを家の中に
入れないようにするためのものです。
また、建物の中で暖房や冷房をした熱を外に逃がしにくくする効果が高く、
近年言われる「省エネ」の住宅にするためになくてはならない建築材料となりました。
住宅の断熱性を上げるために使われる断熱材ですが、熱を伝えにくくするために、
材料の中に空気を固定させています。その空気の閉じ込め方で材料が 異なってきます。
エコポイントの申請も始まり、今後ますます注目されてくるでしょうが、少し専門的なお話のようで
なかなかとっつきにくいものだと思います。。

このページでは、新築住宅の断熱方法の種類や、いろいろある断熱材の中から
ご家族の生活スタイルに合ったものを選べるように基礎的な知識を付けてもらうための
様々な情報を示しています。

ハウスメーカーや工務店の言いなりにならないために、少し知識を深めていきましょう!


◆ 壁の外張り断熱と充填断熱の違い

木造や、鉄骨造では、壁の断熱方法は、
以下の2つの方法とそのコンビネーションがあります。

外張り断熱

外張り断熱とは、読んで字のごとく下の図のように、
断熱材を柱や梁などの構造躯体の外側に張りあげる方法です。

  sotobari.jpg

外張り断熱のメリット!

構造躯体を家の中の空間に入れるので、屋外の過酷な環境から守ることができるので、
充填断熱と比較して構造材躯体が長持ちするといわれています。
また、気密がとりやすく(家の隙間を小さくすることができ)断熱材が取り付けやすいため、
施工するときのミスが少なくなります
 

外張り断熱のデメリット・・・

外張り断熱は、構造躯体の外側に断熱材を取り付けますので、
厚い断熱材は取り付けできません。(30mm程度が一般的です)

簡単に言うと、断熱できる限界があるのです。
しかも、その限界は「えっ?この程度?」と言う感じです。

外張り断熱を採用するときの注意点

注意していただきたいのは、雨漏れ等がおきた時を考えると、
湿気を吸いやすい断熱材はお勧めできません。
 

充填断熱

充填断熱とは、柱の間に断熱材を入れる方法です。

  jutendannetsu.jpg 

充填断熱のメリット!

もともと空間となっている柱の間に断熱材を入れるため、
外張り断熱と比較すると厚い断熱材を入れることができます。
また繊維系の断熱材など安価な断熱材を使用することで、
建築コストを抑えることも可能です。
ただ、鉄骨造は構造材が鉄のため、外の寒さを室内に伝えてしまい、
熱逃げや結露などを誘発してしまいます。
また、コンクリート造は躯体の間に断熱材を入れることができませんので、
この方法は採用できません。
 
コンクリート造の場合は、ひと昔前に話題になった、
外断熱、内断熱と言う呼び方をして区別しています。


充填断熱のデメリット・・・

充填断熱は、断熱材と気密の施工面で注意が比較的難しいです。
たとえば、筋交いがある場合、筋交いが断熱性能を落とす原因となります。
というのも、木は断熱材の2.5倍以上熱を通しやすくなっています。
そのため、目標の断熱性能を確保するためには少し工夫が必要で
施工は簡単ではありません。


こちらのページでさらに詳しく紹介しています。



◆ 断熱材の種類は?


大きく分けると、
dannetsu.jpgのサムネール画像 
・グラスウールなどのように微細な繊維の間に
 空気を閉じ込める繊維系の断熱材

・発泡スチロールなどのように細かな独立した
 気泡の中に空気を閉じ込める発泡系の断熱材
 
とがあります。




ここからは、かなりマニアックな内容になります。
どうしても、詳しく知りたい方だけが詠み進める事を
お勧めします・・・


簡単に各ハウスメーカーの断熱性の比較結果を知りたい方はコチラをご覧ください。

住宅の断熱性能比較(C値、Q値:ハウスメーカー18社)
 HOT


 
◆ 具体的な断熱材の種類

断熱材は、繊維系断熱材と発砲プラスティック系断熱材があるということを紹介しました。
では、さらに具体的に断熱材の種類を比較してみましょう。

繊維系断熱材(鉱物系)

グラスウール
   
長所
・グラスウールの原料はガラスと砂のため、プラスティック系断熱材と
 比較して製造エネルギーが小さい
・原料が不燃性であるため、耐火性能が高い
・メンテナンスフリーである
・流通量が多く、他の断熱材と比較すると安価で購入できる
・吸音材としても使用可能
・軽く施工性が高い
・シロアリの被害を受けにくい
 
短所
・脱落などが起きないよう施工に注意する必要がある
・吸湿しないような措置が必要
・直接触るとかゆみなどを伴う

ロックウール

長所
・リサイクル可能な資源として「グリーン購入法」断熱指定商品に認定されている
・原料が不燃性であるため、耐火性能が保持される
・耐水性の高い樹脂バインダーで吸湿対策が施され、安定した性能を維持できる
・流通量が多く、他の断熱材と比較すると安価で購入できる
・吸音材としても使用可能
・軽く施工性が高い
・シロアリの被害を受けにくい
 
短所
・脱落などが起きないよう施工に注意する必要がある
・吸湿しないような措置が必要
・直接触れるとかゆみなどを伴う

【おまけ】良く比較されるグラスウールとの違い
○価格
グラスウールと比較すると少し高い
○性能
グラスウールと比較すると少し高性能
○はっ水性
グラスウールと比較すると少し高い
○耐火性
グラスウールと比較すると少し高い
○吸音性
グラスウールと比較すると少し高い

価格が高い分、グラスウールと比較して性能が少し高いのが特徴です。

   

繊維系断熱材(天然繊維系)

セルロースファイバー

長所
・断熱材が隙間無く施工できる
・湿度を調整してくれる
・専門業者が施工するので、現場ごとの性能の差が小さい
・古紙が原料なので、製造エネルギーが非常に小さい(グラスウールの1/10以下)
・吸音してくれるため、外の音を室内に、室内の音を外に伝えにくい

短所
・グラスウールより値段が高い
・リフォームの際に注意が必要

羊毛

長所
・アレルギーなどの心配は非常に小さい
・湿度を調整してくれる
・吸音効果がある
・製造エネルギーが非常に高い(ただし、輸入品のため輸送にかかるエネルギーは高い)
・劣化しにくい
・シロアリの被害を受けにくい

短所
・高価(ただし、使いまわしが可能)


発泡プラスティック系断熱材

押出法ポリスチレンフォーム (XPS)

長所
・断熱性能が高い(3種の熱伝導率は0.028W/m2K)
・吸湿しにくいため、上棟中などに濡れても性能の低下などをおこしにくい
・カッターなどで容易にカットできるため、施工性が高い
 
短所
・繊維系断熱材と比較すると高価
・EPSと比較すると時間が経過することによる性能低下が大きい

ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS)

長所
・断熱性能が高い(特号の熱伝導率は0.034W/m2K)
・性能低下が小さい
・吸湿しにくいため、雨に濡れても性能低下などをおこしにくい
・カッターなどで容易にカットできるため、施工性が高い

短所
・繊維系断熱材と比較すると高価
・熱に弱い(難燃処理は必須)
・カットすると、粉が舞い掃除が大変
・比較的柔らかいので、傷が付きやすい
   
硬質ウレタンフォーム(ボード)

長所
・断熱性能が高い(2種1号の熱伝導率は0.023W/m2K)
・硬いので衝撃に強い
 
短所
・繊維系断熱材と比較すると高価
・性能低下が大きい(カットするとカット部周辺の性能の低下が著しい)
・硬いため、カッターなどでカットするのが容易ではない。

  
◆ 断熱材の性能を比較するために必要な知識

断熱材の断熱性能は、熱伝導率と、厚さで比較することが重要です。
よく、熱伝導率の低さだけを前面に出してアピールされているところもありますが、
それでは比較するのに十分ではありません。

それはなぜか。
下を読んで、ご自身で断熱材を比較できるようになって下さい。

まず断熱材の性能は、

熱伝導率 λ (ラムダ)
熱抵抗値 R (アール)
で表されます。

熱伝導率とは?
物質における熱の伝わりやすさを表す値で、 その値が小さいほど熱が伝わりにくい
(=断熱性能が良い)材料といえます。

また、熱伝導率は、材料の厚みに関係なくその材質によって決まります

単位は、W/mK で表わされ、材料の両面に1℃の温度差がある時、
1mの厚みの材料の中を、1時間でどの程度の熱量が通過するかを表しています。

熱抵抗値とは?
ある厚みの材料の熱の伝わりにくさを表す値です。

「厚み÷熱伝導率」の計算で求められ、その値が大きいほど熱が伝わりにくい
(=断熱性能が良い)材料ということになります。

つまり、断熱性能を高めるには断熱材を厚くする、または熱伝導率の
小さな断熱材を選ぶことになります。

単位は、 m2・K/W で表わされます。
R(熱抵抗値)=d(厚み)/λ(熱伝導率) によって計算することができます。

まとめると、

断熱材の単体の断熱性能を比較したいときは、熱伝導率。
数字が小さいものほど高性能な断熱材です。

家に使った場合の断熱材の性能を比較したいときは、熱抵抗値。
数字が大きいほど熱が逃げにくい断熱材ということになります。

◆ 今話題のエコポイントについて

エコポイントの申請が平成22年3月8日から開始されました。
新築の場合は、性能表示の断熱性能の等級が4でないといけないという制約がありますが、
リフォームの場合でも、認定された断熱材を決められた体積以上使わないといけないなど
制約が多いです。

詳しくは、こちらのページもご覧ください。
 エコポイントについて知る


これから家を建てるときには、省エネ性能も重要になってきます。
営業トークに惑わされず、ご自身でしっかりと断熱性能を比較ができるようにして下さい。






24時間換気システムを比較しよう

◆ 24時間換気システムは24時間つけないといけないの?

24時間換気システムは、平成14年の建築基準法の改正で設置が義務付けられました。
この法律は、通称「シックハウス法」と呼ばれ、シックハウス症候群の対策のためのものです。
24時間換気システムをつけっぱなしにしておく目的は主には家の中のホルムアルデヒド
濃度を抑えることが目的ではありますが、
この他にも、シックハウス症候群の原因となるVOC(揮発性有機化合物)に対してや、
家の中の空気を清浄に保つことにも効果がありますので、
停止することなく運転するようにしておく事が重要です。



◆ 24時間換気システムで実際どれだけ換気される?

法律では、換気をしなければいけない量が規定されており、一般的な認識としては、
2時間に1回 家の中の空気が入れ替わるような換気システムをつけなければいけないと
知っておけばいいでしょう。

ただ、厳密に言うと、家の中のすべての空気ではなく、
居室と「換気経路となっている非居室※」の空気が入れ替わるように計算されます。
※換気経路となっている非居室
24時間換気システムがどこについているのかを確認すればわかります。
たとえば、居室に屋外の空気取り入れ口があり、
トイレに空気を屋外に吸い出す換気扇が計画されていたとすると、
「トイレ」と、「居室とトイレとをつなぐ廊下」が換気経路となっている
非居室に当たります。
つまり、クローゼットやお風呂などに24時間換気システムの換気扇が
ついていなければ、換気の量を計算するときに算入しなくても
いいことになっています。
余談でした・・・
ventilation_plan.jpg

◆ 24時間換気システムって月どれくらいの電気代がかかるの?


以下の計算を見てください。
24時間換気システムに限らず、どんな電化製品でも、
下の簡単な計算をすれば月の電気代を出すことができます。

電化製品の消費電力の計算方法
消費電力(kW) × 電気単価(円/kW) × 使用時間(時間/1日) × 日数(日)

具体例
たとえば、トータル30Wの第3種の24時間換気システムが
オール電化住宅についていた場合
30/1000 (kW) × 18(円/kW) × 24(時間) × 30(日) ≒ 一月389円

と、言う事で24時間とは言えどそんなに負担になるような金額ではありません。


・1kWは1,000Wなので、まず単位を揃えるために1,000で割りました。
・オール電化の場合の電気単価は、東京電力の2009年のデータを使っています。
・平均18円(もし、オール電化ではない場合は、22円としてください)
・40坪くらいの住宅で、トイレやお風呂などに排気ファンをつけた場合で計算しています。
132.5m2(40坪の家の床面積)×2.6m(天井高さ)×0.5(換気回数)≒172m3/1時間
172m3×60m3/台≒3台 1台の消費電力は約10Wなので、30W
   
電気代ですが、第3種の換気システムが安くなります。
それにハイブリッド式などであればもっと安いです。
第1種のダクト式は電気代は高くなります。
また、熱交換器が入っていると、換気扇のモーターに負荷がかかるので、
さらに高くなります。
熱交換型の換気システムは、電気代だけを考えると、高性能な家に採用しないと
あまり意味がありません。
また、熱交換型とハイブリッド式の換気システムを総合的に判断すると、ハイブリッド式の方が
省エネであると考える専門家も多いのです。

 

◆ 24時間換気システムってどれがいいの?

24時間換気システムといっても、いろいろな種類があります。
まず、24時間換気システムの給気・排気の方法の違いによる種類を列記します。
最近では、よく使われる言葉ですので、是非知っておきましょう!

第1種換気システム
ventilation.jpg
家の中に空気を取り込むものも、室内の空気を捨てるものもファンがついた換気扇を使うシステムです。
この中には、熱交換といった室内と屋外の空気の温度差を小さくするシステムがついたものや、全館空調システムなどがあります。
  
第2種換気システム

家の中の空気取り込み口のみ、換気扇を使うシステムです。
一般的には、住宅では採用されません。
   

第3種換気システム

家の中の空気を排出する側のみ換気扇を使うシステムです。
安く取り付けが可能なため、多くの家で採用されています。
また、ハイブリッド式の換気システムなどもこのシステムになります。



では、24時間換気システムを選ぶ際、どれを選べばいいのか。
項目分けしましたので、参考にしてください。


とにかく運転の電気代が安い24時間換気システムは?

ハイブリッド式がもっとも電気代が安くなります。
「ハイブリッド」最近よく聞く言葉ですが、これは何と何を組み合わせたものなのでしょう?
これは、「モーター」と「温まった空気が上昇する自然の力」を組み合わせたものです。
空気は温まると上昇する性質を持っています。
煙突効果と同じです。
その力を利用して換気をするのがハイブリッド式の特徴で、
電気を使わずに自然の力を補助的に使うため、電気代は少なくてすみます。

でも、一部住宅メーカーでしか採用されていないため、現実的ではないです。

現実的なところでは、
壁に取り付けるタイプの排気ファンだと1台19円/月のランニングコストとなりますので、
それらを組み合わせた24時間換気システムの第3種がもっとも安くなります。
  

快適性が高い24時間換気システムは?

家の中に外の空気をそのまま取り込むと寒さを感じる場合があります。
取り込む空気の温度を上げてあげることができないか・・・
それも電気を使わない方法で・・・
そうやって開発されたのが、熱交換型の換気システムです。

原理を簡単に説明すると、
家の中から捨てられる空気は暖かいです。
それをそのまま捨てるともったいない、そう思いませんか?
そこで、捨てる空気から家の中に取り込む空気の熱を交換させる方法があるのです!
たとえば、外が0℃、家の中が20℃だったとします。
なにもしないと0℃の空気を取り込みますが、捨てる空気から熱を交換することで、
10℃以上も温度を上げることができます。

初期コストが安い24時間換気システムは?】

壁に取り付けるタイプの第3種換気システムが取り付け、機器代がもっとも安くなります。


花粉症の方、幹線道路、線路沿いにお住まいの方に最適な24時間換気システムは?
24時間換気システムでは、家の外の空気を家の中に入れるため、
虫やほこりが入りにくいように、空気をきれいにするためのエアフィルタがついています。
そのフィルターには、Noxという排気ガスに含まれているような非常に細かな粒の
ホコリまで取り除くことができるものや、花粉くらいの大きさのホコリを取り除くことが
できるもの、衣服の繊維くずのような大きさのホコリを取り除けるものなど様々です。
   
参考にエアフィルターを比較してみましょう。

JISに規程されるフィルタの種類
ULPAフィルタ:定格風量で粒径が0.15μmの粒子に対して99.9995%以上の粒子捕集率
HEPAフィルタ:定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率
中性能フィルタ:粒径が5μmより小さいものに対して中程度の粒子捕集力を持つ

雑学
インフルエンザウイルスの粒子の大きさ  0.1μm
杉花粉の粒子の大きさ            30μm
ダニなどのハウスダスト           500μm

製品の中には、Nox対応フィルタや高性能フィルタなどの言い方もありますが、
Nox対応できているフィルタは非常に高性能です。
また、高性能フィルタは、HEPAフィルタのちょっと下と思っていればいいでしょう。

で、本題に戻ります。

細かな粒のホコリが取り除けるエアフィルタほど、空気が通過しづらくなります。
そのため、高性能なフィルタを採用すると、必然的に給気側にもファンが
必要になってきます。
つまり、第1種の換気システムが最適です。
 

シックハウス症候群の対策を知る

1、シックハウス症候群とは

シックハウス症候群は病気としての認定がなされていません。
シックハウス症候群の定義は、「住宅に由来する様々な健康への傷害」の総称であり、
単一の疾患を表す訳ではありません。

それも複合的な要因が考えられるため、化学物質や換気にだけ気を付けておけば
シックハウス症候群にならないという訳ではありません。

シックハウス症候群の主な原因に注意することが基本です。



2、シックハウス症候群の原因


sickhouse.jpgのサムネール画像


化学的な要因
住宅で使われる建材はもとより、家具、カーテン、防虫剤、芳香剤などの
化学物質によってシックハウス症候群を発症する場合があります。

物理的な要因
寒さや暑さ、電磁波、騒音、気圧変化、湿度変化、光などにストレスを感じ、
シックハウス症候群を発症する場合があります。

生物的な要因
花粉、カビ、ダニ、ウイルス、細菌、微生物などによって、シックハウス症候群を
発症する場合があります。

精神的な影響
家を建てる、引っ越しをする、環境の変化などの心理的・肉体的ストレスを
感じることによって、シックハウス症候群を発症する場合があります。

大気・水質汚染の影響
工場や幹線道路、廃棄物の焼却、農薬散布などが原因となりシックハウス症候群を
発症する場合があります。


3、シックハウス症候群の症状

シックハウス症候群には以下のような症状があります。
心当たりはありませんか?

目に出るシックハウス症候群の症状
痛み、かゆみ、涙が出る、充血、チカチカする

呼吸器系に出るシックハウス症候群の症状
せきが出る、くしゃみが出る、喘息(ぜんそく)、痛み、息切れ

に出るシックハウス症候群の症状
鼻水、鼻づまり、鼻血、ニオイに敏感

に出るシックハウス症候群
耳鳴り平衡感覚の異常

食欲に出るシックハウス症候群
食欲不振、吐き気

皮膚に出るシックハウス症候群
アトピー性皮膚炎、じんましん、乾燥、赤み、かゆみ、皮疹

精神・神経に出るシックハウス症候群
疲労感、不眠、頭痛、倦怠感、めまい、眠気、集中力・記憶力の低下、頭痛、
不安、うつ、行動異常
 
末梢神経に出るシックハウス症候群
関節痛、筋肉痛

循環器に出るシックハウス症候群
不整脈、動悸


4、新築時のシックハウス症候群の対策


まず、平成14年の法律改正で新たに規制された内容を紹介します。

・新築時に使う建材の規制

クロルピリホス
使用禁止

ホルムアルデヒド
使用制限
   
・機械式の換気設備の設置が義務化


kanki_system.gif使用する建材によっても異なりますが、
一般的には、「居室」及び「家の中に取り込んだ空気が通過する部屋」の空気が
2時間に1回入れかわるような能力を
持った機械式(ファンをモーター等で動かして強制的に空気を送る方式)の
換気システムを付けないといけなくなりました。



 







法律では、多くの方がシックハウス症候群を発症した大きな原因を規制したことになります。
これによりシックハウス症候群を発症する方を減らすという目標に対しては一定の
成果をあげています。

ただ、これでシックハウス症候群になる方をなくすことまでは出来ていません。

法律でカバーされていない問題1
法律では、どんな条件下でも家の中のホルムアルデヒド濃度は、
100μg/m3未満にしないといけないとなっています。
ただし、それを確認しなくてもよいことになっています。
決められた接着剤や建材を本当に使うかどうかは、各施工者の良心に委ねられています。

解決方法
家の引き渡し前にホルムアルデヒド濃度の測定を依頼しましょう。
基準の濃度未満になっているかを確認して入居すればシックハウス症候群になる
リスクを減らせます。

法律でカバーできていない問題2 
法律で規制がなされたものは、クロルピリホス、ホルムアルデヒドのみです。
接着剤の中に含まれるシンナーなどの原料となるトルエン、キシレン、
エチルベンゼン、スチレンなどの体に悪い影響を与えると考えられている
化学物質全てを規制した訳ではありません。

解決方法
こちらも測定でどれくらいの濃度になっているのか確認できます。
規制はされていませんが、指針値(目標数値)が出されている物質も多いので、
こちらも確認してみると安心です。
→指針値が定められている化学物質はこちらです。


5、シックハウス症候群かな?と思ったら

まずは、医師へ相談して下さい。
ただ、シックハウス症候群かどうかの判断ができる病院は全国でも数か所です。
そのため、専門の医療機関にかかるというのは難しい方も多いでしょう。

シックハウス症候群は一旦発症すると回復するまで時間がかかることが多いです。
ただ、早めに家の中の環境を改善しなければいけません。

下に化学物質を原因としたシックハウス症候群の対策を挙げます。

1、換気の量を増やす
出来る限り窓を開けて換気して下さい。
また、夜や幹線道路沿い、花粉症の季節など窓を開けられない場合は、
トイレやレンジフードなど、普段は停止している換気扇を動かして下さい。
家にいる間動かすことで、家の中の空気をきれいにすることができます。
  
2、ベイクアウトを行う
温度が上がると放散する量が増える化学物質の特性を使い、
建材から出る化学物質を早めに出す方法があります。
家の中の温度を40℃近くまで上げて数時間その状態を維持した後、
窓を開けて換気する、これを数回繰り返すことで化学物質の濃度を強制的に
下げることができます。
但し、建具や内装が急激に乾燥するため、反りや亀裂が生じる場合があります。
そのため、加湿を行いながらベイクアウトすることをお勧めします。

3、普段使うものを見直す
家の中の空気を汚す可能性があるものの使用は控えて下さい。
タバコ、消臭剤、殺虫剤、化粧品、灯油のストーブなど
 
4、定期的な掃除を心がける
ホコリに付着した化学物質を体内に入れないために、定期的な掃除をして下さい。
  

他の原因もあります。

まずは、医師に指示を仰いで下さい。

ホルムアルデヒドの初歩から測定の方法まで


ところで、ホルムアルデヒドとは?


material_illust.jpg ホルムアルデヒドは、フェノール樹脂、尿素樹脂や
パーティクルボード、繊維板、合板などを生産する際の
接着剤の重要な原料として用いられる化学物質です。
それ以外でも、でんぷんのりなどの天然系接着剤の
防腐剤や、身近なところでは、形状記憶シャツにも
利用されています。
 ホルムアルデヒドは、温度が高い程揮発しやすい性質
をもっています。そのため、夏場の室内では、法律で
定められる指針値を超える場合があります。

 ここからは専門家向け
 分子式 HCHO
 無色の気体で、刺激臭をもつ
 ホルムアルデヒドは、一般的な住宅内の
 揮発性有機化合物の放散量が施工後、
 数週間から数ヶ月で当初の1~2割程度に
 減少するのに対し、放散量の減少のスピードが非常に遅いことがわかっている。
 そのため、特にホルムアルデヒドに留意して建材の選定や施工を行う必要がある。


ホルムアルデヒドはなにから出る?

 先に挙げたように、ホルムアルデヒドを含んでいる建材が主な発生源となっています。
 また、たばこ煙や燃焼排気中にもホルムアルデヒドが含まれ、
 大気の中にも0.01ppm前後は存在しますが、シックハウス症候群の主な原因に
 なるほど高濃度ではありません。


ホルムアルデヒドの体への影響は?

 ホルムアルデヒド濃度との関係
 100μg/m3(0.08ppm:23℃の時の換算値) 
  国が定める指針値

 0.4ppm程度(法律で規制される濃度の5倍)
  短時間であっても、目への刺激を感じるなどの人体影響が現れる
  ※個人差があります。

 発がん性
 ホルムアルデヒドに曝されるとがんの原因になる可能性があります。
 鼻咽頭がんが指摘されているようです。
 国際ガン研究機関(IARC)はホルムアルデヒドをグループ1に指定しています。
 

ホルムアルデヒド規制までの歴史

 住宅の気密化が進む
     ↓
 シックハウス症候群を発症する人が増える
     ↓
 ・当時の厚生省(現厚生労働省)の住宅指針検討専門部会化学物質小委員会から
  室内のホルムアルデヒド濃度指針値(0.1mg/m3=0.08ppm)が示される
 ・健康住宅研究会からホルムアルデヒドが優先取組物質に選定される
     ↓
・住宅メーカーや工務店などでもクロス用接着剤のノンホルムタイプへの変更
・F☆☆☆☆・ F☆☆☆といったホルムアルデヒドの放散が少ない建材の使用


ここからは、かなりマニアックな内容です。
特に、気になる方だけがお読みになることをお勧めします。


ホルムアルデヒドの仲間

 ホルムアルデヒドの仲間には分子中に同じアルデヒド基を持つアセトアルデヒドや、
 炭素と酸素の二重結合を持つアセトンなどがあります。
 これらをまとめてカルボニル化合物と呼びます。

 アセトアルデヒド
 平成14年に0.03ppmという指針値が設定されました。
 近年、ホルムアルデヒドの室内濃度が減少傾向にあったのに対し、
 アセトアルデヒドの濃度は上昇傾向にあります。
 アセトアルデヒドは天然成分として乾燥木材からも発生します。
 アセトアルデヒドやアセトンは人体でも生成される化学物質で、
 有識者のあいだでもホルムアルデヒドほどの健康影響はないであろうといわれています。


空気中のホルムアルデヒドの測定の方法

 ホルムアルデヒドを測定する方法はいくつかあります。

 検知管法
  ガラス管の中にホルムアルデヒドと反応して着色する指示薬が入った検知管に
  一定の空気を通して、着色長からホルムアルデヒドの濃度を求める測定の方法
  個人的見解だが、少し高めの濃度が示される場合が多い。

 (高速液体)クロマトグラフ法
  部屋の空気を捕集剤に吸着させ、その吸着された様々な有機化合物を細かく分離して、
  ホルムアルデヒドなどの化合物の量を調べる測定の方法
  もっとも正確に測定する方法のひとつで、空気の補修方法の違いでアクティブ法と
  パッシブ法にわかれる。

  アクティブ法
   捕集剤の中に強制的に空気を通過させて試料を採取する測定の方法。
   (新築の場合の詳しい測定の方法)
   窓開け換気を行う(30分)
     ↓
   窓を全て閉め、5時間以上放置
    ※換気回数が1時間に0.5回の場合
    ※換気計画の中に入っている空間は全て扉を開ける
    ※換気システムは運転
    ※出来る限り生活される状態を維持
    ※生活される方にとっては、家具等の搬入後が望ましい
     ↓
   測定(30分:空気の流量の設定により異なる)
    ※午後2‐3時のもっとも1日で暖かくなる時間の測定が望ましい
    ※原則1箇所2回の測定


  パッシブ法
   捕集剤を測定したい箇所に吊るしておき、試料を採取する測定の方法
   (新築の場合の詳しい測定方法)
    窓開け換気を行う(30分)
      ↓
    窓を全て閉め、5時間以上放置
    ※換気回数が1時間に0.5回の場合
    ※換気計画の中に入っている空間は全て扉を開ける
    ※換気システムは運転
    ※出来る限り生活される状態を維持
    ※生活される方にとっては、家具等の搬入後が望ましい
     ↓
   測定(24時間:最低でも8時間)
    ※午後2‐3時のもっとも1日で暖かくなる時間をまたいだ測定が望ましい

   捕集剤の種類
    たくさんあるので、こちらのページでご確認下さい。
     国土交通省のページ
     http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/hinkaku/090401passivesampler.pdf

 吸光光度法
  ホウ酸溶液の中に室内の空気を通しホルムアルデヒドを捕集する。
  この補修した溶液に、数種の溶液を混合すると赤紫色に発色するため、
  550nm付近の波長で吸光度を測定する方法


 信頼性の高いクロマトグラフ法によるホルムアルデヒドの測定費用は
 年々下がってきています。
 そのため、検知管法との測定費用の差もそれほど大きくないため、
 せっかく測定するのであれば、クロマトグラフ法のアクティブ法やパッシブ法で
 測定を依頼することをお勧めします。

 ホルムアルデヒドを含む室内の化学物質の測定を行う業者は右や下に出ていますので
 興味のある方は、ホルムアルデヒドの測定にかかる費用など確認してみては
 いかがでしょうか?

気密をマスターしよう! ~気密測定とは?~

気密性。

断熱性と並んで最近よく耳にする言葉になってきました。

気密性とは、家の隙間の小ささを表す性能のことです。

では、その気密性は何に関係するのでしょうか。

「家の寿命?」 「住む人の快適さ?」 「住む人の安全?」

上に挙げたこと全てが気密性に関係してきます。

 

気密性と家の寿命の関係

家の隙間が小さいということは、外の空気が家の中に入りにくくなっているということ。

逆にいうと、家の中の空気が外に逃げていきにくいということです。

冬場 家の中の空気は、加湿したり、調理したり、入浴することで、外の空気より温かく水蒸気を

多く持っています。

その水蒸気が隙間から家の壁の中に入ってしまうと、そこで結露する危険性が出てしまいます。

壁内結露と呼ばれる問題です。

その壁内結露は、柱や土台を腐らせ家の寿命を極端に縮めてしまいます。

断熱材が柱の間に入っているような建て方の場合は、家の中の湿気が壁の中に入らないように

シートなどで隙間を埋めるか、もしくは、結露が生じないような断熱材の種類や取り付け方法を

考えないといけません。

断熱した家は気密性もしっかりと考えないといけません。


気密性と住む人の快適さの関係

近年では、住宅に断熱材を入れることが当たり前となってきています。

しかし、いかに断熱材が優れていようと、住宅に隙間風が入る状態であっては、

体感できる温度が上がりません。

これは容易に想像がつくところでしょう。

つまり、家の隙間を小さくし、気密性をあげないと、住宅の断熱材は十分な性能を発揮できず、

冬場の冷え込みは改善されません。


気密性と住む人の安全の関係

家を気密化することの大きな意味として住む人の安全があります。

アルミサッシの普及などで、家の隙間は小さくなりました。

C値でいくと10前後の性能は出ているのではないでしょうか。

この10という数値の意味。

家の中と外で十分な温度差ができる冬では、自然に換気しようとする力が働いて、

空気が淀むようなことは少ないのですが、では、夏場はどうでしょう。

外と中の温度差は5℃もないでしょう。

そして、夏は冬に比べると風も弱い場合が多いのです。仮に風速1mの風が吹いていたら、

C=10の家だと

自然にできる換気の量は、だいたい3~4時間に一度 家全体の空気が入れかわる

くらいです。

今法律で定められているのは、

2時間に一度、家全体の空気が入れかわる換気扇をつけなさい

となっていますので、その約半分しか入れかわらないことになり、家の中の空気は汚れて

しまいます。

つまり、アルミサッシなどを取り付けた家だと、換気扇をつけないと十分な換気ができていないのです。

では、本題です。

気密を確保しないと住む人が安全に過ごせない!?

これは少し大袈裟ですが、換気システムの設置が義務付けられましたが、その換気システムを

どのようなタイプにするかが重要です。

例えば、第3種換気システムという、各室には給気口、トイレや浴室、ホールなどに排気ファンが

取り付けられるタイプですと、気密性を表す数値がC=2以下であっても、給気口から入ってくる

空気は排気する空気の4割弱といった実験結果があります。

家のホールやトイレなど、排気する換気扇がついているところは空気が入れかわっていて、

肝心の居室は空気が澱むということになってしまいます。

これでは、せっかく付けている換気システムの意味が薄れてしまいます。

「気密を確保していないから空気は入れかわっているという考え」や、

「第3種の換気システムでも家の空気は入れかわっているから気密をとらなくても問題ない」

というハウスメーカーや工務店は、住む人の安全を真剣に考えていないと思ってもいいのでは

ないでしょうか。

 

では、

気密を確保するための方法はどのようにすればいいのでしょう。


気密を確保しよう!


まず、気密は住宅の設計段階で気密をとるラインをしっかりと決めなければいけません。

ここら辺は、大手ハウスメーカーでも曖昧になっているところです。

特に気密性能を気にしていない、もしくは、気密測定を行っていないメーカーの場合は特に注意して下さい。

気密をとるラインが決まったら、それが連続させるように気密をとる方法を検討します。

気密シートや、ヒレ付の石膏ボードなどがそれに当たります。

家をすっぽりと覆うようにシートやボードなどを施工することが条件ですが、

ただ、その施工の方法も現場でしっかりと施工できる方法を選択しなければいけません。

例えば、

「気密シートを隙間なく柱に留め付ける」

と書かれていたとします。

一見出来そうな気がしますが、

シートの留めつけに通常タッカーというでっかいホッチキスのようなものを使います。

それでシートと柱の隙間ができなくするのは不可能に近いのは容易に想像できるでしょう。

 

では、気密性を気にして施工する方はどのようにするか。

まず柱に気密性が確保できるクッション材で隙間ができないようにしてからシートを留め付ける

方法をとります。


また、そのシートが石膏ボードのすぐ後ろに施工されていたら、コンセントボックスを取り付けるために

穴を開けなければなりません。

一般的なコンセントボックスはそこが隙間となってしまうため、気密性が確保できるコンセントボックスを

採用すべきです。


気密性はどんなに設計段階で完璧だと思っても、現場で施工する方の腕や丁寧さなどで

大きく変わります。

例えば、30坪の家でC値が2だった場合、その家には約200cm2の隙間があることになります。

はがき1枚程度です。

隙間をはがき1枚にするのか、その半分にするのかだとやはり精度が高い仕事をしないと

ムリだということが分かってもらえるのではないでしょうか。

そして、その隙間を知るためには、測定をするしかありません。

実際に気密測定を行わないとその家の性能ははっきりしないのです。

 

断熱性能は、ある程度計算によって出すことができます。

ただ、気密性は、上にあるように気密測定をしてみないと性能がはっきりしないのです。

 

気密測定について

引き渡し前に気密測定をして引き渡しを受ける場合は、

気密性能を知るということしかできません。

もし、気密性が高い家に住みたいと思って試験をするのであれば、工事が進んでいる間に

「気密測定」を行う事でどれだけ隙間が埋められているかを確認し補修をすることが可能です。

もし、この測定の途中で大きな空気の漏れが見つけることが出来れば

それを防ぐ事で隙間風を少なく出来るからです。

 

気密性を高める事は、決して息苦しい家をつくるのではなく、

家の寿命、住む人の快適さや安全を考えると、とても重要な事なのです。

 

気密測定により目標どおりの気密が取れているかどうかを

確認してみませんか?

 

気密測定は弊社でも行っております。

一般の方からのご依頼をお待ちしております。

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上棟式の祝儀

新築工事が始まると、意外とよく聞かれるのが上棟式の祝儀について。

祝儀の金額は幾らがいいのか?

上棟式のどのタイミングに渡すのか?

など、結構迷う事があるようです。


まず、上棟式ですがそもそも最近では上棟式自体が行われない事も多々あります。
工法によっては上棟そのものの概念が無い物もあります。

地方に行けば、様々な習慣が今でも根強く残っていますので、
上棟式は比較的立派な場合がありますが、
やはり都会に行くにしたがって、上棟式そのものが行われない事がよくあります。

まず、上棟式を行うか、行わないかは地域の習慣を知っておくと良いでしょう。

基本的に、上棟式はその現場を担当する棟梁を労う事が本来の目的ではなく、
神に上棟の安全を願うためのもの、と言う意味だそうです。
上棟式の有無に係わらず、安全を祈願する気持ちは大切ですね。

そして、祝儀。これに関して、上棟式の無い場合は本来の安全を祈願する意味から
出す出さないを決めて良いと思います。もちろん、現場担当などに聞いて決めても
良いでしょうし。
お祝い事と思って祝儀を出すのもありでしょう。

祝儀の金額については、一般的に棟梁が一番多く、後は上棟に応援に来ている大工、
現場監督の順に祝儀の金額が変わるようです。

現場監督の祝儀はせいぜい3千~5千円程度で良いと思われますから、そこから逆算して
決めても良いと思います。

上棟式の習慣が無い限り、あまり妥当な金額と言う物はありません。
そして、良好な人間関係を築くのであれば、
祝儀に頼るのではなく、なるべく人としてのコミュニケーションをとる事が大切でしょう。

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